和食の朝ごはんを追及して最高レベル。
レシピの本ではない。
(和の朝ごはんに難しいレシピは要らないが。)
何十回読んだろう。
極めつけの洋食派が、中年になって
みそ、しょうゆ、のり、わかめ、漬物、豆腐、米に
なぜか激しく惹かれだした頃にめぐり会った本。
何十回読んだろう。
堅苦しさはなく、でも軽すぎもなく、興味深く、
そして朝食だけに誰でも体験できる内容。
一生絶対近づきたくなかった納豆が、今や大量に
冷蔵庫に入っていて、毎日のように自分で作る
ようになったのは、この本に載っている数少ない
レシピ(魯山人の納豆の拵え方)の影響。
何十回読んだろう。
シンプルな和食と和の朝食に惹かれるなら、
「おすすめ」です。
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朝めしの品格 めし、味噌汁、漬物、納豆、梅干、玉子… (アスキー新書 50) 新書 – 2008/2/12
麻生 タオ
(著)
「絶品! 日本の朝めしは、なぜ、こんなに美味いのか」。
普段はなかなか落ちついて食べられない朝めしですが、旅館での朝食など、しっかりとした朝めしを食べると、みるみる力がわいてくる気がしませんか。
日本人の基本の食のスタイルは「御飯、味噌汁、漬物」にありと、大胆に説くのは、著者の麻生タオ氏。
プラス、朝めしの友として食べ続けられた食材「味噌汁、漬物、梅干、納豆、海苔、ワカメ、豆腐、そして〆のお茶」それらの曰く因縁故事来歴をたどりつつ、現在の評価を探っていくと、日本の「朝めし」の優れた「品格」が見えてきます。西洋医学と東洋医学の調和を目指したがん治療で高名な帯津三敬病院名誉委員長の帯津良一先生からも本書の推薦文をいただきました。
「『御飯、味噌汁、漬物』を基本とした食事は、がんの患者さんにも勧めています。この『朝めし』には『希望』があります。あらためてそう思いました」。
帯津先生の言葉にもあるように、本書では、日本人のためのスローフードとしての「朝めし」を再評価しております。
しかし、難しい話は抜きにして、「へー、そうだったんだ」と、まずは日本の「朝めし」に秘められたうんちくをお楽しみください。
普段はなかなか落ちついて食べられない朝めしですが、旅館での朝食など、しっかりとした朝めしを食べると、みるみる力がわいてくる気がしませんか。
日本人の基本の食のスタイルは「御飯、味噌汁、漬物」にありと、大胆に説くのは、著者の麻生タオ氏。
プラス、朝めしの友として食べ続けられた食材「味噌汁、漬物、梅干、納豆、海苔、ワカメ、豆腐、そして〆のお茶」それらの曰く因縁故事来歴をたどりつつ、現在の評価を探っていくと、日本の「朝めし」の優れた「品格」が見えてきます。西洋医学と東洋医学の調和を目指したがん治療で高名な帯津三敬病院名誉委員長の帯津良一先生からも本書の推薦文をいただきました。
「『御飯、味噌汁、漬物』を基本とした食事は、がんの患者さんにも勧めています。この『朝めし』には『希望』があります。あらためてそう思いました」。
帯津先生の言葉にもあるように、本書では、日本人のためのスローフードとしての「朝めし」を再評価しております。
しかし、難しい話は抜きにして、「へー、そうだったんだ」と、まずは日本の「朝めし」に秘められたうんちくをお楽しみください。
- 本の長さ256ページ
- 出版社アスキー
- 発売日2008/2/12
- ISBN-104756151116
- ISBN-13978-4756151117
商品の説明
著者について
1952年。熊本市生まれ。
広告専門誌、出版社、広告代理店などに勤務後フリーの編集者&ライター。
近年企画・構成した本に、がんのホリスティックな医療で知られる帯津良一医師の病院(帯津三敬病院)で患者の食事指導に当たっている幕内秀夫氏の『幕内秀夫のがんを防ぐ基本食』(筑摩書房)。
著書に酒を飲む場の楽しみを書いた『喰ふ寝る処に呑む処』(ソニーマガジンズ)がある。
広告専門誌、出版社、広告代理店などに勤務後フリーの編集者&ライター。
近年企画・構成した本に、がんのホリスティックな医療で知られる帯津良一医師の病院(帯津三敬病院)で患者の食事指導に当たっている幕内秀夫氏の『幕内秀夫のがんを防ぐ基本食』(筑摩書房)。
著書に酒を飲む場の楽しみを書いた『喰ふ寝る処に呑む処』(ソニーマガジンズ)がある。
登録情報
- 出版社 : アスキー (2008/2/12)
- 発売日 : 2008/2/12
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4756151116
- ISBN-13 : 978-4756151117
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,320,448位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,003位社会と文化
- - 2,261位角川新書
- - 7,938位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
4 星
なぜ、和の朝めしが、こんなにうまいのか
著者の説く「和の朝めし」とは、めし、味噌汁、漬物の3品。加えて、朝めしの友たる、納豆、梅干し、玉子……があれば、まさに最強の朝めしだ! というのは私も同感。そのうまさの秘密を著者は、日本の歴史や風土から解き明かそうとしている。食がグローバル化する中で、数千年の時間の中で選び取られた日本の食の原点でもある「和の朝めし」の価値を本書を読んで、あらためて理解できた。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月14日に日本でレビュー済み
著者の説く「和の朝めし」とは、
めし、味噌汁、漬物の3品。
加えて、朝めしの友たる、納豆、梅干し、玉子……があれば、
まさに最強の朝めしだ! というのは私も同感。
そのうまさの秘密を著者は、
日本の歴史や風土から解き明かそうとしている。
食がグローバル化する中で、
数千年の時間の中で選び取られた
日本の食の原点でもある「和の朝めし」の価値を
本書を読んで、あらためて理解できた。
めし、味噌汁、漬物の3品。
加えて、朝めしの友たる、納豆、梅干し、玉子……があれば、
まさに最強の朝めしだ! というのは私も同感。
そのうまさの秘密を著者は、
日本の歴史や風土から解き明かそうとしている。
食がグローバル化する中で、
数千年の時間の中で選び取られた
日本の食の原点でもある「和の朝めし」の価値を
本書を読んで、あらためて理解できた。
著者の説く「和の朝めし」とは、
めし、味噌汁、漬物の3品。
加えて、朝めしの友たる、納豆、梅干し、玉子……があれば、
まさに最強の朝めしだ! というのは私も同感。
そのうまさの秘密を著者は、
日本の歴史や風土から解き明かそうとしている。
食がグローバル化する中で、
数千年の時間の中で選び取られた
日本の食の原点でもある「和の朝めし」の価値を
本書を読んで、あらためて理解できた。
めし、味噌汁、漬物の3品。
加えて、朝めしの友たる、納豆、梅干し、玉子……があれば、
まさに最強の朝めしだ! というのは私も同感。
そのうまさの秘密を著者は、
日本の歴史や風土から解き明かそうとしている。
食がグローバル化する中で、
数千年の時間の中で選び取られた
日本の食の原点でもある「和の朝めし」の価値を
本書を読んで、あらためて理解できた。
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2008年3月2日に日本でレビュー済み
本のタイトルは「朝めしの品格」であるために、「今流行の品格本か?」と思いがちだが、朝食の“品格”を書いたものではなかった。
朝の食卓に登場するもの─米、みそ汁、梅干し、たくわん、海苔、玉子、豆腐、納豆、そして、締めのお茶まで─をその由来・ルーツや、過去の文献を中心に、全国の取材を重ねた上でそれぞれ細かく解説してくれている。
海苔とエコロジーの関係やそれぞれの食材の健康効果にもふれていて、雑学として朝の食卓で家族に話したくなる内容ばかり。
実際に話したら、ウザがられるだろうけれども…。
ちなみに帯では日本のホリスティック医療の第一人者である帯津良一さんが、この朝飯には希望があります、と書いていた。
向田邦子、水上勉、立原白秋や紫式部、清少納言、はては天皇の朝飯まで紹介し、かの有名な「魯山人の納豆」(納豆が一番うまいのは何回混ぜた後か、について論じたもの)までも検証していて、食材にこだわる、そして文学好きな私はなぜか嬉しかった。
僕が注目したのは、なかでも司馬遼太郎の取材不足を指摘する箇所。
司馬遼がたくわんについて書いた文章を検証したものだ。
この本を読んだ感想は一言で言えばこうである。
「日本人に生まれて良かった」
そう実感させてくれる本。
そして、きちんとした朝ご飯を食べよう、と心を引き締められた。
朝の食卓に登場するもの─米、みそ汁、梅干し、たくわん、海苔、玉子、豆腐、納豆、そして、締めのお茶まで─をその由来・ルーツや、過去の文献を中心に、全国の取材を重ねた上でそれぞれ細かく解説してくれている。
海苔とエコロジーの関係やそれぞれの食材の健康効果にもふれていて、雑学として朝の食卓で家族に話したくなる内容ばかり。
実際に話したら、ウザがられるだろうけれども…。
ちなみに帯では日本のホリスティック医療の第一人者である帯津良一さんが、この朝飯には希望があります、と書いていた。
向田邦子、水上勉、立原白秋や紫式部、清少納言、はては天皇の朝飯まで紹介し、かの有名な「魯山人の納豆」(納豆が一番うまいのは何回混ぜた後か、について論じたもの)までも検証していて、食材にこだわる、そして文学好きな私はなぜか嬉しかった。
僕が注目したのは、なかでも司馬遼太郎の取材不足を指摘する箇所。
司馬遼がたくわんについて書いた文章を検証したものだ。
この本を読んだ感想は一言で言えばこうである。
「日本人に生まれて良かった」
そう実感させてくれる本。
そして、きちんとした朝ご飯を食べよう、と心を引き締められた。