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HOOT ハードカバー – 2003/4/1

4.4 5つ星のうち4.4 23個の評価

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『ハリー・ポッター』のつぎはコレ! とアメリカでいま人気上昇中のYA小説。のどかな町を舞台に、アナホリフクロウの巣をめぐって、少年たちと大人たちがせめぎあうストーリー。少年の目の澄みきった世界、そして冒険。笑いと興奮の連続。そして読み終わったとき、なんだかハートがあたたかい……。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

中学生のロイはある日、裸足で走る不思議な少年に出会う。彼は建設現場のフクロウの巣を守ろうとして闘っていた。子どもたちと大人の闘いをユーモアたっぷりに描きだすYA文学。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 理論社 (2003/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ハードカバー ‏ : ‎ 385ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4652077270
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4652077276
  • 対象読者年齢 ‏ : ‎ 9 ~ 12 歳
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 23個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
23グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月17日に日本でレビュー済み
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中学2年生の教材に購入しましたが、ちょうどいいと思います。環境保護を主題にしていて、このことについて子供に考えさせるのにはかなりいいと思います。サブプロットもしっかりしていて、文学作品として学習させることもできます。
2023年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きなアナホリ フクロウが描かれているのが嬉しいです。
最後まで、楽しく読ませて頂きます。
2003年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公のロイは転校ばかりしていたので、いじめっ子にはなれていたが、今度はなかなか手ごわい。でも、いじめっ子のダナに対するロイのクールさ、淡々としていながら、それでいてちゃんと自分を持っているロイがすごい。
両親思いのロイは、両親を悲しませないようにと努力して、ずっといい子でいたのだが、裸足で走る少年に出会ってから、そういうわけにいかなくなった。ロイには正義感が芽生え、熱い心を持つ少年に成長したのだ。
自然を破壊する大人や社会に完全と立ち向かう子どもたち。なんだか出来過ぎのお涙頂戴ものみたいな設定だが、ユーモラスな語り口に、嫌味はなく、こんなにいい子ばかりなら、地球は滅びないよと安心したりもする。少年たちの暴力やセックスやドラッグの話には、いい加減うんざりして、この世も終わりと思うしかないが、こういう「いい子」たちの話は、たまに読むとほっとする。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本作、SCAT,珍獣動物園、トード島、続けて読んだら全部おんなじでした。フクロウか、ピューマか、ネズミか、カエルかの違いです。登場人物の個性でごまかしているけど、もう読むに耐えません。どれか1作だけ読めば星5つ以上の面白さですが、立て続けに読むのには適さない作家です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月6日に日本でレビュー済み
アップテンポな文章で
かしこい主人公ロイやたくましいベアトリス嬢ら生命力溢れる登場人物たち、
極端におかしい周囲のひとびと、
アメリカのさまざまな親子関係、
やはり閉鎖的な学校内の人間関係と両極端な教師像を
したたかに描き、
エコロジカルな問題、社会悪まで発展させてしまう。

訪れたこともないフロリダ州ココナッツコーブ市の住人になった気分で
すっかり楽しませていただきました。

型破りな!秀作です。

『HOOT』は2003年のニューベリー・オーナー賞、受賞作品です。
ちなみに、その年のニューベリー賞は アヴィ(Avi) "Crispin: The Cross of Lead" 『クリスピン』でした。
2005年4月11日に日本でレビュー済み
日本で漫画になってそうな小説。ローティーン向きに書かれたもので、冒険、勇気、友情、勝利、みたいなものがはっきりしている。
教育上よこうないぞ、と思われるようなシーンもなく、これを読んだ子供が特に反抗的になるだろうな、という部分もない。
親父がエリートの転校生と、熊のような女の子、野生児、典型的ないじめっ子、ぼけぼけ巡査など、ありがちと言えばありがちなキャラが活躍する、無難な物語。
ミステリーの要素は実際それほど強くない。そう感じるのは、プロットの構成が「謎を考えさせる」ことよりも「理解しやすい」「愉快な」ことを念頭に置いて組み立てられているからなのだと思う。
21章の野生児の行動がいまいちパッとしないが、絵としては愉快なのかもしれない。
途中まで読めば、タイトルがなかなかかわいいことに気がつく。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年8月20日に日本でレビュー済み
一人ひとりのキャラクタが個性的だし、物語の展開もグイグイ引き込まれるようになっている。 「特に普段から読書習慣のないこどもの夏休みの読書感想文」などにも最適な本だと思います。

面白さの中にしっかりと著者の言いたいことや物事の本質を鋭く指摘するような内容も含まれていて、こどものころにこんな本を1度くらい読んでおくといいかな、と思ったりしました。
もちろん「普段読書の習慣が無い大人(オレか?!)」にも楽しめる良書だと思います。

親子で一緒に読んで感想を話し合うなんていうのもいいかもしれないですね。

カール ハイアセン氏のヤングアダルト小説 第2弾の「フラッシュ(FLUSH)」も面白そうです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年5月25日に日本でレビュー済み
 フロリダへ引っ越してきたロイ(中学一年生)は転校先の学校では目立たないようにしている。父親の仕事の関係で転校ばかりしてたから、それが一番いいと経験上しっている。
 でも、スクールバスでダナってワルガキにさっそくちょっかいを出されてしまう。受け身のままバスの窓から外を眺めると、裸足で駆け抜けていく少年。バスよりも速く。
 誰?
 何故かどうしても確かめたくなって、ロイは思わずダナにパンチを加え、バスから降りてしまう。最悪・・・。
 町には、大手チェーンのファミレスが新店舗オープンの準備中。でも、測量のための杭が全部、抜き取られる事件(?)が発生。これでは、整地することができない。土木管理のカーリーは警察を呼ぶが、これを犯罪と言えるのかどうか? 簡易トイレにワニが泳いでいる事件(?)も起こる。
 誰がいったい何のためにこんなことを?
 ロイは、ダナをもぶっ飛ばす力の持ち主(当然学校では恐れられている)ベアトリスと偶然知り合い、謎の少年が彼女の義弟と知る。が、彼女は彼の本当の名前を教えようとしないし、近づくなと警告も与える。
 実はファミレスの建つ場所にはアナホリフクロウの巣があり、それを毀させないために、先の事件は、少年によって引き起こされたのだった。
 それを知ったロイも、この反対運動に参加することに・・・。
 いじめっ子からどう逃れるか、フクロウの運命は、などがユーモアたっぷりに巧く組み込まれ、読み飽きさせません。
 痛快、がぴたりの言葉かな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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