藤田嗣治の戦争画問題についてもう少しきちんと考えたくて、椹木野衣の『日本・現代・美術』ISBN:4104214019を再読した。『シミュレーショニズム』あたりの仕事は正直いってよくわからない(内容が、ではなく、なぜそういうことを言わなければならないのかという動機づけが)ものだったが、『日本・現代・美術』以後の、万博や岡本太郎を入り口にした「悪い場所=日本」をめぐる最近の椹... 続きを読む
【海難記】 Wrecked on the Sea - 椹木野衣『日本・現代・美術』再読モダンのクールダウン (片隅の啓蒙)作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2006/03/28メディア: 単行本(ソフトカバー)第1章 ポストモダンとは何(だったの)か大衆社会論のいかがわしいところは、裏に透けてみえるエリート主義。第一に、大衆社会論者が由緒正しい近代人の末裔である保障はなく、今や大衆社会論自体が大衆化。第二に、啓蒙的エリートの善意というお節介。第... 続きを読む
稲葉振一郎「モダンのクールダウン 片隅の啓蒙」(1) - ラスカルの備忘...動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11メディア: 新書オタク系文化の「構造」 日本における(狭義の)ポストモダンを「70年代以降の文化的世界」とし、その中にオタク系文化を位置づける。また、オタク系文化の背後に敗戦という心的外傷の存在を見出し、それは、高度経済成長期の国家的な欲望を反映するも... 続きを読む
東浩紀「動物化するポストモダン オタクから見た日本社会」 - ラスカルの...