インドでのビジネスの為にインドについて学んでいます。
読んだのが2012年なので、発行から5年が経過しています。
しかし、古さをあまり感じませんでした。
”充実した見識”なので、今でも当てはまっているのだと感じました。
同じシリーズの最新刊などを読みたくなりました。
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現代インドを知るための60章 エリア・スタディーズ (エリア・スタディーズ 67) 単行本 – 2007/10/5
- ISBN-104750326429
- ISBN-13978-4750326429
- 出版社明石書店
- 発売日2007/10/5
- 言語日本語
- 本の長さ336ページ
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登録情報
- 出版社 : 明石書店 (2007/10/5)
- 発売日 : 2007/10/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 336ページ
- ISBN-10 : 4750326429
- ISBN-13 : 978-4750326429
- Amazon 売れ筋ランキング: - 458,748位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 210位アジア・アフリカの地理・地域研究
- - 8,603位社会学概論
- - 46,583位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月20日に日本でレビュー済み
アジアというエリアを集中・急速にインプットするための一環として、先般このシリーズのインドネシアを読んで良かったので、今度はこのインドも読んでみた。
300ページ強と、今回も中々のボリュームある紙幅。そして読んだ感想としては、とてもとても理解するには果てしなく広く、深い国であるということしか言いようがない。
しかしながら、この本の初版が2007年なのでかなり古い情報ではあるものの、その歴史や文化という背景自体は少しはインプットできたかなという印象。
これから邦文・英文に関わらずドンドン類書を読み進めて行こうかなと。
300ページ強と、今回も中々のボリュームある紙幅。そして読んだ感想としては、とてもとても理解するには果てしなく広く、深い国であるということしか言いようがない。
しかしながら、この本の初版が2007年なのでかなり古い情報ではあるものの、その歴史や文化という背景自体は少しはインプットできたかなという印象。
これから邦文・英文に関わらずドンドン類書を読み進めて行こうかなと。
2009年4月17日に日本でレビュー済み
本書は”インドとは?”という質問に可能な限り答えることが出来る書である。ビジネスに主体がおいてある他の書とは志向が明らかに異なっている。インド駐在、インド旅行においてインドをあらかじめ様々な角度から理解したい方々、インドビジネスに関わる方は一度は読んでおいた方が良いと思われる書である。
文化、政治、宗教、人々、経済、地域等本書の対象は幅広くそれも内容十分にカバーされており、多言語他民族民主主義国家を理解する上でのヒントが本書にはある。
4名による共著のためか、多少文体に統一感を欠く場合もあるが、全体から見ると僅かで、特に問題とはならない。本書を読み終わった後の最初の感想は、政治的安定は国家として成り立つには本当に大切であり、インドのカースト、貧困、人口、文化、宗教等の背景を勘案するに当たり、奇跡ではないだろうかと思ったことがハッキリと覚えている。
文化、政治、宗教、人々、経済、地域等本書の対象は幅広くそれも内容十分にカバーされており、多言語他民族民主主義国家を理解する上でのヒントが本書にはある。
4名による共著のためか、多少文体に統一感を欠く場合もあるが、全体から見ると僅かで、特に問題とはならない。本書を読み終わった後の最初の感想は、政治的安定は国家として成り立つには本当に大切であり、インドのカースト、貧困、人口、文化、宗教等の背景を勘案するに当たり、奇跡ではないだろうかと思ったことがハッキリと覚えている。
2018年3月19日に日本でレビュー済み
インドに一度でも渡航経験のある方はお分かりと思うが、この国はまさに「全てを含んだ」「全てが渾然一体と共存した」と言える国で、「何となく国中が均質」という感じの日本とはまさに対照的であり、インドの全てを1冊の書籍で語る事など不可能である。
「エリア・スタディーズ」のシリーズは、基本的に歴史、社会、政治、経済、文化等々の幅広い事柄を1冊にまとめたものが多いが、本書は「現代インド」というタイトルの通り、ムガル帝国や英国支配の時代等々の、この国の悠久の歴史や多彩な文化には触れずに、21世紀のインドの「政治」「経済」「社会」「外交」に内容を絞っている。結果、非常にスッキリとわかりやすい好著に仕上がっており、中でも複雑怪奇で分かりにくい事この上無いインドの「政治」をこれだけわかりやすくまとめた書は意外に少ないので有り難い。「経済」の項も非常にわかりやすい。
ただ、本書の上梓は2007年で、今となっては古さを感じさせる部分もある。中国もそうだが、発展、変化のスピードが非常に早い新興国を論じた書としては止むを得ない事と思うが、10年以上経った今となってはそろそろ現状を反映した改訂版が欲しいところではある。本書で述べられている、アメリカ、パキスタン、中国との関係は今ではかなりの変化が生じているし、中国の「一帯一路」構想がインドに及ぼしている様々な影響に関しても改めて論じて頂きたい。
尚、個人的に本書で最も印象に残ったのは、東アジア諸国との貿易の急拡大について触れた第25章(P.145~)。この章でインドでの韓国企業の躍進ぶりが取り上げられているが、この当時で既に韓国大手のLG1社で家電のシェアの3割を獲得していた、というのには瞠目させられる。そして、その躍進の要因の一つが「現地の事情に即したマーケティング戦略の奏功」であるという指摘には本当に頷ける。実際私もインドの家電店で、売り場の一等地を韓国メーカーの製品が席捲し、日本ブランドの品物は売り場の片隅でホコリを被っているという光景を目の当たりにした。そこで店員のお兄さんに「日本製は売れないの?」と訊いた際、彼が「韓国メーカーはインドで売れる品物をキチンと事前にリサーチして市場に送り込んで大ヒットを飛ばしたが、日本のメーカーにはそういう戦略が無かったんじゃ無いですか?」と、本書で指摘されているのとまるで同様な事を答えた事を思い出した。家電、自動車等の製品のシェア争いで、中東、アフリカ、中央アジア等の地域で日本製品が韓国・中国ブランドの後塵を拝してしまっているのも、かつての「日本ブランドの価値」を過信し、慢心した日本メーカーの「油断」のためでは無いかと、残念な気持ちになる。また、本書のあちこちで触れられているインドの女性たちの置かれた厳しい状況が、今日でもあまり改善されていない事も印象に残った。
単なる「カレー」「ヨーガ」「タージマハール」「ガンジス河」の国では無い、現代のインドの「リアルな姿と立ち位置」を知りたい方々には是非ご一読をお薦めしたい。繰り返すが、そろそろ改訂版を企画して頂きたいと切望。
「エリア・スタディーズ」のシリーズは、基本的に歴史、社会、政治、経済、文化等々の幅広い事柄を1冊にまとめたものが多いが、本書は「現代インド」というタイトルの通り、ムガル帝国や英国支配の時代等々の、この国の悠久の歴史や多彩な文化には触れずに、21世紀のインドの「政治」「経済」「社会」「外交」に内容を絞っている。結果、非常にスッキリとわかりやすい好著に仕上がっており、中でも複雑怪奇で分かりにくい事この上無いインドの「政治」をこれだけわかりやすくまとめた書は意外に少ないので有り難い。「経済」の項も非常にわかりやすい。
ただ、本書の上梓は2007年で、今となっては古さを感じさせる部分もある。中国もそうだが、発展、変化のスピードが非常に早い新興国を論じた書としては止むを得ない事と思うが、10年以上経った今となってはそろそろ現状を反映した改訂版が欲しいところではある。本書で述べられている、アメリカ、パキスタン、中国との関係は今ではかなりの変化が生じているし、中国の「一帯一路」構想がインドに及ぼしている様々な影響に関しても改めて論じて頂きたい。
尚、個人的に本書で最も印象に残ったのは、東アジア諸国との貿易の急拡大について触れた第25章(P.145~)。この章でインドでの韓国企業の躍進ぶりが取り上げられているが、この当時で既に韓国大手のLG1社で家電のシェアの3割を獲得していた、というのには瞠目させられる。そして、その躍進の要因の一つが「現地の事情に即したマーケティング戦略の奏功」であるという指摘には本当に頷ける。実際私もインドの家電店で、売り場の一等地を韓国メーカーの製品が席捲し、日本ブランドの品物は売り場の片隅でホコリを被っているという光景を目の当たりにした。そこで店員のお兄さんに「日本製は売れないの?」と訊いた際、彼が「韓国メーカーはインドで売れる品物をキチンと事前にリサーチして市場に送り込んで大ヒットを飛ばしたが、日本のメーカーにはそういう戦略が無かったんじゃ無いですか?」と、本書で指摘されているのとまるで同様な事を答えた事を思い出した。家電、自動車等の製品のシェア争いで、中東、アフリカ、中央アジア等の地域で日本製品が韓国・中国ブランドの後塵を拝してしまっているのも、かつての「日本ブランドの価値」を過信し、慢心した日本メーカーの「油断」のためでは無いかと、残念な気持ちになる。また、本書のあちこちで触れられているインドの女性たちの置かれた厳しい状況が、今日でもあまり改善されていない事も印象に残った。
単なる「カレー」「ヨーガ」「タージマハール」「ガンジス河」の国では無い、現代のインドの「リアルな姿と立ち位置」を知りたい方々には是非ご一読をお薦めしたい。繰り返すが、そろそろ改訂版を企画して頂きたいと切望。
2008年7月7日に日本でレビュー済み
インドに関する基礎的な事項がよくまとめられていてとてもわかりやすい。ページ数が少ないのに、内容は濃く、好きな章だけ独立して読める。現代に力点を置いており、学生から社会人まで広くお勧めできる。