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思考訓練の場としての英文解釈(1) 単行本 – 1973/1/20

4.5 5つ星のうち4.5 59個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 育文社 (1973/1/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1973/1/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4752430037
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4752430032
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 59個の評価

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多田 正行
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『思考訓練の場としての英文解釈(1)』は次のような英文のオンパレードです。

[原文]
Democratic institutions are likely to work best at times and in places where at least a good part of the citizens have access to enough land and possess sufficient tools and professional skill to be able to provide for their subsistence without recourse to financially potent private capitalists or to the government. (Aldous Huxley: Science, Liberty and Peace)

[訳例]
民主制度は、少なくとも相当多くの国民が、経済界で強力な民間資本家や政府に依存しないでも生活していくことができるだけの土地の利用ができるとか、またそれだけの用具と特技を所有しているような時代及び場所に於いて最高の機能を発揮するようである。(pp32-35)

たった2文の[原文](原著は1947年に書かれたようです)と上の[訳文]の間に訳例(翻訳があまり上手ではないことは事実。ただしこれが大学受験用の通信添削(今はなき「通添オリオン」)の講評文がベースになっていることを考えれば十分許容範囲)の3~4倍の長さの文法事項、文構造の説明、語句説明がビッシリ細かい字で、しかも2段組で書いてありますので本の体裁はあまりよくなく、書籍としても、訳文も『英標』の方が読みやすい。選択された原文は英作文のお手本にするには複雑すぎると思います。

構文の説明については『英文解釈教室』のように体系的にまとめるというよりも、英文に沿って説明しながら筆者の読み方や構文、語句、さらには英文の内容に対する考え方とか思いを「これでもか、これでもか」と読者にぶつけてくる、といった感じです。

英文解釈参考書の二大巨頭『英文標準問題精講』と『英文解釈教室』については、それぞれ一長一短があってどちらを先に学ぶべきか、は一様には決められないのですが、この2冊をある程度マスターしていない人が『思考訓練の場としての英文解釈(1)』を読んでも、原文、著者の説明ともにチンプンカンプンとなる可能性が高いと思います。その意味でレベルが突き抜けている。また、本書はすでにかなり高レベルの学生を相手にしている(読み手を選んでいる)という書きぶりなので、取り残されているような気分を味わう読者は少なくないと思う。読者に対して挑戦的な表現(「こんな低レベルなことも分からないようでは・・・」的な)にカチンと来る読者もいると思いますが、先に述べたように、これが元々大学受験生向け通信添削の講評文だったわけで、学習者への叱咤激励だと思えば十分許容範囲かと思います。要はこういうスタイルが「合う」「合わない」があるということです。

したがって、実際に手に取ってから購入を考えるべき典型的な本なのですが、普通の書店では手に入らない(大書店に行けばあるかも)ので、最悪千数百円が無駄になると腹をくくれる方か、ここまでの説明で「こういう英文を読み解いてみたい」という方はどうぞ(ちなみに僕は痺れてしまい、まだほんの数十ページしか勉強していないのに、品切れになることを恐れて(2)と(3)も購入済みです)。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつてこの本を使って、高校2年生の家庭教師をしたことがあるのだが、半年くらいで(代ゼミ)偏差値80を超え、親に感謝されたことがある。今は、自分の子供をこの本で教えているが、英文解釈教室を終えてからやっている。やはり、英文解釈教室なりポレポレ英文解釈なりで構文解釈の基本を踏まえた上で、この本に進むのが良いと思う(かくして英文解釈教室は高校1年のうちにやっておくべき)。とりわけ医学部受験生にはお勧めだと思うが、自分で読んで辛ければ、頭の良い家庭教師を雇うのも手だと思う。(1)と(2)をやれば、高校時代の英語の演習量としては十分だろうし、それくらいの量を読むべきだと思う(日本の高校生は、読んでいる英語の量が少なすぎる)。ちなみに、訳語があいまいなところがあったりするが、解説はよく調べた上でのものであり、英文解釈教室よりは、逐語訳っぽくて良い。まとめると、頭の良い中高一貫の進学校の生徒や、公立なら北野高校といった地区No.1の高校の上位層が使う参考書であり、やり続ければ、受験英語くらい楽に読めるようになると思う。大学に入るとこれより難しい英文はいろいろあるが、この(1)(2)をやっておけば、大学入学後留学?したりして、発音矯正やリスニングの訓練を経ることで、英語がしゃべって聞けるようになると思う。かつて、長文読解教室というのもあったが、英文解釈教室を終えたら、長文読解教室ではなく、この本に入った方がいいだろう(著者が違うということは、解釈の仕方が異なるということだから)
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分が大学受験生のときはこの書の存在を知りませんでした。大学3年くらいのときに、週刊本(28巻)で野々村文宏だったか田口賢司だったか忘れたが、この参考書のことを紹介しており、単元のネーミングがニューアカっぽくていいと言及されてました。因数分解型Structure 対照(CONTRAST)と照応(SEQUENCE) 紋切り型公式主義に拠る敗北、癒着と遊離 比喩と縁語 VOICEの補足 などなど。確かにデリダやラカン、ジル・ドゥルースの書籍の日本語タイトルになりそうな言い回しです。ライオン社の添削は友人がやっていたが、とにかく返された答案が真っ赤になるぐらい説明や補足があったとのことです。さて、本書の内容ですが、かなり高度で、これだけの英文を読みこなす実力があれば、日本のどこの大学入試の英文解釈でも合格点が取れると思います。そのため、河合塾の京大オープン模試で上位をとりたいとか、将来英文学者になりたいとかいったレベルでなければ、読むのもつらいでしょう。時間がたっぷりあって、教養を身につけたい向きにはいいかも知れません。逆にいうと、この参考書が出版された1980年代の大学入試のレベルというか出題傾向は現在とはかなり隔たりがあったと感じられます。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 まず、アンケートにお答え下さい。
*「『英文解釈教室』を読んだら、実力が上がりましたか?」

 もし「実力が上がった」と言う人は、残念ながら、まだ「思考訓練」シリーズに取り組む資格は、「無い」。
 なぜなら、Z会基礎科の方が、「解釈教室」よりも、程度が、上だから、である。
 この本は、Z会の、国公立大受験科や、私大受験科の『有段者』の方が、手にすべき本だ。もし、この本が、分かったら、進研模試で、「偏差値78」を、差し上げよう。
 ただし、「有段者」では無い人は、この本に手を出しては、イケナイ。Z会基礎科から、やりなおすべし。うっかり触ると、ヤケドする。
 親切に、お話すると、この、「思考訓練~」(1)よりも、
○「思考訓練の場としての英文解釈」(2)
の方が、程度は、易しいので、先に、「思考訓練~」(2)をやって、それから、「思考訓練~」(1)に戻ると、解きやすかろう、と思う。

 先に、この「思考訓練~」シリーズを「究極の本」と書いたが、もし「これ以上の本は無いのか?」と、訊かれたらば、それは、「究極の本」を、上回る「至高の本」が有る、と、お答えする。
 その「至高の本」とは、○「英文解釈考」(金子書房)である。
 「究極の本」である、「思考訓練」シリーズが、「偏差値78」の本とすると、「至高の本」である、「英文解釈考」(金子書房)は、「偏差値78以上」の世界である。これ以上は、何も無い。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を入手したときは既に廃版で、古書で手に入れたのだが、
(2)が出ていることも知ったが、
やはり(1)のオリジナルを見てみたくて古本で買った。
結果、本当に素晴らしく脳天から雷を受けるようなショックを感じた。
それはとても感動的な体験だった。
本書(1)を読んだ後に(2)も買ったが、
(2)もすばらしいとは思うが、(1)ほどの感銘は受けなかった。
それは(2)が(1)より劣っていると言うことではなくて、
たぶん、おそらくは、既に(1)によって私の脳が洗礼をうけてしまったためであろうと考えられる。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英検1級を取得し最近は仕事で翻訳に携わることも多くなってきたが、本当に英文を読めているのか、抜けてるところがないかを確かめつつ足固めするために購入。使ってみて、よく指摘される"天狗的な物言い"以外でもなかなかクセがあると感じた。

まずこんなにも解説が回りくどいのかと感じた箇所がいくつかあった。因数分解で解く? 数学が苦手な自分にとってますます何言ってるのか分からなくなるなったが、よく読んでみると以前から自分の脳内でククり読みをしていたことをこの本では因数分解と言ってるのだと分かった。

いらない筆者のコメントや、今の時代からしてみたら独善的な決めつけのような感想や使用禁止の差別用語が並び、全部読む通すのがしんどくなった。一方、構文や表現の言い換え、訳仕方は大いに参考になるので、自分で全訳→構文や文法解説→筆者の全訳という使い方に落ち着いた。

クセが強いと感じたもう1つの理由は英文の古さ。1970〜80年代の、しかも抽象的な文章が非常に多く、日本語にしても何を言ってるのかいまひとつのものがある(単に私がバカなだけですが)。

それから英文も最近ではネイティブでも簡潔な文章と正しいpunctuationが求められており、この本で使われている高尚な文体は文学作品ぐらいではないだろうか。簡潔さが求められるNYTなどの高級紙ですらほとんど見かけない気がする。であるがゆえにこの本で取り上げられる文章は読み応えはあるが、punctuationがいい加減なものもあるし、こんにちこんな英語表現を使う人いるんかなと思う表現もあり、良文とは言えない。受験のために勉強する人にはおすすめできないが、英文研究者とか英語マニアを目指すなら必読だと思う。

とはいえ、構文や言い換えは非常に役に立つ。(大学受験でもしどうしてもこの本が使いたいのであれば構文や文法のところだけ読めばいいかと)

言葉は生き物であり、時代とともに変化変遷するものだ。古い表現や文章がかえって理解の足枷となることもある。それだけにこの本は誰にでもおすすめできるものではない。この本を読まなくてもNYTもEconomistもScientific Americanも読めます(語彙が分かればの話だが)。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしいが、国公立超難関大学受験者が購入する程度で大丈夫だろう。とくに京大受験者にはオススメである。
早慶上智は別の本をやったほうがよい。近年の私立の傾向は速読重視であるため、私大受験者はこれをやらないでポレポレなどをカンペキにする程度で十分だろう。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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