「スターガール」を読んで、ジェリースピネッリがとっても好きになったので、
この「ハッピーボーイ」を見つけるとすぐに買ってしまいました。
翻訳者さんもとても素晴らしいんだと思います。
言葉がひとつひとつきれいなんです。
きらきら、ふわふわした不思議な感じで、一気に読み終わってしまいました。
そしてなぜだか涙が止まりませんでした。
原書も絶対読もうと思います。
あんなに一生懸命に純粋に世界を愛せるっていうのは
本当に素晴らしいことだと思いました。
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ハッピー・ボーイ 単行本 – 2003/2/1
- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社理論社
- 発売日2003/2/1
- ISBN-104652077238
- ISBN-13978-4652077238
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
そいつはいつも、一番前の席ではりきっていた。ものすごく字がヘタだった。シールが好きだった。サッカーの試合中はずっと走り回っていた。苦手なくせに。ばあさんの友だちがいた。それから、ある雪の日…。小さな奇跡の物語。
登録情報
- 出版社 : 理論社 (2003/2/1)
- 発売日 : 2003/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 287ページ
- ISBN-10 : 4652077238
- ISBN-13 : 978-4652077238
- Amazon 売れ筋ランキング: - 765,214位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年3月28日に日本でレビュー済み
「スター☆ガール」がとても素敵な小説でしたので、
今回の「ハッピー・ボーイ」はどんなお話かと早速購入してみました。
温かい環境の中で自由に成長していく少年ジンコフの姿は、
痛々しいまでに純粋で、そして残酷なまでに潔白です。
少年の目線で世界を眺めた時、切ない懐かしさが込み上げました。
両親の立場でジンコフを見守った時、子を思う愛情の深さに
幸福な気分に満たされました。
この物語は、少年少女を過ぎた人、これから子育てをしようとする人に読んで欲しい。
ある人は忘れていた自分の感情に驚き癒されるかもしれません。
またある人は両親の姿に自分を重ね本当に大切なことに気づくことができるのではないでしょうか。
今回の「ハッピー・ボーイ」はどんなお話かと早速購入してみました。
温かい環境の中で自由に成長していく少年ジンコフの姿は、
痛々しいまでに純粋で、そして残酷なまでに潔白です。
少年の目線で世界を眺めた時、切ない懐かしさが込み上げました。
両親の立場でジンコフを見守った時、子を思う愛情の深さに
幸福な気分に満たされました。
この物語は、少年少女を過ぎた人、これから子育てをしようとする人に読んで欲しい。
ある人は忘れていた自分の感情に驚き癒されるかもしれません。
またある人は両親の姿に自分を重ね本当に大切なことに気づくことができるのではないでしょうか。
2003年9月30日に日本でレビュー済み
正直言って、初めは主人公ジンコフの事を好きにはなれませんでした。
その行動1つ1つが理解不能で、ナゼこんな簡単な事が出来ないんだろう、何でこういう考えが浮かぶんだろうと、少しばかしいらだっていました。
けど、ページ数をめくるにつれてジンコフの何気ないその行動や、発言にはちゃんと意味がある事に気づき始めました。
本人はそういうつもりで言っている訳ではないのかもしれないけれど、私にはちゃんと伝わってきました。
だから、最後のジンコフへの見方は、何でここまでこんなに心がキレイで、純粋なんだろうと感心させられました。
と同時に、心も温かくなり、元気をたくさんもらいました。
その行動1つ1つが理解不能で、ナゼこんな簡単な事が出来ないんだろう、何でこういう考えが浮かぶんだろうと、少しばかしいらだっていました。
けど、ページ数をめくるにつれてジンコフの何気ないその行動や、発言にはちゃんと意味がある事に気づき始めました。
本人はそういうつもりで言っている訳ではないのかもしれないけれど、私にはちゃんと伝わってきました。
だから、最後のジンコフへの見方は、何でここまでこんなに心がキレイで、純粋なんだろうと感心させられました。
と同時に、心も温かくなり、元気をたくさんもらいました。
2003年6月14日に日本でレビュー済み
スピネッリの翻訳物は全作品読んでいるがどの作品もどこかいがいがして痛い作品だと思う。この作品も「不器用で成績も悪く、字も下手で運動神経はゼロ、親友もいないジンコフという男の子の話」といえば、痛い話のように思えるが痛さはあまり感じない。ただ、とてもせつなくて「悲しい顔と笑顔が同時にあらわれている」ような表情になってしまう作品だ。ジンコフは確かに哀しい少年だ。だけど、ジンコフの両親はとっても素敵で、ジンコフは大事なお守りも「朝飯まえ」という言葉も持っている。そして、誰もが思いつかないようなことをやる。
そんなジンコフのことを、邦題は「ハッピー*ボーイ」というが、原題では「loser」という。訳者は<負け犬><敗北者>の意味と書いているが「みそっかす」という言葉を当てたいように思う。みそっかすジンコフとジンコフの両親にとりわけキラキラと輝く星を二つ贈りたい。あるいはシチメンチョウのシールでも。
そんなジンコフのことを、邦題は「ハッピー*ボーイ」というが、原題では「loser」という。訳者は<負け犬><敗北者>の意味と書いているが「みそっかす」という言葉を当てたいように思う。みそっかすジンコフとジンコフの両親にとりわけキラキラと輝く星を二つ贈りたい。あるいはシチメンチョウのシールでも。