お化けを見る人も見ない人も、読後、世界観が変わるかも知れない。
お化けは「ままならない」ものである。人間にお構いなしに存在する。それに、人間は分かりたいのに、まったく分からない存在である。突然出てくるし、場合によっては怖い目に遭わされるし、憑いてくることもある。人智の及ばぬ存在である。
お化けとは「ほどよい距離を保つ」ものである。古いから尊い。他と違うから尊い。わからないから尊い。日本人は人以外のもの―狐、木、山などと、昔からほどよい距離をもって生きてきた。古くから森羅万象に宿るお化けにも、ほどよい距離があるようだ。
本書は思いやりをもって、お化けをわきまえるための本である。怖くて豊かな世界の扉(いや本)を開けてみてはどうだろう。
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「怖い」が、好き! (よりみちパン!セ 53) 単行本 – 2010/4/1
加門 七海
(著)
- 本の長さ153ページ
- 言語日本語
- 出版社理論社
- 発売日2010/4/1
- ISBN-104652078536
- ISBN-13978-4652078532
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登録情報
- 出版社 : 理論社 (2010/4/1)
- 発売日 : 2010/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 153ページ
- ISBN-10 : 4652078536
- ISBN-13 : 978-4652078532
- Amazon 売れ筋ランキング: - 299,885位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月6日に日本でレビュー済み
漢字に読み仮名が振ってあって、子供も読めるようになっています。というか子供向け?
易しい言葉で噛み砕いて、「見えないモノの世界」を語っています。
ただ、なるべく易しい言葉を選んでいるんだろうなと思っても、やはり難しい言葉もあるので、小学校高学年辺りからなら面白く読めそうです。
私も小学校の高学年位から学校の図書館で怖いお話などを読んでいたので、その時にこういう本を読んでいたら、もっと「怖い話」との関わり方が違っていたかも……と考えてしまいました。
易しい言葉で噛み砕いて、「見えないモノの世界」を語っています。
ただ、なるべく易しい言葉を選んでいるんだろうなと思っても、やはり難しい言葉もあるので、小学校高学年辺りからなら面白く読めそうです。
私も小学校の高学年位から学校の図書館で怖いお話などを読んでいたので、その時にこういう本を読んでいたら、もっと「怖い話」との関わり方が違っていたかも……と考えてしまいました。
2010年4月9日に日本でレビュー済み
加門さんの本は何冊も見ていますが、やっぱりすぐに読み終わってしまうほど世界に入ってしまいます。何か映画やドラマを見ているくらいストーリー物はリアリティーだし、今回の怖いが、好き!とかでは独特の世界観があり好きです。最近新刊中々でないので心配していました。どうかこのレビューを見て戴けたら、 心霊でも人間の心理物でもいいので、もう一度現代風のホラーが読みたいです。お願いします!!