59ページあるので、自分で読むなら小学中学年位からでしょうか。
読み聞かせも、やってみたら出来ました(^_^;)。
期待をかける親、乱暴な子供たちに対し、何も要求しないアスモデウスはすごく大人。
赦す人って報われないですが、唯一の報いがクリスティーヌとの出会いだったのでしょう。
ハッピーエンドなのか、そうでないのかわかりません。
読後、子ども達(14才、9才)は「いいお話だね‥」と静かにかみしめてました。
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地獄の悪魔アスモデウス 単行本 – 2000/3/1
アスモデウスは地獄の支配者、恐ろしい悪魔の息子。生まれて初めて人間界にやってきました。スウェーデンの人気コンビの最新作……
- 本の長さ59ページ
- 言語日本語
- 出版社あすなろ書房
- 発売日2000/3/1
- ISBN-104751518860
- ISBN-13978-4751518861
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
アスモデウスは、地獄の支配者、おそろしい悪魔の息子。でも、悪魔の子にしては性格がおとなしすぎる。ある日、パパはアスモデウスを地上に送り出して、ひとりの人間の魂を取ってくるように言いつけますが…。
登録情報
- 出版社 : あすなろ書房 (2000/3/1)
- 発売日 : 2000/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 59ページ
- ISBN-10 : 4751518860
- ISBN-13 : 978-4751518861
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,057,532位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,636位こどものSF・ファンタジー
- - 3,353位その他の外国文学研究関連書籍
- - 14,532位日本文学研究
- カスタマーレビュー:
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2003年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アスモデウスは、ちっとも悪魔の息子らしくない、おとなしくやさしい子どもである。地獄の支配者たるパパはそんな息子が頭痛の種。そこで、最愛の息子を地上に送りこみ、人間をひとりたぶらかしてその魂を奪ってくるという課題をあたえる。慣れない地上にやってきたアスモデウスは、期待にこたえてパパを喜ばせようとけなげな努力をするが、ことごとく失敗してしまう。自分はやっぱりだめな悪魔だとすっかり落ちこむアスモデウスの前に、クリスチーナという女の子があらわれる。彼女は不治の病に冒された弟のためなら魂を投げ出すと言う。やっとだめな子からぬけ出せると喜んだアスモデウスだったが・・・。
破壊の悪魔の名にそぐわぬやさしく無垢な心をもつアスモデウス、地獄の支配者にしてはあま㡊??に人間くさい父親、地上の天使たるパン屋のおじさん、地獄の子どもとちっとも変わらない地上のいじめっ子たち。さまざまな登場人物をとおして、ほのぼのとしたユーモアのなかにピリッとした人間観察の鋭さを感じることができる。そしてなにより作者のあたたかい視線が私たちの心をほっとなごませてくれる素敵な本である。ヘグルンドの絵もとてもいい。
破壊の悪魔の名にそぐわぬやさしく無垢な心をもつアスモデウス、地獄の支配者にしてはあま㡊??に人間くさい父親、地上の天使たるパン屋のおじさん、地獄の子どもとちっとも変わらない地上のいじめっ子たち。さまざまな登場人物をとおして、ほのぼのとしたユーモアのなかにピリッとした人間観察の鋭さを感じることができる。そしてなにより作者のあたたかい視線が私たちの心をほっとなごませてくれる素敵な本である。ヘグルンドの絵もとてもいい。
2013年11月26日に日本でレビュー済み
【対象年齢】
読み聞かせなら幼稚園年長〜、自読なら、小学校2年生〜でしょうか。総ルビではなく簡単な「風」「顔」などにはルビが振っていないのと、内容は簡単ですが、かなり長いお話のため。
【あらすじ】
悪魔の一族の子アスモデウスは、悪魔らしからぬ気質で、とてもお利口さんなのですが、悪魔界では劣等生。困ったパパは、アスモデウスに地上に出て人間や動物をそそのかし、人間の望みと魂を交換する契約を取り付けて来いと命令します。
地上に出ても、案の定、よい子のアスモデウスは人をそそのかすのが下手で失敗ばかり・・ところが、病床の弟の命と私の魂を交換したいという心優しい女の子が現れて、契約をします。さて、女の子は魂を取られてしまうのでしょうか。。
【感想】
かなり長いお話ですが、地上でアスモデウスが何とか魂を持って帰ろうと、悪戦苦闘する場面が長いです。児童書にありがちな繰り返しが続きますので、少し飽きますが、最後心優しく勇敢な女の子が登場したあたりからは、このあとどうなるのだろうと、一気に読めると思います。
オチはどのように漬けるのだろうと不安になりましたが、心配することはありませんでした。非常に綺麗に落ちがつけられています。
表紙からは分かりづらいですが、絵本の中の挿絵がとてもかわいらしく、いかにも外国の絵本といった感じです。
悪魔とか、オバケになら興味を示すお子さんにはお勧めの一冊ですが、読み聞かせでは長すぎて、一度ではとても読み切れないと思います。
読み聞かせなら幼稚園年長〜、自読なら、小学校2年生〜でしょうか。総ルビではなく簡単な「風」「顔」などにはルビが振っていないのと、内容は簡単ですが、かなり長いお話のため。
【あらすじ】
悪魔の一族の子アスモデウスは、悪魔らしからぬ気質で、とてもお利口さんなのですが、悪魔界では劣等生。困ったパパは、アスモデウスに地上に出て人間や動物をそそのかし、人間の望みと魂を交換する契約を取り付けて来いと命令します。
地上に出ても、案の定、よい子のアスモデウスは人をそそのかすのが下手で失敗ばかり・・ところが、病床の弟の命と私の魂を交換したいという心優しい女の子が現れて、契約をします。さて、女の子は魂を取られてしまうのでしょうか。。
【感想】
かなり長いお話ですが、地上でアスモデウスが何とか魂を持って帰ろうと、悪戦苦闘する場面が長いです。児童書にありがちな繰り返しが続きますので、少し飽きますが、最後心優しく勇敢な女の子が登場したあたりからは、このあとどうなるのだろうと、一気に読めると思います。
オチはどのように漬けるのだろうと不安になりましたが、心配することはありませんでした。非常に綺麗に落ちがつけられています。
表紙からは分かりづらいですが、絵本の中の挿絵がとてもかわいらしく、いかにも外国の絵本といった感じです。
悪魔とか、オバケになら興味を示すお子さんにはお勧めの一冊ですが、読み聞かせでは長すぎて、一度ではとても読み切れないと思います。
2012年2月14日に日本でレビュー済み
悪魔の子アスモデウスは心が優しくおとなしすぎて、地獄の支配者のパパはがっかりしています。
人間世界ならシチュエーションはたぶん逆なんですけど……親やまわりからガッカリされている辛さは人間の私たちと同じです。
アスモデウスはパパの息子であることを証明するために、地上の世界に行き人間の魂を奪ってくるよういいつけられ、苦労の末、美しい魂の少女を見つけるのですが……
ラストが本当に切ないです。
人間世界ならシチュエーションはたぶん逆なんですけど……親やまわりからガッカリされている辛さは人間の私たちと同じです。
アスモデウスはパパの息子であることを証明するために、地上の世界に行き人間の魂を奪ってくるよういいつけられ、苦労の末、美しい魂の少女を見つけるのですが……
ラストが本当に切ないです。
2006年2月2日に日本でレビュー済み
アスモデウスは地獄の悪魔の息子。パパは地獄の支配者だ。アスモデウスの性格がやさしすぎるので、パパはアスモデウスを地上に送り出して、人間の魂をひとつ持ってかえりパパを喜ばせてくれと言った。そんなパパの願いを叶え喜ばせるために出かけていくアスモデウス。どこでも親を思う子の姿は一緒だ。魂をくれそうな人間は、自分はえらいとえばりくさって居る人間、ばかでものごとをよく考えていない人間、哀しみに沈んでいる不幸な人間だと教えてもらった。アスモデウスの人間界でのできごとは、パン屋の青年を天使と勘違いすることがなんともゆかいだ。クリスチーナに出会い、弟の病気を助けるためなら自分の魂をあげるという。しかしアスモデウスはクリスチーナの魂をもらってはいけないということを感じる。地獄の悪魔というけれど、悪ガキどもに、いじめっ子それは地上も同じだった。アスモデウスの人間界の旅は、自分がいる世界をもう一度振り返るきっかけを与えてくれるようだ。こころやさしいアスモデウスを身近に感じることができる人でありたいね。大人にすすめる一冊だった。
2004年10月5日に日本でレビュー済み
アスモデウスは「出来る子」じゃない。アスモデウスは「強い子」でもない。でも、アスモデウスは一生懸命だ。けど、やっぱり上手くいかない。アスモデウスは、甘くてナイーブだ、「地獄の悪魔」失格だ。
たんたんとした口調と、手のあたたかさが伝わってくる絵が、おいしい味となって、素直に心にしみわたる。なんだか最近元気がないな?そんな子供達と、大人達に読んでもらいたい。
たんたんとした口調と、手のあたたかさが伝わってくる絵が、おいしい味となって、素直に心にしみわたる。なんだか最近元気がないな?そんな子供達と、大人達に読んでもらいたい。
2002年2月24日に日本でレビュー済み
これは子供向けに見えるかもしれませんが、私は大人に向けて書かれたもののように思いました。全体を包んでいるのはユーモアとやさしさです。この著者の他の著作も大好きですが、このアスモデウスのユーモアは絶品だと思います。そして主人公の情けなさも。