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100台のコンピュータ 単行本 – 1998/8/1

4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

合わせて100台以上のコンピュータをひたすらに買って、ひたすらに使った二人の著者が綴る、コンピュータの魅力とコンピュータ野郎の青春。2段組み、上下段同時進行の異色のエッセイ。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アスキー (1998/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 235ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4756118666
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4756118660
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スタパ齋藤氏、船田戦闘機氏は、アスキーの社員だった。
そのため一般人よりも、より多くのコンピュータに触れてきた。その数、100台。
その100台のコンピュータたちの思い出を綴った本だ。そして、この本は、間違いなく傑作だ。

当時中学生だった、スタパ齋藤氏憧れのPC-8001を購入した話に始まり、名機PC-8001を
売り払ってまで欲しかったシャープMZ-80Bの話と続く。
わたしは、このスタパ齋藤氏のMZ-80Bのエピソードを読んで、ヤケクソに感動したのだ。
本文中のスタパ少年が、MZ-80B欲しさに炎と燃えたように、わたしの心も、激しく燃えた。
嗚呼!MZ-80Bが欲しい!

気がつくと、わたしの部屋にはMZ-80B実機が有った。買ってしまったのだ。
さすがに、中学生のスタパ齋藤氏に比べれば「相当使い込む」レベルには及びもつかなかったが
わたしなりにBASIC言語で計算プログラムを書いて、カセットテープに保存した。
このデータレコーダというものを、どうしても使ってみたかったのだ。
今でも思い出した時に、時折BASICを使っている。当時モノのBASIC教本を読みながら。

1982年当時、高級機MZ-80Bを使いこなしていた、元祖コンピュータ少年、スタパ齋藤氏。
この人は「コンピュータそのものが目的でコンピュータを使う」人らしい。
この発想は、わたしには無かった。ショックだった。
それまでわたしは、コンピュータを「道具」として使っていた。それは間違いではない。
だが、この本を読んだことで、わたしの中で「コンピュータを目的としたコンピューティング」という
新しいパラダイムが生まれた。これは画期的なことだった。

それ以来、コンピュータを「楽しむ」ようになった。実際、複数のコンピュータを購入して、相当使っている。
この本を読まなければ、コンピュータの本当の面白さに気づかなかった可能性が高い。本当に読んで良かった。
船田戦闘機氏の物語も、スタパ氏と同量のエピソードが書かれている。2人分の物語は、相当なボリュームだ。
幾度となく、再読している。出先にも、よく持ち歩く愛読書だ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月5日に日本でレビュー済み
本書はスタパ齋藤(敬称略 以下同じ)と船田戦闘機による「パソコン爆買い
日記」。二人であらゆるパソコン(やワークステーション)を買いまくっている。
 個人的には非常に面白く本書は二回購入(なくしたと思い込んだため)してい
る。この手の本は「賞味期限」が短く、時間をおくとまるで興味がわかないこと
が多いが、二人の話は当時を彷彿とさせ実に興味深い。

 お二方には「買い物症候群」的なことが多々あり、その気がない人には「無駄
の塊」としか思えないだろう。しかし当人達にとっては「仕事」と「趣味」が一
致しているようで、その癖は今でも健在だろう。
 特にスタパは色々なものにはまりそして次の買い物をする。何冊も著書がある
が、現在(2024年)はさほど上梓していない。スタパは、パソコン、カメラ、ス
キャナカーナビ、オーディア、果てはPOPシステムまで、とにかく関心の幅が広
い。
 船田戦闘機はスタパの師匠なのか戦友なのか。パソコン黎明期からパソコンを
買いまくり、スタパの質問にもよく答えている。
 そんな二人のパソコン遍歴が本書。
 その時代に私は遅れて参戦したが、二人とよく似た(かける費用は桁違いに低
いが)「パソコンを買うこと」が好きな一人。もちろんパソコン自体も好きだが、
どうにもギミックのある機種は(数日悩むこともあるが)即買いが多い。
 このレビューは、その時代の私の「101台のコンピュータ」
 同じような内容を、「マッキントッシュ・ハイ」で書き込んでいる。

 最近のMチップMacは面白くない。確かに処理速度は速く(そりゃ最新の
CPU)、スタイリッシュで(まあ以前と同じようなデザイン)、ユーザーインター
フェース(UI)がよく(いつものこと)、文句はないはずなのだが。
 MチップMacは改造したりすることが格段に難しく(私のような素人にはまず
無理)、内部を開いてもなにもできなくなっている。アップルの方針としては、
「一切中身に触るな、増設などせず必要な容量をあらかじめ計算してオーダーせ
よ」、ということなのだろうが、いささか淋しさを覚える。
 この前、M1MacBookの調子が悪くなり、すぐに裏蓋を剥がした(これで保障
はなくなる)が、何もできずまたそのままネジをとめた。

 Macを利用する人には二通りあるように思う。
 一方は、Macは便利な「道具」であり、ごく「普通に」パソコンとしてMacを
使う人。もう一方は、「改造してなんぼ」と何らかの形で、自分の刻印をMacに
残したい人。この刻印を打つ作業で、Macが使用不可能になることもあるのだが。
私はどちらかといえば後者になる。

 私もその気持ちがよく分かる。そうMacは「コンピュータ以上の何か」なのだ。

 私は40年近く前に初めてNECの98シリーズを購入した。486CPUを初めて
搭載したFAという型番。16MHzで動作し、コプロ(浮動小数点演算機能)なし
のモデル。CPUの載せ替えなどでかなりの金額(オーバードライブプロセッサー
となんとも勇ましい名前がついていた)を費やしたが、次の職場で置いてきてし
まった。このFAの前のPC9801DAを初めて触って、職場の人から買うことを勧
められたことは懐かしい思い出。
 それ以降、PC9801Nと思うが、ノートPCを買った。このPC9801NはCPUの
動作クロックを知っておくことが必要だった。PCゲームの速度は動作クロックに
よって異なり、PCにわざと負荷をかけてゲームスピードを落とす必要さえあった。
プログラムにも興味が出て、「ターボC(もちろんDOS常でのみ動作する)」を独
学していた。この時が一番「生産的」にパソコンをいじっていた時期になる。

 Windows3.1が出るか出ないかの頃、基本はDOSベース。DOSの時代は「環境
オタ」になりやすかった。CONFIG.SYSをいじるのは当たり前。デバイスドライ
バは自分で組み込む必要があった。AUTOEXEC.BATを作り、ゲーム環境、ワー
プロソフト環境を、別々に呼び出しすようにして記述し悦にいっていた。
 ノートPCの非力さに音をあげ、EPSONの9801シリーズの互換機=
486PORTABLEという実にユニークなノートを購入。これはCPUが484で、動作
速度は25Mhzと記憶している。なんとこの時期にペン入力=手書き文字認識が可
能なノートだった。画面に附属のペンを走らせ、手書き文字が文字データとして
認識された。これは面白いが時折ハングアップしてしまい、結局は職場の同僚に
只であげた。

 「DOS/V機」という、AT互換機が日本でも購入できる時代だった。私も怪し
げなショップ(大阪日本橋)でDOS/V機を注文した。初めてのペンティアム機だ
った。動作クロックはおそらく90Mhz。メモリは8メガという実に広大なメモリ
エリア、これは後日バルク品で8メガを追加(SIMMで一枚ごとの追加が可能)
した。あの初めてメモリを買って自分で取り付けた時の高揚感は忘れない。
 ここからDOS/V機にはまることになる。

 DOS/Vにはまりつつ。Macに出会い、そのあまりのUIの綺麗さに一発で参っ
てしまった。出会いは職場の同僚の自宅。かわいい一体型Macだった。
 初めて購入したのは大型チェーン店。とにかくMacが欲しく、当時出たばかり
の、ピザボックスタイプのLCⅡをドキドキしながら購入。Windowsマシンが256
色使えるとかで騒いでいた時期に、LCⅡはなんと「32000色」。くらくらするほ
どの色の多さで、フルカラーといってもいい。LCⅡの標準モニタも直線が効い
たデザインでとにかく格好いい。CPUは68030。かなり速いCPU。
 当時はMacショップで購入すると、ショップの人が只でゲーム(無料ゲームと

思う)をインストールしてくれていた。ギャラクシアンの綺麗なこと綺麗なこと。

 Macのノートも欲しくなり、値段が発売当初の1/3にも下がっていた(多分人
気不足)、PowerBook165cを購入した。Macノートがカラーでというので嬉しかっ
た。ただ液晶が今一つで、解像度も640×400というまるでpc98なみのしょぼさ。
 当時のMacOSは「スタートアップ」フォルダに画像を放り込んでくと、起動
時に自分の好きな画面を表示することができた。何か浮かれたようにそんな遊び
をしていた。起動時に固まることも多かったが。

 PowerBook180cはTFT液晶で、解像度も640×480であるが液晶が小さめ。後
に中古で購入した。同時期にPowerBook145Bというモノクロが出たが、バッテリ
の保ちがかなり良かったという記憶がある。職場で同僚が持ってきて、その操作
性の良さと動作の機敏さが目に止まった。これも後日中古で入手した。
 この当時のMacのOSは漢字トーク7.5だったと思う。ようやく日本語処理が
Macでも可能になった時期。Linuxでも日本語入力は鬼門中の鬼門。Slackware版
が出た直後に、漢字トーク7が出たように記憶している。

 DOS/V機のノートにも手を出した。OlivettiのQUNDERが実にデザインが優れ
たいたが、発売当初から処理速度やバッテリに疑念があったようで、購入を断念
した。ThinPad220が発売されて、しばらくして中古で購入した。この220はキー
ボードを外すと内部全体にすぐにアクセスできた。CPUの載せ替えが流行り、私
もそれにならった。バスクロック自体の変更もできたすぐれもの。

 その後にアップルの「ご乱心」があった。時期はよく覚えていないが、私がMac
から興味が薄れた最大の事件。
 何とアップルは「OSをライセンス供与して、自社ではハードを作らない」と
いう意味不明の愚策を取る。あっという間に、アップルのライセンスを受けたサ
ードパーティが山ほど、MacOSの動く「互換機(とはいってもアップルでは製造
中止)」を販売し始めた。言葉は悪いが「実に醜い機種」が山ほど出た。これに
は呆れてしまい、Macも終わったと感じた。
 この件についえはどこにも書き込みがないが、中には「トンデモ機種」があり、
何と一つのPCでスイッチ一つで「Mac」と「Windows」が切り替えて起動できる
しろもの。これはHackintosh(ハッキントッシュ)ではない。はたしてまともに
動いたのか。

 そんなこんなで、この「乱心」の頃に(時期が前後しているかもしれない)Mac
のデスクトップに、QuadraやCentrisといった型番が並ぶ頃はMacから遠ざかっ
ている。これらの固体がまるで気にくわなかったことも一因。どうにも不細工な
大型犬が座っている印象があり、デザイン的に失敗だろう。
 ただ両機種ともにピザボックスタイプもあったと記憶している。欲しいとはあ
まり思わず、この時期にはMacのデスクトップは一切購入はしていない。

 このあたりから、どうも様々なPCに関心(PCだけではなくワークステーショ
ンにも興味があった)が出て、購入しまくることになった。
 まず、Silicon Graphics社のIndy。その見た目に一目惚れ。当時の大阪日本橋の
地下鉄ホームの壁に大きなIndyの写真。その実に斬新な、薄い長方形のボックス
を斜めの裁断したかのようなデザイン。これはもちろん中古で日本橋で購入して
いる。どうやって家まで運んだか(車も持っていないので)記憶にない。
 このIndyには苦労した。まずOSがないままで購入(HDD等のハードはそろっ
ているが)したので、どうしようもなくSGI社のホームページから「IRIX」を購
入。日本円で10万くらいと記憶している。ところがオプティカルディスクの操作
方法が分からない。なんとか「HINVコマンド」を探しだしたが、どうにもでき
ずついには本体を手放した。今ではその外側部分でも持っておけば良かった。
 そのIRIXのCDセットだけ保管している。

 次はOCTAN(名称ははっきりしない)をオークションで購入した。これ以降
は全てネットで購入した。これはOS装備でSGIのモニタにつなげて遊んでいた。
スクリーンセーバーが秀逸で、「鮫が泳ぐポリゴン」は今では陳腐だろうが当時
は目を見張るもの。INDIGO(これもスペルに自信がない)やO2も購入し一時は
書斎がSGIだらけになったが、個人用途に使えるものでもなく、全て処分した。
オークションで出品したが、買い主の方から「こんなに重いとは思っていなかった」
由のメールを頂いている。

 Sun Microsystemsに興味が移り、SPARCを2機搭載したワークステーションも
入手した。デュアルプロセッサで、200Mhzで動作していたかと思う。OSはSolaris
でかなり快適に動いた記憶がある。当時Solarisの解説本に、日本で購入できるノ
ートPcへのインストール方法が記載されていた。やってみようと思い、そのノー
トPCを購入しインストールした。何ということもなくすんなり動いた。そのま
ま置いておくのもったいなく、売り払った。
 デスクトップのSolarisはしばらく置いていたが、そのモニタ=プラズマ液晶だ
ったが動作音が大きく(モニタの排熱処理の問題)、家人からクレームがつき処
分した。Sun Microsystemsのロゴ=「SUN」をデザイン化したものは今でも格好
いいかと思う。

 Macも同時期に購入している。
PowerBookはやはりスタリッシュで、PowerBookDuoは歴史的名機。Macのみな
らずあらゆるノートPCの一つの頂点だったろう。
 そのギミックは素晴らしい。Duoを起動し、蓋を閉めて「Duoドック」に差し
込む。ウィーンという音と共にDuoが吸い込まれていき、同時に外付けモニタに
画面が表示される。
 これには参ってしまった。ドックにはHDD、ビデオカード、そしてコプロ(浮
動小数点演算)が搭載されていて、Duoがカバーする解像度よりも高い解像度で
色数も多く表示できる。外付けキーボードとマウスを装着して、まさに旗艦とい
う感じ。どうにもギミックだらけで、今こんな機種を出したら仰天ものだろう。
随分と楽しんだが、これもDuoが吸い込まれる様子を見たかっただけだ。
 随分後に、PowerBook2300Cも使用した。いい機種なのだが、インパクトに欠
けていて、どうにも使用しても人に見せるにはいいが興味が続かず、アリバイの
ような短期間の使用の後に、多分中古で売り払った。

 そしてデスクトップで欲しかったのが、ColorClassicシリーズ。ⅠⅡⅢまであっ
たと思うが、この子犬が座ったような一体型はまさしくMacの原点だろう。「カ
ラクラ」が一般呼称で、カラクラⅡを後に中古で購入。壊れてしまったがまだベ
ランダに雨ざらしで置いてある。何となくトースターのような外観。

 デスクトップとしては異色の、これ一代でデザインが終わってしまった不運の
「20Th Anniversary」。Spartacus(スパルタカス)という名で登場した。おそらく
発売当初は100万近くしたのではないか。当時アップルを追われたジョブズが、
送られてきたSpartacusをそのまま窓から放り出したともいわれた機種。
 BOSEの大きな円筒形のスピーカーをはべららせた液晶一体型の、まるで一枚
の板のような秀逸なデザイン。CAROMドライブも埋め込まれている。近未来的
なデザインだったが、どうもサウンド周辺に問題があり、価格は急落。確かに雑
音が入っていて、BOSEのスピーカーが台無しだった。これは中古で価格がこな
れてきた時に計2台購入した。茶色と灰色をベースとした配色で、高級感が漂っ
ていた。一台だけでもとっておけば良かったと思っている。

 この時期は、Mac、Windows、他のワークステーションととっかえひっかえ購
入している。Windows機ではワークステーションが欲しくなり、DELLのワーク
ステーンをオークションで入手したが、かなり高価で振り込むときに逡巡した。
当時のオークションは銀行振り込みだった。WinNTが入っていたはずだが、これ
も個人用途には向かず、しばらく部屋に置いていたがこれは処分した。
 発売時期はこれのかなり前だったが、DEC(その後DELLに吸収されたはず)
からHiNote UltraⅡが発売され、その薄さに仰天している。ネットで状態のいい
中古ものを買ったはずだが、この機種は「塗り」に問題があった。複数台購入し
てもパームレストの部分が剥げてしまっていて、どうにも「格好よさ」で持つ気
分にはなれずに右から左に売り渡した。この機種のスタイルも実に斬新だった。。

 シャープのX68000シリーズも入手した。新品には手を出さずに中古で入手。
CPUは68030でHDD付きのものであり、専用のモニタで表示している。このモ
ニタが当時はおそらく解像度の問題でか、専用でなければいけなったと記憶して
いる。シャープはとにかく技術力があり、同時のOSを搭載し、ビデオ回りが秀
逸で「ゲーム専用機」としてか現在もオークション等で引きあいがある。
 手持ち(現在2台が書斎のクローゼットの中に埃まみれでおいてある)のもの
は4096色表示だった。専用のパソコン箇体とモニタ、独自OS、等々でシャープ
は実に良い会社だが、そのシャープも事実上潰れてしまっている。
 CPUは68030までだが、それをクロックアップ(したのだと思う)したものが
「満開製作所(現在はない)」が68050と銘打ってサポートしていた。中古で入手
したのでお金をかけないでいたが、今考えると満開製作所に頼んだ方が良かった
と思っている。
 「OhX!」という雑誌や附録FD(5インチ)もかなり入手したがほとんど処
分している。

 Macは68000シリーズからPowerPCにCPUを変更した。x6800はシャープのパ
ソコンにも採用され、シリコングラフィック社も採用していたがCPUの変更とな
った。この当時はノートに興味があり、PowerBookG3が異彩を放っていた。G3Book
を暗闇で使うと、背面の林檎マークがボーッと白く光る。なんとも粋なデザイン。
黒い個体に角を曲線で処理した、無骨であるのにシャープさを感じさせるノート。
ボッテッとしているが角の処理が絶妙。ぞくそくするデザイン。
 G3Bookは内部アクセスが簡単で、両サイドに搭載されているバッテリや
CAROMドライブがワンタッチで着脱できた。キーボードをはずすとすぐに内部
全体にアクセスできる。WALLSTREETなど幾つかの開発コード名が付いていて、
CPUも200Mhzベースから300ベース、333ベースとあったように記憶している。
G3は3台持っていたが、すべて分解してみた。
 驚いたのはCPUの形状で、全て異なった形状だった。CPUのピンでいうと、
楕円形のもの、二列になったもの、長方形のもの、そう記憶している。CPUの形
状を変えるために一体どれほどの設計変更や製造プロセスの変更があったのだろ
う。
 おそらくアップルの開発陣は、別々に設計してCPUの形状を変えたのだろう。
 この「無駄」が実にアップルらしい。

 2000年ころに、Nest Stepを入手した。販売はもう少し早かったが、急に興味が
出た。これもオークションで入手。初めの一台でOSの使い出でを検証(偉そう
です)した。よく分からないままに「オブジェクト志向 オブジェクト志向」と
呪文を唱えて、「もう一台でしょう」と一人納得してまた購入。その時はそれな
りに値段が上がっていた。取引相手がいやに強引で、何を聞いても「現状渡し」
と言っていた。まあ中古品ではアラを探せばいくらでも出てくるので、こうなっ
たのだろう。計2台。これも書斎のクローゼットに眠っている。
 時期がずれるが「BeOS」にも手を出している。IntelプラットフォームでのOS
販売だった。手持ちのWindows機(ノートだったかデスクトップだったか記憶が
曖昧)にインストールした。OBeProductive(オビプロダクティブ)という名称の、
BeOSで使用できるCDも購入したが、どんなオフィス系ソフトかうろ覚え。この
CDはどこかにいってしまった。
 
 モバイルPCとして忘れられないLibrettoは販売直後に入手した。20CTという
型番で、Win95が搭載されていた。びっくりするほど軽く、まさしく持ち運べる
ノートPCだった。486DXというコプロ付きのCPUでそれなりに処理速度は速か
った記憶がある。このLibrettoシリーズは30、50、70と進化していったが、20以
外にどれを購入したかはっきりとは覚えていない。
 30だったろうか、HDDの換装がはやったことがあり、雑誌かネットの記事を
参考にして、裏蓋を切り取りそこに1ギガのHDDを載せ替えたことがある。載
せ替えという目的は達したので、すぐにオークションで売り払った記憶がある。
調べるとW100という最終形に近いモデルもいじった気がするが、バッテリがあ
まり保たずにこれも売り払っている。

 この時期のオークション利用はとても頻繁で、売り買いで当時のアカウントで
300以上の評価となっていた。
 Compaqのタブレット式のノートを新品で三台(型番は覚えていない)購入し
ている。タブレットモードにできることが珍しく、欲しかった機種で何故か大手
の小売り業者から大量の販売があった。これは転売できると甘く考えていたが、
そんなにうまくいくはずもなく、送料程度の浮きしかなかった。

 その頃に、「ゲームデータの書き換え」にはまっている。シューティングゲー
ムはせいぜいが「DOOM」(主人公が「無敵モード」になるコマンドがあった)
くらいしかしたことがなく、パソコンに詳しい同僚から「Sim City」を勧められ
かなりのめり込んだが、街の施設の配置さえ気をつければなんとかなることが分
かり、一時ゲームは中断。
 そして「ザ・コンビニ」にハマった。かなり最近と思っていたが1996年の発売
とある。当時はWin95の時代だが、基本はDOSの上に乗っかったOS。ファイラ
ーとして「FD」というフリーソフトがよく使われていた。バイナリタイプのファ
イルでも即座に中身を見ることができ、実に優れたファイラーだった。FDでデ
ータファイルを見ても、どこにどのデータがあるか不明なので、データセーブを
頻繁にした。セーブした、時間だけが違うファイルを比較するのに、「FC」とい
うDOSのコマンドを使っている。ファイル差分を出力するコマンドで、その結果
を別のファイルに書き出し、一つ一つ見当を付けていった。
 セーブデータには、ゲームで雇える社員の「能力」値があった。それを全部書
き換えたが16進法できちんと計算しなかったために、100の上限に対して106と
データを書き換えた。その社員は能力は高いは、給与が少なくとも働くは。また
社の資産も最大(数千億だったと思う)にして、「10店舗の出店を目指すシナリ
オ」で時間を止めて一々データを書き換えた。そして10店舗が出店されている状
態で初めたが、ゲームが初まってすぐに「おめでとう」の文字で、ゲームは終了。
初めは何が起きたのか分からなかった。
 こんな馬鹿なこともしている。

 PowerBookG4は、形状がWindowsマシンによく似ていた。Macユーザーでも
かなり毀誉褒貶があったと記憶している。いわくMacらしくないデザイン。直線
を多用したデザインで現在まで引き継がれている。今のデザインより緊張感のあ
るデザインで、嫌いではなかったがどうにもMacを所有しているという感覚はな
かった。当時のオークションで知り合った人と大阪日本橋で待ち合わせをし、喫
茶店でお互いのパソコンを交換した。私はかなり小型のWindowsマシンを持って
行き交換した。

 G4Cube(という名称だったか)も購入した。名の通り真四角の形状。表面処理
もよく、「綺麗なデザイン」。CDROMをそのまま上から挿入する形状で、CDを
差し込むと静かに沈んでいく。これもただそのシーンを見たいので何回も挿入し
た。ただCDROMのスロット口が開いているままなので、埃がどうなるのか少し
心配だった。このCubeも一代で終了だったはず。MacMiniに微かにその面影が
ある。埃のことは漫画家の いのうえさきこさんも書いている。

 MacMiniも入手したが、内部のコンパクトさに驚いた。あの容積にHDD、メモ
リを搭載している。CDは横から挿入する構造だった。分解した時に、多分内部
の空気の環流をよくするための、ペラペラの仕切りのためのプラスチックを捨て
てしまった。分解してみた後にそのまま蓋を閉めたが、熱暴走するようになって
しまい、密閉せずに(つまり外箱を装着せずむき出しのまま)使用した。多分書
斎のどこかにそのままあると思う。
 調べるとMacMiniは2005年、MacCubeは2000年の発売となっていて、どうに
も記憶が混乱している。

 2000年過ぎころからかLinuxに興味が出て、使ってみようと試行錯誤している。
Slackwear版が出たころだろうか。フロッピーベースで出ていたと思うが、どうに
もはっきりしない。大阪日本橋にもLinuxの専門館がありそこで購入した。当時
のSlackwearは何かをインストールしようとしても、ファイル相互の依存関係を
自動的には修復してくれず、どうにも使いにくかった。ビデオ回りも、どのメー
カーのビデオチップ使っているのか、ビデオメモリはどれくらい積んでいるのか
も、明示的にしなければならなく、結構面倒。
 特に「日本語処理」がややこしく、日本語表示の設定と日本語入力の設定が別
で、さらにターミナルで表示することも難しかった。あまり情報がなくどうにも
ならなくなって、知人の紹介で情報処理の専門学校生に来てもらった。ようやく
ネットがつながった時は嬉しかった。
 2000年近くにTurbolinuxが発表され、インストールの簡単さに驚いた。
 REDHAT系列のデストリビューションはよくできていると思う。今でもLinux
は使っているが、気に入ったものはほとんどREDHAT系列だ。

 iMacも衝撃的。新発売されたiMacは半円級の土台に本体全てが仕組まれてい
る。その土台に二段のアームがあり、そのアームに液晶が付いている。このデザ
インが捨てられたのは実に惜しい。Windowsマシンで似たようなものがあるが雲
泥の差だ。居間に飾るようにしていたが、同僚が家に来たときに、面白いと強引
に持ち去られてしまった。

 SonyのVaioシリーズは結構重宝した。デザインもよく、性能もそこそこ。し
かし故障しやすく、数年でおしゃかになることが多い。今でも15年ほど前のVaio
は動いているが、これは途中でWin7がどうしようもなく重くなり、嫌々ながら
Win10にバージョンアップした。Vaioの薄いノート(これも型番不明。確か「赤」
の発色がおかしく「明るい紅色」になっていた。これはネットでもかなり評判が
悪かった)は家人にあげたがすぐに動かなくなった。今でも残骸が家人の実家にある。
 この時期にも発作的に「自作機」は作っていたが、CPUの水冷化がトレンドに
なってからは、自分で作る自信はなく、変なことだがネットで自作機を売る人か
ら購入している。現在も残っているのはWin7機で居間のテーブルの下に置いて
ある。またショップから購入した、BTOのパソコンもある。このショップは実は
評判がいま一つだった。水冷でかなり大型のアルミ削り出しのケース(これだけ
で3~4万はした、いやらしいが値段を覚えている)にCPU水冷。
 何回か使用したが動作音が大きく使用するのにためらい、放置していたが数ヶ
月後、みごと(ネットでの評判通りに)水冷から水が漏れ出していた。強引に使
用する訳にもいかず、置いていたらこれも家人からストップがかかり、処分。ネ
ットでケースだけでも売れば良かったと大きく後悔した。メモリは当時高価な
RIMM仕様、HDDも容量が結構大きかったはず。これはコスト的に一番高価な買
い物だったろう。総額いくらかも覚えている。

 現行のiMacと同じ系列のもの(もちろん骨董品)はまだ2台ある。一代はFHD
の22インチ液晶。色がおかしくなり黄味が優り、使用に苦労しているので処分
予定。もう一台はまだ現役、とはいっても液晶も厚く古い。これにはBOOTCAMMP
でWindowsを入れ時折使用している。書斎に2台とも置いていたが、ユニークな
「ターゲットディスプレイモード」というのがあり、ケーブルで繋ぐとiMacを
外部モニタとして使用できる。一時はiMac2台とモニタ1台をつないで、トリ
プルモニタと称して使用していた。

 そのトリプルモニタで悦に入っていた時には、机の下に(今となっては古い)
Mac Proを2台置いていた。試行錯誤でケーブルを抜き差しし、Mac Proも使用し
ている。キーボード、マウス等は切り替え器でどのマシンでも使用できるように
していた。いい気になっていたが、やたらに複雑な配線を時間をかけてしていた
割には仕事にはほとんど使用していない。

 Mac Proは2台ある。古いこの機種(現在の数代前)はとにかく増設や交換が
しやすい。内部にアクセスするのも、側板の留め金を外すだけ。内部のHDDも
基本的には引き抜くだけでOK。HDDも(おそらく)3台入れることができてMac
のOSごとの起動が可能になっている。CPUやメモリも、ドーターカードで挿入
するもの、ロジックボード(Win機ではマザーボートに相当する)に直接刺すも
の、等々がある。
 あらかじめドライバが用意されているため、ビデオカードもかなり使用できる
ものが多い。ロジックボード搭載のビデオチップとポートもある。刺したビデオ
カードの出力ポートと、直付のビデオポートを同時に使用することもできた。
 つまり2系統のビデオポートを使用でき、ビデオカードに出力端子が2つあれ
ば簡単に3画面出力ができた。どちらか一方を起動しない設定にしないと駄目だ
と思っていたが、同時使用ができるのは驚き。

 Windowsマシンはとにかくギミックものでないと触手がわかない。Sonyの眼鏡
ケースPDA(型番は覚えていない)もすぐに購入したが、職場に持って行きどこ
かでなくしてしまった。かなり面白かったがバッテリがまるで駄目で、商業的に
も失敗作だろう。仕方なく安定しているHPから大型のノートを購入したが、ダ
サダサのデザインで、あまり使わずに放置し、Linuxを入れてそのまま部屋の片
隅に置いてある。

 WinXpはかなり軽くそうハングすることもなかったが、すぐにWin7の時代と
なる。Win7自体は気に入っていて、今でも(2024年)使用している。安全性が
問題となるがこのまま数年は使うだろう。Win7からWin8及び8.1での混乱は
酷かった。勝手にバージョンアップするは、ハングしやすくなるは、操作性は酷
くなるは、良いところ全くなし。そのトラウマがあり、旗艦はWin7機のままだ。

 Mac ProはCPUを載せ替えるのも簡単だった。載せ替え用のCPU(XEON)を
入手するために、格安のWindows機(もちろん中古)を買った。CPUの単体より
も分解して入手した方が安く、購入してすぐに分解・CPUを入手した。ばらして
CPU以外は捨てた。
 長いドライバ(ソフトのドライバではなく実際の30センチほどある長いドライ
バ、Amazonで簡単に入手できる)とグリス(CPUに塗るため)を用意して、い
ざ分解。巨大なヒートシンクを外し簡単に換装。これで一切の保障なしとなる。
 この一台はメモリを限界まで載せようと思い、16Gを4本刺した。しかし64G
になるはずが、56Gまでしか認識しない。メモリを刺す場所をいくら変えてもだ
め。ネットでも同じような症状があるようで、これは今でもどうしようもない。

 メモリが結構ある(今となってはノートでも64Gまで載せられるので少ないと
言えるが)ので、Ramdiskを作り(フリーウェアでソフトがあった)その上に仮
想環境を作るように設定した。懐かしいWinXpを動かすと、ビデオカードが正常
に作動していない由がメッセージで現れる。だがさすがにメモリ上の運用は速い。
ソリティアの最後のトランプが上から弾んでくる様子は速い。
 もう一台は古く、捨てるに捨てられずに書斎に置いてある。今では骨董品。
 IntelMacになってWindowsとの親和性があるのはありがたい。

 Win10の販売の頃に、4k液晶のノートがDELLとLenovoから出て、興味が出
たので2台とも購入した。Lenovoは後継機種が出たようだが、DELLは出ていな
いはず。型番はInspiron15 7548というもの。キーボードの感度が悪く使い出が悪
すぎる。致命的なのは内蔵HDDが異常に遅いこと。到底使用に耐えない。そこ
でHDDからSSDに自分で換装したが、キーボードの感度の悪さは変わらず(当
たり前)、どうにでもなれとLinuxを数種(Plamo Feren Fedora Charet)を入
れて放置している。
 LenovoはIdeapad Y700シリーズ。この機種の液晶のリフレッシュレートが低
かった。日常的には使用できるレベルだが、取り寄せるとデザインが酷い。まる
で1980年代の近未来風のデザイン(いったいどのようなデザインかと言われると
返答に困る)。まるで子供が適当にデザインしたようなものでこれは使う気にも
なれない。裏蓋を外しSSDに交換した後これもLinuxを導入しそのまま。
 Portable Tablet Computer と言う、薄い軽量のLenovoのノート。
キーボードが平面でそのキーボード部分が光る機種もあるが、キータッチ
が良くなく、テーブルの下に置いてある。またキングジムのPortaBookが値落ちし
たので購入したが持ち運ぶのも邪魔くさく、結局LinuxのZorinを入れて放置して
いる。この手のギミックまみれの機種は実は飽きるのも早い。

 MacBookは、現在6~7台ある(一台は行方不明になっている)。どうにも私
の志向はノートにある。デスクトップのデザインは古いMac Proがいい。IntelMac
の最終Mac Proはさすがに優れたデザインだが、価格的に手が出ない。また円筒
形のMacPro(俗称○○箱Mac)はどうしてこういうデザインになるのか見当もつ
かない。失敗作だろう。

 IntelMacのMacBookpProは、13インチが一台、15インチが2台、16インチ(タ
ッチバー搭載の最終形 このタッチバーの廃止は賛否両論があるだろう)1台。
 その他古いMacBookAirが一台。M1Macが一台。古いMacBookAirはOSを完
全に消去して、LINUXのFedoraを入れている。Fedoraの動作環境からはメモリ
が少なすぎるが何とかインストールできた。13インチのMacBookProにもFedora
を入れて、デュアルブートにしている。

 Macをそのまま使うことのできない質なので、裏蓋が開くものは全て開いてい
る。13インチは内蔵SSDを1Tに換装したが、WindowsでいうところのMBRを
壊してしまったようで(Linuxを入れるときには注意)半分の容量しかアクセス
できなくなった。コマンドライン(WindowsでのFDISKコマンド Diskutil)も
知らずどうしようもなくなって、WindowsのブータブルUSBメモリから起動して
ようやく全容量が使えるようになった(もちろんデータは全て消去された)。
 15インチも2台とも裏蓋を開け、SSDを換装している。2台ともインテルMac
なのでBootCampでWindowsを入れて使用している。これは仕事用途なので仕方
がない。

 16インチ(とは言っても、15.6インチと16インチなので15インチモデルと体
感的には全く変わりない)のMacBookProにもWindowsを入れている。この機種
はキーボード上段にあるタッチバーについては意見が分かれる。私は気に入って
いるが。操作性に関わるものはどうしても個人的嗜好が関与するので評価が難し
い。液晶が一段と綺麗になりさすがアップル。

 直近のWindows機はLenovoの奇妙なノートPC。X1Carbonだが、伸縮性のあ
るシート状の液晶を搭載している。開くとシート状の液晶が広がる仕組み。スマ
ホでは前からあったが、結構インパクトのある機種だ。キーボードもあるが、画
面上のソフトウェアキーボードも使用できる。広げると15インチほどの面積で、
そのままタブレットのように使用もできる。キーボードは下の画面に上からかぶ
せる形で使用する。これが全く動かなくなったので往生している。結構な値段だ
ったのでブルー。修理を問い合わせると何と「○○万円」とのこと。
 ふざけてるなー。この機種はリコールものではないのかな。

 Linuxを日常で使う目的で、NECのノートPc=VersaProを中古で非常に安価で
購入。一台は解像度が高いが128Gしか容量がないのでSSDを512Gに換装した。
複数のLinuxをインストールしたが、どうにもデュアルブートしかできず困惑し
た。これは自分で起動項目を直接編集できないためで、私の知識不足。仕方なく
内蔵SSDで二重ブート(FedoraとFeren)し、256ギガのUSBメモリも二重ブー
ト(GARUDA Manjaro)している。計4つのLinuxの起動順やインストしたのが
内蔵SSDかUSBメモリなのか、をきちんと覚えていないので、いつもBIOS画面
(この言い方も古すぎるが)を呼び出して該当のLinuxを呼び出している。
 私の基本はFedora。
 型番が異なるVersaproはFHD液晶。これは裏蓋の取り外しが難しく(裏蓋の
「真ん中」にあるゴム足を取るとネジがあったことを後日発見した)、SSDの換
装は諦めて、そのまままFedoraを入れて現在は職場で時々遊んでいる。裏蓋をし
っかり確認もしないで強引に開けようとして、ペラペラのプラ板の裏蓋が変形し
てしまっているが、通常使用には問題ない。歪んだノートPcは異様だが。

 M1チップ初代のMacBookはメモリ16G、SSD512Gとしたが、購入直後に起
動しなくなった。仕方なく修理に出したがこの機種はこういうことが多いのだろ
うか。Mチップで動くLiunx(ASAHI Linux)を導入したいが、最悪の場合はSSD
そのものの交換が必要になるかもしれない。そうなると高額の修理費用がかかる。
 裏蓋は開けた(ネジはヘックスネジ)がそのまま閉めた。

 Macが「改造が簡単」というのは間違い。Windows機に比べてMac製品のライ

ンアップは格段に少ない。Windows機の種類はそれほど星の数ほどあるが、Mac
の現行機種は精々ノート、iMac、MacPro程度だろう。その少ない機種なのでMac
ユーザーと一緒の機種を持っているのはなにも珍しくない。そして自分と同じ機
種を改造しようとしている人も多い。これらの「人柱」の有為な人達のおかげで、
換装や内部へのアクセス方法についてのサイトは、山ほどある。これを勘違いし
てMacはいじりやすいよいうのは誤りだろう。
 Macは基本的には「そのまま使う」のが基本。

 でもね、少しいじると自分の刻印をMacに彫った気分になる。
 それが、Macをいじりつづけた感想となる。

 Macユーザーが読むと本書はやはりその「熱」が面白い。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
彼らはコンピュータ雑誌の編集者として働き、コンピュータの記事を書くためにコンピュータを購入し、コンピュータで得た給料で新たにコンピュータを購入し、コンピュータを売却したお金で新たなコンピュータを購入する根っからのコンピュータ野郎であった。 コンピュータは何か目的(ネットする、文章を書く)を達成するためのツールと今は考えているが、当時パソコンに初めて触ったときは目的そっちのけでコンピュータを動かしてサイバー感を味わうこと自体を楽しみとしていたこと思い出した。
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2002年8月31日に日本でレビュー済み
 1982年ごろ、日本独自のコンピュータ文化が花開きました。これを
担った、というか毎日ずっとゲームをやりっぱなしだった人が全国に数万
人はいたはずです。
 この本は、あの熱い時代、やっぱり毎日ゲームしかやっていなかった著
者が、パソコン雑誌で働くようになってしまい、その後フリーになっても
やっぱりパソコンとゲームのことばかり云っている、という人生を描いた
名著です。あの熱い時代を生き抜いたヒトは全員読むしか!
 上段下段に別れて、内容がたまにクロスしているというのもこの本のウ
リです。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年7月20日に日本でレビュー済み
大分前の本だが、古本屋で並んでいたので購入したのをほったらかしにしていたのを、読んだ。

上下2段がそれぞれの筆者が書いていくという斬新なスタイルは、読みづらいだけだった。

でも、PCを買いまくった二人の気持ちは良く分かる。私自身も収集癖があり、またあたらし物好きなので、何かと買ってしまうんだけど、幸い(?)なことに、PCを次々と買い替えるだけの経済力がなかっただけだ。

最近のPCって、高性能になったんだけど、猫も杓子も大画面、テレビ録画付きで面白くないなぁ。とがったPCが少なくなった。

そのなかではVaioのTypeUなんて面白い。久々に物欲にかられたけど、キーボードがだめで買わなかった。

今はPCよりもW-ZERO3の次期バージョンに期待かな。
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