現在の政治史を著者なりの視点から解説した書物。
だが、基本小泉、安部、福田総理憎しが行間から伝わってきており、
政治史の書物としては使えないのではないか。
というのは改革の端緒をなした橋本改革や小渕元総理が改革直前に
倒れたことなどをスルーして政治史とはいえないのではないかと
いうことだ。
確かに近年のインターネット上では、橋本、小渕両元総理にまったく
ふれない議論が氾濫している。
その点でいえばインターネット上の議論のみをソースにして書かれた
書物ともいえよう。
まともな政治史が読みたければ大嶽秀夫氏の書物を読むべきだろう。
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それはないでしょ!?日本の政治 (アスキー新書 52) 新書 – 2008/3/10
菊池 信輝
(著)
政治論壇で話題を集める気鋭の論客・菊池信輝氏が新書を上梓!
『月刊アスキー』で好評連載中の「ビジネスの糧になる政治の読み方」を中心に、各誌で発表したエッセイを採録しました。
しかも、全項目に現在の視点から俯瞰するコラムを追加し、さらに充実の内容となっています。
よくわからない政治経済の「構造」を、「歴史」を手がかりに読み解く注目の1冊です。
『月刊アスキー』で好評連載中の「ビジネスの糧になる政治の読み方」を中心に、各誌で発表したエッセイを採録しました。
しかも、全項目に現在の視点から俯瞰するコラムを追加し、さらに充実の内容となっています。
よくわからない政治経済の「構造」を、「歴史」を手がかりに読み解く注目の1冊です。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー
- 発売日2008/3/10
- ISBN-104756151388
- ISBN-13978-4756151384
商品の説明
出版社からのコメント
政治論壇で話題を集める気鋭の論客・菊池信輝氏が新書を上梓!『月刊アスキー』で好評連載中の「ビジネスの糧になる政治の読み方」を中心に、各誌で発表したエッセイを採録しました。しかも、全項目に現在の視点から俯瞰するコラムを追加し、さらに充実の内容となっています。よくわからない政治経済の「構造」を、「歴史」を手がかりに読み解く注目の1冊です。
著者について
菊池信輝
1968年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業。野村総合研究所、郵政省郵政研究所、一橋大学大学院社会学研究科助手などを経て、2008年4月より都留文科大学文学部社会学科准教授。社会学博士。専門は日本政治史・日本経営史。著書に『財界とは何か』(平凡社、2005年)。主要な論文に「二つの新自由主義と財界」(渡辺治編『変貌する〈企業社会〉日本』所収、旬報社、2004年)、「75春闘と財界」(歴史学研究会『歴史学研究』2003年10月号所収)。ジャーナリズムとアカデミズムを自在に横断しつつ、精力的に研究・執筆活動を展開している。
1968年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業。野村総合研究所、郵政省郵政研究所、一橋大学大学院社会学研究科助手などを経て、2008年4月より都留文科大学文学部社会学科准教授。社会学博士。専門は日本政治史・日本経営史。著書に『財界とは何か』(平凡社、2005年)。主要な論文に「二つの新自由主義と財界」(渡辺治編『変貌する〈企業社会〉日本』所収、旬報社、2004年)、「75春闘と財界」(歴史学研究会『歴史学研究』2003年10月号所収)。ジャーナリズムとアカデミズムを自在に横断しつつ、精力的に研究・執筆活動を展開している。
登録情報
- 出版社 : アスキー (2008/3/10)
- 発売日 : 2008/3/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4756151388
- ISBN-13 : 978-4756151384
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,807,918位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,489位角川新書
- - 5,556位その他の歴史関連書籍
- - 13,794位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月15日に日本でレビュー済み
本書では基本的に小泉政権・安倍政権・福田政権を著者独自の観点からバッサリ斬るといった内容です。
一読して内容よりもまずその記述の仕方に嫌悪感を覚えました。
歴代の日本の首相を「小泉」「安倍」などと呼び捨てにしては上から見下ろしたような言い方で批判する。
全ての記述がそうだったわけではありませんが、そういう論じ方を我慢できないと本書を最後まで読むのは辛いです。
前書きで「安倍の短い治世の中で、最大の功績は、日中経済の障害だった保守派の影響力を弱めたこと」と言っていますが、これまでは誰も手をつけようとしなかった教育基本法を始めとした重要法案を成立させたのは識者の誰もが認めるところであり、「経済」からの視点のみで論じるからそうなるのではないのでしょうか。
確かに経済と政治の関連性からみた政治のあり方の記述は解りやすくはありましたが、その偏った記述には疑問を覚えました。
一読して内容よりもまずその記述の仕方に嫌悪感を覚えました。
歴代の日本の首相を「小泉」「安倍」などと呼び捨てにしては上から見下ろしたような言い方で批判する。
全ての記述がそうだったわけではありませんが、そういう論じ方を我慢できないと本書を最後まで読むのは辛いです。
前書きで「安倍の短い治世の中で、最大の功績は、日中経済の障害だった保守派の影響力を弱めたこと」と言っていますが、これまでは誰も手をつけようとしなかった教育基本法を始めとした重要法案を成立させたのは識者の誰もが認めるところであり、「経済」からの視点のみで論じるからそうなるのではないのでしょうか。
確かに経済と政治の関連性からみた政治のあり方の記述は解りやすくはありましたが、その偏った記述には疑問を覚えました。
2008年3月27日に日本でレビュー済み
日本政治史、日本経営史が専門という著者だが、全うな財源論も経済政策を抜きにして、ここ10年の政治を語ろうとしているので、無知なジャーナリストの書いたものとそん色ない。わかったように上から見下ろして書けば、信じる人も大勢いるのかもしれないが…。この著者を教員として採用した都留文科大学にも呆れる。