会社がなぜ犯罪を繰り返すのかは最後まではわからないようだ。
会社本位主義による企業支配はひとつの原因なので
あろう。
史実がたくさんあり、私としては面白い1冊であった
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会社はなぜ事件を繰り返すのか: 検証・戦後会社史 単行本 – 2004/9/1
奥村 宏
(著)
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社エヌティティ出版
- 発売日2004/9/1
- ISBN-104757121334
- ISBN-13978-4757121331
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
会社はなぜ事件を繰り返すのか
戦後復興期から高度成長期を経て、バブル崩壊に至るまでの約60年の間に、日本の会社はどう変わったのか。世間を騒がせ、政治・経済にも大きな影響を及ぼした様々な事件、ロッキード事件や三菱自動車のリコール隠しなどを通して、その姿を克明に描く。これら多くの事例から我々は何を学べるのか。
戦後復興期から高度成長期を経て、バブル崩壊に至るまでの約60年の間に、日本の会社はどう変わったのか。世間を騒がせ、政治・経済にも大きな影響を及ぼした様々な事件、ロッキード事件や三菱自動車のリコール隠しなどを通して、その姿を克明に描く。これら多くの事例から我々は何を学べるのか。
(日経ベンチャー 2004/12/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : エヌティティ出版 (2004/9/1)
- 発売日 : 2004/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 283ページ
- ISBN-10 : 4757121334
- ISBN-13 : 978-4757121331
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,310,582位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 72,612位投資・金融・会社経営 (本)
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- - 173,251位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年10月24日に日本でレビュー済み
戦後の株式会社の事件を、時代背景も含めて追及した、戦後株式化史。政・財・官の癒着や、新興企業の興隆など思い出す事件も多い。各事件の因果関係も詳細に解説している。
歴史書だから史実に忠実でなくてはならず、その点では、非常に整理されている。しかしながら、タイトルにある「なぜ事件を繰り返すのか」の、理由の分析は物足りない。歴史は繰り返す、というが、組織も歴史を繰り返す。わずか60年という、歴史の枠組みでは短い期間に、株式会社関連だけでも同じような事件が頻発している。それが、何故なのか?株式持合いのデメリットも頻繁に指摘されているが、それとて財閥解体からの復興、乗っ取り防止など、経緯のある自然の流れであることは、著者自ら解説している。
知りたいのは、経緯ではなく、どこに本質的な問題があるのか、だったのだが、その部分については、あまりページが割かれていない。わずかに、終章で会社と人間の関係に触れているが、この辺が意外と本質なのではないであろうか。組織犯罪といっても結局人間が実行するのであるから、歴史的背景や組織形態などの構図ではなく、組織の中の人間の考え方に、その「なぜ?」の答えがあるような気がする。
21世紀の、平成のツトメ人は、歴史から何を学べば良いのであろうか...
歴史書だから史実に忠実でなくてはならず、その点では、非常に整理されている。しかしながら、タイトルにある「なぜ事件を繰り返すのか」の、理由の分析は物足りない。歴史は繰り返す、というが、組織も歴史を繰り返す。わずか60年という、歴史の枠組みでは短い期間に、株式会社関連だけでも同じような事件が頻発している。それが、何故なのか?株式持合いのデメリットも頻繁に指摘されているが、それとて財閥解体からの復興、乗っ取り防止など、経緯のある自然の流れであることは、著者自ら解説している。
知りたいのは、経緯ではなく、どこに本質的な問題があるのか、だったのだが、その部分については、あまりページが割かれていない。わずかに、終章で会社と人間の関係に触れているが、この辺が意外と本質なのではないであろうか。組織犯罪といっても結局人間が実行するのであるから、歴史的背景や組織形態などの構図ではなく、組織の中の人間の考え方に、その「なぜ?」の答えがあるような気がする。
21世紀の、平成のツトメ人は、歴史から何を学べば良いのであろうか...
2005年1月3日に日本でレビュー済み
自ら書かれているが 会社史というのは意外と少ない。会社法の本は多いが
法と現実のギャップはなかなか埋まらない。法が現代化されても事件は続くだろう。日本の大会社史をざっと振り返り今後を展望するうえで 参考になる本だし 僕は勉強になったから筆者に感謝している。
筆者には 三菱東京とUFJの経営統合の過程で実行された資本注入について どう考えるかを聞きたかった。
法と現実のギャップはなかなか埋まらない。法が現代化されても事件は続くだろう。日本の大会社史をざっと振り返り今後を展望するうえで 参考になる本だし 僕は勉強になったから筆者に感謝している。
筆者には 三菱東京とUFJの経営統合の過程で実行された資本注入について どう考えるかを聞きたかった。