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児童精神科医が語る―響きあう心を育てたい 単行本 – 2001/11/6
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第一章 子どもを育てる――母なるものと父なるもの
はじめに
わが国の子どもたちは、近年、保育園でも小学校でも、保育者や教師と一対一の関係を求める傾向が強くなってきたといわれます。そしてそういう傾向を強く示す子どもほど、友達と共有し合う時間を楽しめないのだそうです。その理由は簡単です。子どもたちはそれぞれが自分の親や祖父母など家族の大人や、地域社会の大人との個人的関係に満足していないのです。そういう大人たちに、十分に依存し、愛され大切にされてきたという経験や実感が不足しているのです。子どもは自分が、保護者としての大人から、十分に大切に扱われ育てられてきたという体験や実感がないうちは、自律的に他者と交わることができません。相手の立場を田心いやりながら、しかも相手と楽しく交わるなどという自立的な行動は、決してとることはできないのです..このようなことは、幼少期だけのことではなく、思春期や青年期に至っても同じだということは、近年の青少年が示す親やそのほかの他者への殺傷事件などによく反映されていると思います。おそらくこのことは、そのまま大人になっても同じことなのでしょう。子どもはまず幼少期に、保護者としての他者から、自分が望んだようなやりかたで、十分に愛され大切にされたという経験をすることなしには、自律的に、そして当然、自立的に社会的な行動を開始することはないということです。私は過去三十年近くに及ぶ保育園の保育者との、各地の定期的で継続的な交わりのなかで、この事実を終始一貫して教えられてきました。
仲間と遊び、人間を信じるために
子どもに限らず人間が、他者と安心して交わるためには、相手を、すなわち人間を、基本的なところで信じることができるように、育てられてこなければならないと思います。そのために、幼少期からの年上の子どもに導かれての友達や仲間との遊びが、どれだけ重要な意味をもっていたかということを、近年、月日がたつとともにますます実感しないわけにはいかなくなったという思いでいます。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社岩崎学術出版社
- 発売日2001/11/6
- ISBN-104753301060
- ISBN-13978-4753301065
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出版社より
自閉症およびその家族への理解と支援
アスペルガー症候群と重度自閉症の子育てのレッスン
目次抜粋
- 第1章 自閉症と診断されてから立て直した生活
- 第3章 家族生活のバランスを保つために
- 第4章 安定した家族生活を営むために
- 第5章 子どもたちの人権を守る
- 第6章 私たち自身に対するケア
- 第7章 私たち自身の道を求めて
- 第8章 世間一般の人たちとの対応
- 第9章 子どもたちおよび私たち自身を受け入れること
自閉症の親として
私の恩師である児童精神科医の佐々木正美先生はおっしゃいます。「障害というものは本人に帰するものではなく、その人と健常と呼ばれる人との間にある壁のことを意味するのです」と。この本の中に疲弊しきったモリーンが、ある学校心理士と出会った後の気持ちを述べる箇所があります。その時のモリーンの気持ちは、まさに佐々木先生がおっしゃる「壁」を意味するものと思います。なぜなら、自閉症という障害を否定するのではなく、自閉症は自閉症のままでいい、周りが自閉症の人、そしてその保護者を理解してあげることにより、その壁は崩していけるのです。 この本はそういった自閉症者およびその家族をとりまく周りの理解、支援について訴える名著といっていいでしょう。
商品の説明
出版社からのコメント
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 岩崎学術出版社 (2001/11/6)
- 発売日 : 2001/11/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4753301060
- ISBN-13 : 978-4753301065
- Amazon 売れ筋ランキング: - 563,986位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1935年、群馬県生まれ。川崎医療福祉大学特任教授、ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。新潟大学医学部を卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学、小児療育相談センターなどをへて、現職。専門は児童青年精神医学(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『高校生の発達障害』(ISBN-10:4062789647)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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