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キューバを知るための52章 エリア・スタディーズ 単行本 – 2002/12/17
- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社明石書店
- 発売日2002/12/17
- ISBN-104750316644
- ISBN-13978-4750316642
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ソ連崩壊、経済危機の深化、そして急速に展開した改革開放路線と、現代キューバの姿は複雑で、一瞬たりとも立ち止まっていない。現代キューバを知るうえで必要な情報を、広範な分野にわたって紹介する。
登録情報
- 出版社 : 明石書店 (2002/12/17)
- 発売日 : 2002/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 287ページ
- ISBN-10 : 4750316644
- ISBN-13 : 978-4750316642
- Amazon 売れ筋ランキング: - 817,217位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 244位アメリカ・中南米の地理・地域研究
- - 15,316位社会学概論
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「...を知るための」シリーズは当たり外れがあるが、これはよかった。バランスよくテーマが取り上げられている。
2005年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
革命・芸術・観光についての網羅的な情報が記載されています。キューバの全体像をつかむことができるので、何に興味があるにしてもキューバという国を知るきっかけには最適です。
テキストが中心ですが、要所要所に写真もあるので、イメージも湧きやすいと思います。
テキストが中心ですが、要所要所に写真もあるので、イメージも湧きやすいと思います。
2018年6月1日に日本でレビュー済み
本書は2002年に上梓されており、一連の「エリア・スタディーズ」のシリーズの中でもかなり初期のもの。幅広い情報を読みやすくまとめている良書だが、さすがに情報の古さが散見される。カストロ時代の終焉を迎えた今、そろそろ昨今の情勢の変化を反映させた改訂版の登場を望みたいところだ。
キューバという国家のあまりに「特殊」な立ち位置は、ある意味北朝鮮と双璧とも思えるが、ソ連崩壊後の経済危機等で辛酸を舐めたとは言え、キューバが北朝鮮のような「民衆が普通に生きられない国」に陥らなかったのはなぜなのか、が本書を読むと納得出来る。
キューバという国を語る際には、「カストロとチェ・ゲバラ」という2人の「スーパースター」の存在感があまりに大きすぎる事は、この国を理解するためには必ずしもプラスにはならない。本書の第8章をはじめ、多くの部分で述べられているように、今日の「キューバ精神」とは「ホセ・マルティの思想であり、生き様である」(P.45)という事を我々はもっとキチンと認識すべきなのではないだろうか。首都ハバナの空港の名前に冠せられている事で辛うじて我々の記憶に留められている感のあるマルティだが、あのカストロがマルティに心酔し、彼を「師」と仰ぐ「弟子」である(P.50)事、「キューバは『社会主義国』である前に『マルティの国』である」(P.49)事をキチンと把握しない限り、我々はキューバという国の「根本」の部分に関して、大きな勘違いをする事になってしまうのでは無いかと思う。
かつて米国にとって「搾取し放題の美味しい奴隷国家」だったキューバが、一転、ソ連の息のかかった「社会主義国」になってしまった事が米国にとっていかに「脅威」だったのかは、その後中南米・カリブ地域における「左派政権の萌芽」を米国が(そこに居住する「普通の人民」の幸せなど微塵も考慮せずに)容赦なく叩き潰してきた経緯を思えば、容易に想像出来る。フロリダからほんの「目と鼻の先」の距離に「忌まわしき社会主義国」が存在している、という脅威は、日本における「北朝鮮の脅威」など、比較にならないものであっただろう。しかし、当のキューバは全く持って「ソ連の傀儡」などでは無く、「援助は受けるが従属せず」という、誠にソ連にとっても「扱いづらい困った存在」であった事が第16章から伺える。
私自身、これまでに訪れた少なからぬ数の国々の中で、キューバほど強烈な印象を残した国は無いのだが、海外の資本や観光客が増加するにつれて、この国の抱える諸問題が(キューバの人々にも実感出来る形で)炙り出されでいる事は同時に実感出来た。1959年の革命以来、独自の「存在意義」を保持し続けているこの国の「これから」に目が離せない。繰り返すが、改訂版の登場を切に望みたい。
キューバという国家のあまりに「特殊」な立ち位置は、ある意味北朝鮮と双璧とも思えるが、ソ連崩壊後の経済危機等で辛酸を舐めたとは言え、キューバが北朝鮮のような「民衆が普通に生きられない国」に陥らなかったのはなぜなのか、が本書を読むと納得出来る。
キューバという国を語る際には、「カストロとチェ・ゲバラ」という2人の「スーパースター」の存在感があまりに大きすぎる事は、この国を理解するためには必ずしもプラスにはならない。本書の第8章をはじめ、多くの部分で述べられているように、今日の「キューバ精神」とは「ホセ・マルティの思想であり、生き様である」(P.45)という事を我々はもっとキチンと認識すべきなのではないだろうか。首都ハバナの空港の名前に冠せられている事で辛うじて我々の記憶に留められている感のあるマルティだが、あのカストロがマルティに心酔し、彼を「師」と仰ぐ「弟子」である(P.50)事、「キューバは『社会主義国』である前に『マルティの国』である」(P.49)事をキチンと把握しない限り、我々はキューバという国の「根本」の部分に関して、大きな勘違いをする事になってしまうのでは無いかと思う。
かつて米国にとって「搾取し放題の美味しい奴隷国家」だったキューバが、一転、ソ連の息のかかった「社会主義国」になってしまった事が米国にとっていかに「脅威」だったのかは、その後中南米・カリブ地域における「左派政権の萌芽」を米国が(そこに居住する「普通の人民」の幸せなど微塵も考慮せずに)容赦なく叩き潰してきた経緯を思えば、容易に想像出来る。フロリダからほんの「目と鼻の先」の距離に「忌まわしき社会主義国」が存在している、という脅威は、日本における「北朝鮮の脅威」など、比較にならないものであっただろう。しかし、当のキューバは全く持って「ソ連の傀儡」などでは無く、「援助は受けるが従属せず」という、誠にソ連にとっても「扱いづらい困った存在」であった事が第16章から伺える。
私自身、これまでに訪れた少なからぬ数の国々の中で、キューバほど強烈な印象を残した国は無いのだが、海外の資本や観光客が増加するにつれて、この国の抱える諸問題が(キューバの人々にも実感出来る形で)炙り出されでいる事は同時に実感出来た。1959年の革命以来、独自の「存在意義」を保持し続けているこの国の「これから」に目が離せない。繰り返すが、改訂版の登場を切に望みたい。
2009年3月15日に日本でレビュー済み
最近キューバに興味があって、キューバ関係の本を読んでいます。
本書は、キューバを知るためのとっかかりとしては最適ではないでしょうか。
歴史、革命、革命後、現在の経済や人びとの暮らし、音楽や映画といった文化、などなど、さまざまな視点から、短く読みやすい文章でまとめられています。
わかりやすいです!
本書は、キューバを知るためのとっかかりとしては最適ではないでしょうか。
歴史、革命、革命後、現在の経済や人びとの暮らし、音楽や映画といった文化、などなど、さまざまな視点から、短く読みやすい文章でまとめられています。
わかりやすいです!