ずっと予想を裏切られつづけ、ミステリーとして良くできていた。
絶体絶命がつづくのです。
ジェットコースター感覚で楽しめて、何度も山場があって飽きさせないし、かといって内容が薄いわけでもなかった。
あの謎を解ける人はいるのだろうか??
子どもの話だからといって予定調和なご都合主義は無し!
力が足らなくても知恵と勇気で乗り越えていく。
主人公の少年たちが一生懸命かつけなげで、ラストにはぐっときて泣けてしまった。
それにしても扉絵のゴブリン王の絵には爆笑!
たしかにこういうシーンあったよね、とあとあと見直すと楽しい。
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銀竜の騎士団 大魔法使いとゴブリン王 (ダンジョンズ&ドラゴンズスーパーファンタジー) ハードカバー – 2007/11/29
母をなくした兄弟。父が罪人の少女……限られた時間内に、「失われた魂」を救うべく、怪事件の謎をとけ!――米国で、あまりの人気のため、全4巻完結の予定が現在第14巻、第2シーズンに突入中。脅威のミステリー・ファンタジー登場!
●初版限定はホログラム箔押し
●訳者による特別付録・モンスター図鑑付き
【ストーリー】
夜になると魔物がうろつく、呪われた町カーストン――魔法使いの弟子ケラックと気弱な弟ドリスコルは、ある怪事件の第一発見者となる。独自の手がかりをつかんだ二人の少年は、無理解な大人たちとは別に捜査を開始。そこに貧しい盗賊の少女モイラも加わり、限られた時間内にある魂を救うべく、危険な探索にいどむ。やがて三人の少年少女はだれも知らない事件の真相へせまっていく。そして彼らが向かった先は、ゴブリン、ゾンビ、アウルベアがひそむ〈破滅の地下迷宮〉だった。
●初版限定はホログラム箔押し
●訳者による特別付録・モンスター図鑑付き
【ストーリー】
夜になると魔物がうろつく、呪われた町カーストン――魔法使いの弟子ケラックと気弱な弟ドリスコルは、ある怪事件の第一発見者となる。独自の手がかりをつかんだ二人の少年は、無理解な大人たちとは別に捜査を開始。そこに貧しい盗賊の少女モイラも加わり、限られた時間内にある魂を救うべく、危険な探索にいどむ。やがて三人の少年少女はだれも知らない事件の真相へせまっていく。そして彼らが向かった先は、ゴブリン、ゾンビ、アウルベアがひそむ〈破滅の地下迷宮〉だった。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー
- 発売日2007/11/29
- ISBN-104756150632
- ISBN-13978-4756150639
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登録情報
- 出版社 : アスキー (2007/11/29)
- 発売日 : 2007/11/29
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 336ページ
- ISBN-10 : 4756150632
- ISBN-13 : 978-4756150639
- Amazon 売れ筋ランキング: - 439,291位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 792位こどものSF・ファンタジー
- - 3,978位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はダンジョンズ&ドラゴンズの背景世界の一つである、グレイホークを舞台にした少年少女の冒険譚です。
過去の”封印破り”という過去の忌まわしい事件の後、夜は魔物がうろつく街カーストンを舞台に、魔術師の弟子ケラック、その弟のドリスコル、父親がローグで自分もその技を持つ少女モイラが、ケラックの師匠ゼンドリックのために冒険に挑みます。
本書の魅力は、D&Dというゲームが生み出した魅力的な魔法の品物や個性的なモンスター達と危険な迷宮、そしてそれらを下敷きにした少年少女達の”納得のいく”冒険でしょう。ご都合主義でなく、特別な力でもなく、時には泣きわめき、時に仲間内で揉めながらも少年少女達は知恵と機転を武器に街で事件の情報を集めて危険な迷宮に挑み、そして事件の核心に迫ります。
ストーリーも最後の真相に至るまで論理的に組み上げられ、最終ページに至るまで時に肯き、時に驚かされながらも目が離せません。正直、最初はあまり期待せずに購入しましたが、アメリカで大人気なのが頷けるファンタジーの良作で大満足です。
過去の”封印破り”という過去の忌まわしい事件の後、夜は魔物がうろつく街カーストンを舞台に、魔術師の弟子ケラック、その弟のドリスコル、父親がローグで自分もその技を持つ少女モイラが、ケラックの師匠ゼンドリックのために冒険に挑みます。
本書の魅力は、D&Dというゲームが生み出した魅力的な魔法の品物や個性的なモンスター達と危険な迷宮、そしてそれらを下敷きにした少年少女達の”納得のいく”冒険でしょう。ご都合主義でなく、特別な力でもなく、時には泣きわめき、時に仲間内で揉めながらも少年少女達は知恵と機転を武器に街で事件の情報を集めて危険な迷宮に挑み、そして事件の核心に迫ります。
ストーリーも最後の真相に至るまで論理的に組み上げられ、最終ページに至るまで時に肯き、時に驚かされながらも目が離せません。正直、最初はあまり期待せずに購入しましたが、アメリカで大人気なのが頷けるファンタジーの良作で大満足です。
2016年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダンジョンズ&ドラゴンズのグレイホーク世界が舞台の連作。アメリカではもっと続いているが邦訳は大魔法使い→ドラゴン→いかさま師の三冊で止まっているが、それぞれの話は一冊ごとに完結しているので邦訳停止といっても続きが気になる終わり方はしていない。
魔法使いの少年にその弟、友人の盗賊少女の三人組は魅力的に思えた。三人ともあまり強くないがその分機知と勇気と情熱でどうにかする、というのは児童書ファンタジーお馴染みの展開だが、よくある展開だろうと良いものは良いのだ。
魔法使いの能力を持った探偵のような兄。凡人であまり役には立たないが探偵に対する助手のようなもので引き立て役として優秀な弟。アメリカドラマによくあるヒス女ではないし、兄弟達と惚れた腫れたの関係に陥る事もない盗賊少女。
三人という人数の少なさのおかげかバランス良くそれぞれしっかり描かれているのが気に入った。
一冊ごとに話が終わっているのは良く言えばテンポが良い、悪く言えばご都合主義、なものだが一巻である「大魔法使い~」はそれをあまり感じさせない。D&Dとしてのデータをしっかり作りこんでいるのが反映されているのだろう、ゲーム小説としても探偵物としても素晴らしく良くできている。
しかし二巻以降は残念ながらどんどん雑になっていく。
二巻である「ドラゴン~」は題名のドラゴンとは名ばかりで使い魔のミニドラゴンの事なのはずるいし、町での謎解きにほぼ終始するだけでその謎もちっともワクワクしないし、ようやく謎を解いて敵の親玉と会ったと思ったら揉み合いになって転んで頭打って気絶して勝利って、いくら児童書でもどうかと思う。
三巻の「いかさま師~」は更に酷く、ドッペルゲンガーを見抜くアイテムの材料をモンスターから作ろうとしたらすぐ迷宮で会えるわ、運良く倒せるわ、手に入れたアイテムで見抜けるようになったと思いきや手から落として結局迷って自力で見抜くってなんじゃそりゃあ?そっくりに化けた相手を機知で見抜くというのはありがちではあるが上手くやれば面白い、しかしこれは弟を活躍させる為だろうか、強引で上手くもなんともない。しかも三人でアイテムを持って祈れば相手の変身が解けるって、最初からそういう設定で主人公達がそれを知る場面があるならともかくその場で思いついて上手くいくのはご都合主義にも程がある。
一冊ごとに作者が違うので仕方がないが質に差がありすぎる。一巻だけならお勧めだがそれ以降はよほど三人組を気に入った人でないと楽しめないだろう。
魔法使いの少年にその弟、友人の盗賊少女の三人組は魅力的に思えた。三人ともあまり強くないがその分機知と勇気と情熱でどうにかする、というのは児童書ファンタジーお馴染みの展開だが、よくある展開だろうと良いものは良いのだ。
魔法使いの能力を持った探偵のような兄。凡人であまり役には立たないが探偵に対する助手のようなもので引き立て役として優秀な弟。アメリカドラマによくあるヒス女ではないし、兄弟達と惚れた腫れたの関係に陥る事もない盗賊少女。
三人という人数の少なさのおかげかバランス良くそれぞれしっかり描かれているのが気に入った。
一冊ごとに話が終わっているのは良く言えばテンポが良い、悪く言えばご都合主義、なものだが一巻である「大魔法使い~」はそれをあまり感じさせない。D&Dとしてのデータをしっかり作りこんでいるのが反映されているのだろう、ゲーム小説としても探偵物としても素晴らしく良くできている。
しかし二巻以降は残念ながらどんどん雑になっていく。
二巻である「ドラゴン~」は題名のドラゴンとは名ばかりで使い魔のミニドラゴンの事なのはずるいし、町での謎解きにほぼ終始するだけでその謎もちっともワクワクしないし、ようやく謎を解いて敵の親玉と会ったと思ったら揉み合いになって転んで頭打って気絶して勝利って、いくら児童書でもどうかと思う。
三巻の「いかさま師~」は更に酷く、ドッペルゲンガーを見抜くアイテムの材料をモンスターから作ろうとしたらすぐ迷宮で会えるわ、運良く倒せるわ、手に入れたアイテムで見抜けるようになったと思いきや手から落として結局迷って自力で見抜くってなんじゃそりゃあ?そっくりに化けた相手を機知で見抜くというのはありがちではあるが上手くやれば面白い、しかしこれは弟を活躍させる為だろうか、強引で上手くもなんともない。しかも三人でアイテムを持って祈れば相手の変身が解けるって、最初からそういう設定で主人公達がそれを知る場面があるならともかくその場で思いついて上手くいくのはご都合主義にも程がある。
一冊ごとに作者が違うので仕方がないが質に差がありすぎる。一巻だけならお勧めだがそれ以降はよほど三人組を気に入った人でないと楽しめないだろう。
2011年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・魔法使いの弟子の少年、その弟、友達のスラム街の少女の3人組の冒険の話です。
・街で起こった殺人事件を解決するため、街での情報収集、師匠を救うためのダンジョン探検とテンポ良く話は展開し、さらにもう一ひねり加わっているところがお得感のある一冊です。
・主人公たちの人物設定は少々リアリティに欠けるところがありますが、それぞれの強みを冒険に役立てています。
・小学生の子供でもきっと楽しめると思います。
・街で起こった殺人事件を解決するため、街での情報収集、師匠を救うためのダンジョン探検とテンポ良く話は展開し、さらにもう一ひねり加わっているところがお得感のある一冊です。
・主人公たちの人物設定は少々リアリティに欠けるところがありますが、それぞれの強みを冒険に役立てています。
・小学生の子供でもきっと楽しめると思います。
2008年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆるジュブナイル作品であり、主人公でありリーダーである魔法使いの弟子ケラックは14歳、弟のドリスコルは12歳、ヒロインの盗賊の少女モイラは13歳である。ゲーム的に見れば3版にはあったが、3.5版ではなくなった「見習い」、つまり0レベルキャラクターである。0レベルのウイザードは0レベル呪文2個と、1レベルを知力の修正によって得られるおそらく1個のみ、ローグは急所攻撃がない。弟のドリスコルは、明確なクラスが不明であったので、とりあえずコモナー見習い? つまり、ウイザードとローグの見習いとコモナー?の子供達が、冒険をしながら大人に負けない知恵で謎を追ってゆくのだ。前衛であるファイターも、中衛であり「いやし手」であるクレリックもいないグループで冒険! D&Dをプレイしたことがあるものであれば、どれほど大変かわかるであろう。ちょっとのミスが全滅につながるのだ。それをはらはらしながら見ていくと、蜂蜜酒で酔っぱらうピクシー、片目、ほとんど片耳で眼帯をした黒髪で「馬面」のエルフのバーテンダー、そして吐く息が「あばかれた墓みたいにくさい」アウルベア!! 一昔前のルパン三世のような逆転また逆転のストーリー!!
この作品は実に楽しい作品であった。
今月は2巻の発行が予定されているので、次も楽しみだ。
この作品は実に楽しい作品であった。
今月は2巻の発行が予定されているので、次も楽しみだ。