本書は、抽象データ型に対応したEffelという言語に基づいた入門書です。
Effelという言語は、.NETに対応した版もあったので、評価版をダウンロードして確かめてみるのもいいかもしれません。
本書は、SRAにいた酒包さんが翻訳された良書で、入門と書いているように、オブジェクト指向を叫ぶ人の必読書だと思われます。
「このように構成の巧みなソフトウェアシステムは この世界のある側面を映し出す実践的モデルと見ることが出来る。、、、
ソフトウェアの設計を実践的モデルの作成と考えると、オブジェクト指向設計は実に自然なアプローチであることがわかる。」
オブジェクト指向を実装において説明するのはオブジェクト指向ではなく、実装指向だと思われます。
実装担当の人には、オブジェクト指向をどう実装するとよいかを話す必要はあると思います。
実装はオブジェクト指向の設計の考え方を明確にしながらのことで、実装だけを見ていると、方向性を間違うことがあるかもしれません。
ps.
オブジェクト指向で、日本で定評のある識者はSRAに移籍された青木淳さんかもしれません。SmallTalkの本も併せて読むとよいかもしれません。また、Squeakも参照するとよいと思います。
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オブジェクト指向入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Programming) 単行本 – 1990/11/1
- 本の長さ699ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー
- 発売日1990/11/1
- ISBN-104756100503
- ISBN-13978-4756100504
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登録情報
- 出版社 : アスキー (1990/11/1)
- 発売日 : 1990/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 699ページ
- ISBN-10 : 4756100503
- ISBN-13 : 978-4756100504
- Amazon 売れ筋ランキング: - 390,977位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 443位プログラミング入門書
- カスタマーレビュー:
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2008年1月3日に日本でレビュー済み
2007年9月12日に日本でレビュー済み
多少古い本ではありますが、オブジェクト指向の真髄を学べます。
プログラミングにおける契約(contract)に関しても第一級の書籍です。
原書だと第2版が出ているのですが、どうも邦訳は出る気配がありません。
逆に言えば安心して初版を買えるということです。多少高いですが、
値段だけの価値は十二分にあります。しばらくクラスの設計をしてみてから
読んでください。途中難しい点もありますが、そういうところは読み飛ばしましょう。
プログラミングにおける契約(contract)に関しても第一級の書籍です。
原書だと第2版が出ているのですが、どうも邦訳は出る気配がありません。
逆に言えば安心して初版を買えるということです。多少高いですが、
値段だけの価値は十二分にあります。しばらくクラスの設計をしてみてから
読んでください。途中難しい点もありますが、そういうところは読み飛ばしましょう。
2008年11月17日に日本でレビュー済み
私は、もうIT業界から離れてしまったのですが、
IT業界にいた頃はけっこういろいろ勉強していました。
その当時、まわりにオブジェクト指向を理解している人がいませんでしたので、
オブジェクト指向を学ぶには本しかありませんでした。
そんな中で出会ったのが、この本でした。
この本を読んで思ったのは、厚くて難しい。
しかし、読んだ後は、いろんなものが違って見えるということでした。
やはりあまりよく理解できないと思ってもきちんとした理論書を
最初から最後まで読みとおすということは重要だと実感しました。
※読んで何年もたってからのレビューなので、あいまいでゴメンなさい!!
IT業界にいた頃はけっこういろいろ勉強していました。
その当時、まわりにオブジェクト指向を理解している人がいませんでしたので、
オブジェクト指向を学ぶには本しかありませんでした。
そんな中で出会ったのが、この本でした。
この本を読んで思ったのは、厚くて難しい。
しかし、読んだ後は、いろんなものが違って見えるということでした。
やはりあまりよく理解できないと思ってもきちんとした理論書を
最初から最後まで読みとおすということは重要だと実感しました。
※読んで何年もたってからのレビューなので、あいまいでゴメンなさい!!
2002年11月11日に日本でレビュー済み
オブジェクト指向開発の入門として適しているかどうかは疑問です。どちらかというと、一通りオブジェクト指向を知っている読者が読むと最も効果が高いのではないかと思います。内容は素晴らしいです。骨太の内容という表現が妥当かどうか分かりませんが、出版されて年月が経っても重要かつ役に立つ記述が満載です。型とクラス、契約による設計、制約(表明、事前条件、事後条件)に関する記述は非常に優れています。
2000年12月9日に日本でレビュー済み
表題はオブジェクト指向入門となっていますが、オブジェクト指向入門者向けというよりは中級者-上級者向けの内容になっています。 この本にある契約によるプログラミング、表明、事前条件、事後条件、などは、今日のオブジェクト指向技術の基盤となる重要な要素となっています。
オブジェクト指向技術のステップアップを目指す人には、必読の1冊ではないでしょうか。
オブジェクト指向技術のステップアップを目指す人には、必読の1冊ではないでしょうか。