神田橋さんの言いたいことは、「自然治癒力を重視する」ということに尽きる。
自然治癒力を最大限活用するには治療者側に正しい「技」が要る。
今日のEBM一辺倒の傾向に対しては批判的な視点も持っておられる。
治療者（医療者）は、患者さんから発せられる心身状態の信号を正しく受け止め、正しく自然治癒力を活かす（自然治癒力の暴走を制御することも含む）ための感性（観察眼）と判断力を磨くことに力を注がねばならないと主張されているように思う。
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