¥2,005¥2,005 税込
無料配送 5月28日-30日にお届け
発送元: 宮野書店 販売者: 宮野書店
¥36¥36 税込
配送料 ¥240 5月29日-31日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ 23) 単行本 – 2007/2/1
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社理論社
- 発売日2007/2/1
- ISBN-104652078234
- ISBN-13978-4652078235
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 理論社 (2007/2/1)
- 発売日 : 2007/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4652078234
- ISBN-13 : 978-4652078235
- Amazon 売れ筋ランキング: - 560,291位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 371位算数・数学
- - 889位数学一般関連書籍
- - 83,787位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学等だが、人工知能や地方創生等、文理融合分野で幅広く活動をしている。具体的な研究成果としては、教育機関向けのコンテンツマネージメントシステム NetCommonsや、研究者情報システム researchmapの研究開発、リーディングスキルテストの開発、edumapの開発、米原駅東口再開発プロジェクトへの助言等がある。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
科学技術分野の文部科学大臣表彰、日本エッセイストクラブ賞、石橋湛山賞、山本七平賞、大川出版賞、エイボン女性教育賞、ビジネス書大賞などを受賞。
2017年にTEDで行った講演は、23カ国語に翻訳され150万人以上が視聴した。2018年にはマクロン大統領の招待により世界のトップAI研究者とともにフランスのAI政策について進言。また、同年、国連において持続可能な開発目標(SDGs)と科学技術との関係を討議する第3回 STIフォーラムで基調講演を行った。
主著に「生き抜くための数学入門」(イーストプレス)、「数学は言葉」(東京図書)、「AI vs 教科書が読めない子どもたち」「AIに負けない子どもを育てる」(東洋経済新報社)など。
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
お受験にはあまり関係ないというか、反対方向を向いているが、お受験も本人も親も競争社会を生き抜こうとしてやっているはずである。
でもこれからの社会は新井さん風であって欲しい。
私は2年か3年前に「初等数学としての算数の基礎基本」という本を出したが、結構かぶっている。もしこの本を先に読んでいたら随分書きにくかったろうと思う。
しかし世の中似たような考えの人がいるモンだと感心した次第。
ませんね。
公式をつかって方程式を解くことでもあるし、計算でもあるし、円周率πの大きさを知る
ことでもあるし、図形関係でもあるし、論理でもありし、面白いストーリでもあるし、など
など、きりがありません。
新井先生は、覚えたり、計算することではなくて、数学的な概念について、「それが何で
あるか」、また「なぜそういう風に考えるか」を考えることが数学だと言っているようです。
そう、確かに、われわれの数学観は、逆立ちしているし、狭いものになっていますね。
問題が与えられて、答えることが重視されすぎています。
大切なのは、何が問題かを正しく、設定することですね。
取り上げられた項目は、正負とはなにか、関数とは、などから、近代社会の技術と経済
システムの土台となる指数=ネピア数のはなし、工学的な問題を近似的に解くところの
テーラー展開まで、社会の存在に必須のことだと思います。
シニアの私も、じっくりと読んでみようとあらためて思う次第。
そう、本のレイアウトが素敵で、本文もみやすいです。
はじめの、「授業の前に」が、なるほどと思いました。
おそらく著者は数学も同じだと言うのではないだろうか。数学を学ぶことの意義は、数学的概念を理解することそのものにではなく、問題を整理してじっくり考える癖、曖昧な表現を正確な表現に言い換える癖、インチキを見抜くコツ、複雑な問題を単純な問題に分割するコツ、途中で諦めずに最後まで考え通す粘り強さ、時には別の視点から問題を見てみる癖、類推する力、等々を身につけることにあるのだろうと思う。日々の買い物に虚数は必要ないけれど、「二乗したら負になる数」なんて得体の知れないものについてまで文化・言語の壁をこえて話し合える力が身につくのであれば充分意味がある。
哲学同様、数学も「学ぶ」ものではなく「する」ものなのではないか。数学を学ぶことを通して身につけた考える力や他者と議論するスキルを、実生活で出会う現実の問題(それはマーケットシェアの拡大かもしれないし、人質解放交渉かもしれない。政治活動かもしれないし、生き方の模索かもしれない)に対して使うことが重要なのだ。
学校で習う数学的概念は実生活ではほとんど使い道がないかもしれない。けれど、数学を学ぶ過程で身につくことが期待できる様々な能力ほど実生活で役に立つものはない。身につけるべきは、テストで高成績を残す技術や知識ではなく、考えて話し合って生きていく力。そういう意味で『生き抜くための数学入門』なのである。
手に取ったときもパラパラとめくる程度で済ましていました
ただ印象に残った言葉
暴力は避けたいだけど自分の主張は通したい
大切な物はちゃんと自分でまもりたい
そういう人に必要なのは「とは」と「なぜ」の力です
この言葉を考える内に数学とは争いを未然に防ぎ自分の夢を表現する
最良の学問なのではと思うようになりました
新井先生の目から鱗のような言葉が脳裏から離れません
目次↓をみてピンときた人は、買い!
1回めの授業 - かけ算を宇宙人に教えよう
2回めの授業 - 数学的な構えをチェック
3回めの授業 - 俳句の可能性は無限大か?
4回めの授業 - 億万長者になる方法
5回めの授業 - 国語と数学のふかい関係
6回めの授業 - 数直線は変な線(前編)
7回めの授業 - 数直線は変な線(後編)
8回めの授業 - 四角形って何だっけ
9回めの授業 - ゲームを定義する
10回めの授業 - かけ算の筆算はなぜ正しい?
11回めの授業 - 累乗のこわさとおもしろさ
12回めの授業 - あんなグラフ,こんなグラフ,どんなグラフ?
13回めの授業 - 計算できない関数
14回めの授業 - みんなだいっきらいな三角関数(前編)
15回めの授業 - みんなだいっきらいな三角関数(後編)
16回めの授業 - 博士の愛した数式に挑戦!
最後の授業 - 数学があきらかにするもの