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テクノプリースト 単行本 – 2014/6/12

4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

『アンカル』、『メタ・バロンの一族』に続く“アンカル・ワールド"代表作!

ゲームクリエイター・アルビノの夢はテクノプリーストとなり、ゲームを通じてテクノ銀河を救うこと……。
科学技術の発展の結果、人間性が失われかけたある世界のエクソダス。
ホドロフスキー&メビウス“アンカル・ワールド"の永遠の敵役“テクノ"秘話。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ パイインターナショナル (2014/6/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/6/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 406ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4756245498
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4756245496
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 とにかく厚い!重い!と言った印象の書籍です。アンカル本編を100ページも超える内容で、読み応え満点です。紐のしおりが付いている程です。内容は 万人向けとは言い難いのですが、映画「エル・トポ」や「ホーリー・マウンテン」が好きな方にはお勧めできると思います。価値ある1冊です。

 内容的には、本の帯に“アンカル・ワールド”の永遠の敵役“テクノ”秘話とありますが、テクノ教国の設定を舞台にしているのみで、アンカル本編とは 登場人物を含めて時系列も かすりもしません。アンカルの世界のスピンオフを期待すると、大きく裏切られます。
 帯にはまた、「ホドロフスキーの自伝的要素がたぶんに盛り込まれた」とあり、幼い頃から家族愛に恵まれなかった主人公のアルビノが、数々の試練を乗り越えて成長していくストーリーなのですが、ステージ毎の展開が読者を飽きさせない反面、結末を珍妙に感じる方も多くあるでしょう。結末に関しては、「エル・トポ」や「ホーリー・マウンテン」を知っていれば、余りギャップを感じずに読めると思います。ホドロフスキーの人生観や宗教観、内宇宙の考え方が強烈なほど前面に押し出された作品になっています。ある意味で突っ込み所満載と言える展開は、正にホドロフスキーの映画に通じるものがあります。また、主人公がゲームメーカーを目指しているにも関わらず、物語の根底には、現在のゲーム文化に否定的なホドロフスキーの考え方が色濃くうかがえます。

 「アンカル」や「メタバロンの一族」と異なり、余りにもホドロフスキーについて語られ過ぎがちな作品だと思いますが、アート面では、作画をメビウスの弟子であるゾラン・ジャニエトフが描いていて、正統なメビウスの血統を強く感じます。まじめな人柄のうかがえる絵です。原著は1998年から2006年にかけて全8巻で出版されたという事ですが、近年の作品であったおかげで、フレッド・ベルトランのCG彩色によって、作品全体が美しく仕上げられています。

 ただ、本書の装丁が一風変わっている点が、保存の点でマイナスです。分厚い本書をハードカバーにしたのは正解だと思いますが、一般に見られる様なカバーが無く、むき身の状態で(フランス本国の装丁がそうなのですが)、マットの白地に光沢印刷。あっという間に汚れが付きそうでしたので、アンカル邦訳版と同様、私は速攻でカバーをかけました。他社の様に、いつか無くしそうな解説のリーフレットが無いのは 保存版の書籍として好印象です。

 尚、本書は、ユーロマンガの編集者でもあるフレデリック・トゥルモンド氏が編集に当たっています。これからも まだ日本で知られていないヨーロッパの良質な作品を紹介し続けて頂きたいですね。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アンカルとかまぁバンデシ全体なんですが、文字が小さいです。めっちゃ目が疲れます。特にテクノプーリスト本めっちゃごつくて辞典並みですが本のデカさの割に字が小さすぎる。なのでまだ未読です。これ読み進めんの凄い覚悟いりそうです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月17日に日本でレビュー済み
舞台としてはアンカルと同じスペースオペラだが、雰囲気としてはサイバーパンクな作品。しかし、そこはホドロフスキー、一般的なデジタルなサイバーパンクでは無く、サイケデリックから派生した様な全く異質なサイバーパンクに仕上がっており、そこに本編のアンカルにある神話的ファンタジーやニューエイジ思想の世界観が融合し、唯一無二の世界観になっている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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