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パソコン創世「第3の神話」: カウンターカルチャーが育んだ夢 単行本 – 2007/10/1
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社エヌティティ出版
- 発売日2007/10/1
- ISBN-104757101953
- ISBN-13978-4757101951
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登録情報
- 出版社 : エヌティティ出版 (2007/10/1)
- 発売日 : 2007/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 432ページ
- ISBN-10 : 4757101953
- ISBN-13 : 978-4757101951
- Amazon 売れ筋ランキング: - 707,975位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 395位情報・コンピュータ産業
- - 12,678位電気・通信 (本)
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著者について
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1951年、東京都出身。早稲田大学理工学部で修士取得後、1978年に朝日新聞に入社。80年代の通信自由化の際、米通信系ベンチャー企業に出向。87年から2年間、米MITメディアラボ客員研究員。科学部を経て、出版局で「ASAHIパソコン」副編集長、「DOORS」編集委員、「PASO」編集長。94年に新聞紙面で初のインターネット連載。その後、企画報道部でデジタル面、科学部でbeを担当。11年から同社ジャーナリスト学校シニア研究員。メディア研究誌「Journalism」編集を担当。16年に朝日新聞社を定年退職後フリーに。関西大学客員教授。早稲田大学、女子美術大学、大阪市立大学などで非常勤講師を務める。
著書に「人工現実感の世界」(日刊工業新聞 技術・科学図書文化賞優秀賞)「人工生命の世界」「メディアの予言者」「マクルーハンはメッセージ」「VR原論」など。訳書に「ハッカーは笑う」「人工生命」「デジタル・マクルーハン」「パソコン創世『第3の神話』」「ヴィクトリア朝時代のインターネット」「謎のチェス指し人形ターク」「チューリング 情報時代のパイオニア」「テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?」「<インターネット>の次に来るもの」「ホールアースの革命家 スチュアート・ブランドの数奇な人生」など。また「日米デジタルテレビ戦争」(共訳)「『複雑系』を超えて」(監修)「アナロジア AIの次に来るもの」(監修)などがある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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オライリーがWEB2.0を主張したことで、ヒッピー思想とインターネットとの間によく似た発想があることはわかってきたが、それをつなぐ環が切れたままになっている。
それは、たとえば一番重要な「検索」というシステムを考えても、必須であるにもかかわらず、WWWの大きさを測定するためのスパイダーがクローリングをかけるまではネットの世界に検索が実装されていなかったというような事でも言えるのだと思う。
その思想の欠落を埋めるのが本書である。
実際にはネットに至るまでの道のりは勃興と壊滅。発想と忘却の連続であるが、マルコフは、そのルーツを1968年のサンフランシスコ郊外メンロパークのある場所に源流となるべき3つのグループが存在していたことから、複雑な紆余曲折に一筋の道をつけることに成功した。
米国の科学と文化における68年革命は、多数の人間によって引き起こされ、またその背景も複雑であるが、著者はそれぞれの内部においてのみしられているような人物にも通暁しているために、はじめて、この作業に成功したと言える。
とにかく、この本に登場する人物のカードだけでも作らないことには一歩も進まないが、その一歩は本著の登場によって可能となっている。
エンゲルバートと「全地球カタログ」のブランドが共通のイメージをグルジェフの弟子のシュールレアリストの導きによって共有することが出来たと言うことも、この本を読んで初めてわかった。
この本の真価は、WEB2.0的な情況が、もうすこし進んで初めて日本でも理解されることになるだろう。そういう意味ですばらしい本だと思う。