具体的なハウツーは書いてありません。
理想と現実、偏見とそれに対する提案。
それだけです。
でも、ケアと競争…家事育児介護と、仕事での自己実現。
その両極について考える事は、人間について、人生について考えを新たにさせられます。
私はただ競争に勝ちたかったけど、寂しくて泣く事すらあった。
人生には自己実現という目的の他に、他者を愛する、愛し合うという目的を持ってもよいのだと教えられました。
生ぬるいとしても、愛なしの人生が悲しいのは人間としておかしくない、そう思えて安心します。
解決策は書いていません。
私も仕事を続けなくてはならない。
けれど否定され続けてきた、愛など考えず、成功しろという言葉への涙の理由が分かった。
私が本能で求めていた家庭はやはり良いものなのです。
しかし仕事を続ける理由があります。
ただ…私の気持ち自体は、人間として、自然なものだったようです。
安心しました。
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仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント 単行本(ソフトカバー) – 2017/7/31
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購入オプションとあわせ買い
◆◆◆「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018」「政治経済部門」に入賞! ◆◆◆
◆ ◇ ◆新聞等で続々紹介 ◆ ◇ ◆
「日本経済新聞」(2017/10/7)│「ケアする人」の視点の大切さ│川本裕子氏
「朝日新聞」(2017/11/5)│「女性の活躍」って 「仕事も家庭も」の理想と現実│水無田気流氏
「読売新聞」(2017/9/10) │理想と現実、葛藤を告白│ 三浦瑠麗氏
「HONZ」(2017/9/25)│男性の平等が実現されなければ、女性の平等も実現できない│堀内勉氏
■■■全 米 で 話 題 沸 騰 の 書、待 望 の 邦 訳 ! ■■■
働く女性が増え、共働き世帯が主流となった今も、育児・介護など家庭での役割を担い、
仕事との両立に悩んでいるのは圧倒的に女性です。
その一方で、もっと家庭の役割に貢献したくても、
それができない男性も少なくありません。
この状況を変えていくには、育児・介護と仕事との両立を女性だけの問題とせず、
職場や社会構造の問題としてとらえる必要があります。
長時間労働や性別分業意識が根強く残る職場をどう変えていく?
フレックス勤務には落とし穴がある?
組織や社会、そして個人に求められる意識改革とは?
外交の専門家として、世界で最も影響力のある革新的・創造的なリーダーを選出する
〈世界の頭脳100〉に4年連続で選ばれながら、
2012年、「なぜ女性はすべてを手に入れられないのか」で、
女性の育児と仕事の両立の困難を訴え、全米中の話題をさらった著者が、
仕事と家庭のあいだで悩むすべての人に贈る、まったく新しい働き方+生き方。
■■■ 賞 賛 の 声 ■■■
「仕事と家庭の両立」という概念をひっくり返すような、目から鱗の啓発書。
人生への向き合い方を変える一冊。
──「ピープル」
シェリル・サンドバーグを超えて行け。
──「エコノミスト」
『リーン・イン』を補って余りある本。
変わらなければならないのは、女性ではなく組織だ。
──「スレート」
働く女性のバイブル。
──「フィナンシャル・タイムズ」
男女平等だけでなく職場の未来図をありありと描き出している。
家族のために時間をとった才能と教養ある大勢の女性は人材の宝庫だ。
その宝の山を開拓することの重要性を、スローターは示している。
──エリック・シュミット(Google元会長)
「厳しく自問しろ」とスローターは説く。
男性も女性も家庭にコミットしながら仕事でも能力を発揮できるような
社会にできるはずだ、という著者の希望と前向きさに、読者は打たれるだろう。
──ヒラリー・クリントン
仕事でリーダーになりたい人にも、家庭にしっかりコミットしたい人にも必読の書。
──アリアナ・ハフィントン
驚くほど正直に、働く親たちの葛藤を描いている。
──ケイティー・クーリック(ジャーナリスト)
男性にも女性にも重要な本。育児や介護の責任を人々が等しく分かちあえば、
男性も女性もより健康で、経済的に安定し、自由に生きられることを示してくれた。
──メリンダ・ゲイツ(「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」共同会長)
必読書。革命の書である。人生には、他者へのケアが必要だ。
子供の時も、病気の頃も、弱っている時も、そうでない時も。
アン=マリー・スローターによる次の社会変革のガイドブック。
──アトゥール・ガワンデ(医師・作家『死すべき定め』著者)
■■■日 本 の み な さ ん へ (一部抜粋)■■■
人工知能やオートメーション、そして仕事の未来を理解しようとするなかで、
消費を元にした経済モデルがもはや機能しないことは、ますますはっきりとしてきました。
これからは循環性のあるモデルに変えていく必要があります。
それは創造性や心遣い(ケア)に価値を置くモデルでもあります。
日本はその先端を行く国です。
ですが、日本がその潜在的な力をフルに発揮するには、
女性の能力をすべて引き出すことが欠かせません。
安倍首相もこの問題を理解しています。だからこそ女性の労働参加率を引き上げ、
日本経済を成長させる戦略を打ち出してきたのです。
2016年2月時点で、15歳から64歳までの日本女性の労働参加率は
66パーセントまで上がっています。
これはアメリカと比べて2パーセント高い数字です。
もちろんこれはまだ始まりにすぎません。
というのも、日本の男性の姿勢が劇的に変化しなければ、
女性が対等な地位を得て、生産的に働くことはできないからです。
この本の核になるのは、男性の平等が達成されなければ女性の平等もないという視点です。
そして、男性の平等には、その役割を作り直し、養い手であると同時に
ケアの担い手として大切な存在になることが欠かせません。
男性は競争の側面が過剰に発達している半面、ケアの側面は発達不足です。
現代の社会は、競争に勝ち、多くを成し遂げ、カネを稼いだ男性に価値を認めています。
もし日本がこれまでの男女の役割にこだわれば、つまり男性が支配する世界にこだわっていると、
他国の成果の上に自分たちの成果を積み上げることも、
イノベーションを起こすこともできなくなってしまいます。
日本の女性と男性のみなさんが、何千年もの歴史を持つ日本の文化を問い直し、
新しいロールモデルを見つけ、男女が平等に働き、愛する人を平等にケアできるような
生き方を発見することを願っています。
アン=マリー・スローター
◆ ◇ ◆新聞等で続々紹介 ◆ ◇ ◆
「日本経済新聞」(2017/10/7)│「ケアする人」の視点の大切さ│川本裕子氏
「朝日新聞」(2017/11/5)│「女性の活躍」って 「仕事も家庭も」の理想と現実│水無田気流氏
「読売新聞」(2017/9/10) │理想と現実、葛藤を告白│ 三浦瑠麗氏
「HONZ」(2017/9/25)│男性の平等が実現されなければ、女性の平等も実現できない│堀内勉氏
■■■全 米 で 話 題 沸 騰 の 書、待 望 の 邦 訳 ! ■■■
働く女性が増え、共働き世帯が主流となった今も、育児・介護など家庭での役割を担い、
仕事との両立に悩んでいるのは圧倒的に女性です。
その一方で、もっと家庭の役割に貢献したくても、
それができない男性も少なくありません。
この状況を変えていくには、育児・介護と仕事との両立を女性だけの問題とせず、
職場や社会構造の問題としてとらえる必要があります。
長時間労働や性別分業意識が根強く残る職場をどう変えていく?
フレックス勤務には落とし穴がある?
組織や社会、そして個人に求められる意識改革とは?
外交の専門家として、世界で最も影響力のある革新的・創造的なリーダーを選出する
〈世界の頭脳100〉に4年連続で選ばれながら、
2012年、「なぜ女性はすべてを手に入れられないのか」で、
女性の育児と仕事の両立の困難を訴え、全米中の話題をさらった著者が、
仕事と家庭のあいだで悩むすべての人に贈る、まったく新しい働き方+生き方。
■■■ 賞 賛 の 声 ■■■
「仕事と家庭の両立」という概念をひっくり返すような、目から鱗の啓発書。
人生への向き合い方を変える一冊。
──「ピープル」
シェリル・サンドバーグを超えて行け。
──「エコノミスト」
『リーン・イン』を補って余りある本。
変わらなければならないのは、女性ではなく組織だ。
──「スレート」
働く女性のバイブル。
──「フィナンシャル・タイムズ」
男女平等だけでなく職場の未来図をありありと描き出している。
家族のために時間をとった才能と教養ある大勢の女性は人材の宝庫だ。
その宝の山を開拓することの重要性を、スローターは示している。
──エリック・シュミット(Google元会長)
「厳しく自問しろ」とスローターは説く。
男性も女性も家庭にコミットしながら仕事でも能力を発揮できるような
社会にできるはずだ、という著者の希望と前向きさに、読者は打たれるだろう。
──ヒラリー・クリントン
仕事でリーダーになりたい人にも、家庭にしっかりコミットしたい人にも必読の書。
──アリアナ・ハフィントン
驚くほど正直に、働く親たちの葛藤を描いている。
──ケイティー・クーリック(ジャーナリスト)
男性にも女性にも重要な本。育児や介護の責任を人々が等しく分かちあえば、
男性も女性もより健康で、経済的に安定し、自由に生きられることを示してくれた。
──メリンダ・ゲイツ(「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」共同会長)
必読書。革命の書である。人生には、他者へのケアが必要だ。
子供の時も、病気の頃も、弱っている時も、そうでない時も。
アン=マリー・スローターによる次の社会変革のガイドブック。
──アトゥール・ガワンデ(医師・作家『死すべき定め』著者)
■■■日 本 の み な さ ん へ (一部抜粋)■■■
人工知能やオートメーション、そして仕事の未来を理解しようとするなかで、
消費を元にした経済モデルがもはや機能しないことは、ますますはっきりとしてきました。
これからは循環性のあるモデルに変えていく必要があります。
それは創造性や心遣い(ケア)に価値を置くモデルでもあります。
日本はその先端を行く国です。
ですが、日本がその潜在的な力をフルに発揮するには、
女性の能力をすべて引き出すことが欠かせません。
安倍首相もこの問題を理解しています。だからこそ女性の労働参加率を引き上げ、
日本経済を成長させる戦略を打ち出してきたのです。
2016年2月時点で、15歳から64歳までの日本女性の労働参加率は
66パーセントまで上がっています。
これはアメリカと比べて2パーセント高い数字です。
もちろんこれはまだ始まりにすぎません。
というのも、日本の男性の姿勢が劇的に変化しなければ、
女性が対等な地位を得て、生産的に働くことはできないからです。
この本の核になるのは、男性の平等が達成されなければ女性の平等もないという視点です。
そして、男性の平等には、その役割を作り直し、養い手であると同時に
ケアの担い手として大切な存在になることが欠かせません。
男性は競争の側面が過剰に発達している半面、ケアの側面は発達不足です。
現代の社会は、競争に勝ち、多くを成し遂げ、カネを稼いだ男性に価値を認めています。
もし日本がこれまでの男女の役割にこだわれば、つまり男性が支配する世界にこだわっていると、
他国の成果の上に自分たちの成果を積み上げることも、
イノベーションを起こすこともできなくなってしまいます。
日本の女性と男性のみなさんが、何千年もの歴史を持つ日本の文化を問い直し、
新しいロールモデルを見つけ、男女が平等に働き、愛する人を平等にケアできるような
生き方を発見することを願っています。
アン=マリー・スローター
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社NTT出版
- 発売日2017/7/31
- ISBN-104757123620
- ISBN-13978-4757123625
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商品の説明
著者について
【著者】
アン=マリー・スローター (Anne-Marie Slaughter)
プリンストン大学教授(国際法学・国際政治学)。ニューアメリカ財団CEO。女性初のプリンストン大学公共政策大学院院長、アメリカ国際法学会長を歴任。ヒラリー・クリントン国務長官の下で政策企画本部長を務める。2012年、アトランティック誌に発表した「なぜ女性はすべてを手に入れられないのか」で全米中の話題を呼ぶ。フェミニズムの論客としても知られ、『リーン・イン』のシェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)とともにその発言が注目されている。2児の母。
【解説者】
篠田真貴子 (しのだ・まきこ)
株式会社ほぼ日取締役CFO。監訳書に『アライアンス』(ダイヤモンド社)がある。
【訳者】
関美和 (せき・みわ)
翻訳家。杏林大学外国語学部准教授。訳書に『ゼロ・トゥ・ワン』(NHK出版)、『Airbnb Story』(日経BP社)、『お父さんが教える13歳からの金融入門』(日本経済新聞出版)など。
アン=マリー・スローター (Anne-Marie Slaughter)
プリンストン大学教授(国際法学・国際政治学)。ニューアメリカ財団CEO。女性初のプリンストン大学公共政策大学院院長、アメリカ国際法学会長を歴任。ヒラリー・クリントン国務長官の下で政策企画本部長を務める。2012年、アトランティック誌に発表した「なぜ女性はすべてを手に入れられないのか」で全米中の話題を呼ぶ。フェミニズムの論客としても知られ、『リーン・イン』のシェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)とともにその発言が注目されている。2児の母。
【解説者】
篠田真貴子 (しのだ・まきこ)
株式会社ほぼ日取締役CFO。監訳書に『アライアンス』(ダイヤモンド社)がある。
【訳者】
関美和 (せき・みわ)
翻訳家。杏林大学外国語学部准教授。訳書に『ゼロ・トゥ・ワン』(NHK出版)、『Airbnb Story』(日経BP社)、『お父さんが教える13歳からの金融入門』(日本経済新聞出版)など。
登録情報
- 出版社 : NTT出版; 第46版 (2017/7/31)
- 発売日 : 2017/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 352ページ
- ISBN-10 : 4757123620
- ISBN-13 : 978-4757123625
- Amazon 売れ筋ランキング: - 195,247位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 292位キャリアデザインの資格・就職
- - 14,654位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
1 星
いくら中古でも‥
中古であることは承知で購入ですが、こうした落書きがされていることはあらかじてわかるようお知らせしていただきたいです。本の内容そのものは素晴らしいので、かえって残念です。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本語版タイトル、核心を突いています。
その通り、仕事と家庭の両立、無理ですよ〜〜!!!
3人の子供を育てながら現在ボチボチと仕事を続けております身です。
こういうこと言ってしまうと夢がないし、若い人たちの意欲を削ぐようで申し訳ないのですが。
自分も若かりし頃は努力と根性で何とかなる!と思っていました。
しかし子供が生まれて、こんなにも自分の人生って自分でコントロールできないのか!ということに気づき、子供が増える度に全く先が読めない、不安定な状況となりました。
こんなに熱出すわけ!?眠いなら寝ればいいのに何で寝ないわけ!?なだめてもすかしても何でずっとイヤイヤ言ってんの!?とか…
しかしそれと同時に家族や子供が愛おしく、一緒の時間を過ごしたい、手をかけてあげたいと思うようになったのも事実。
自分も含め、家族の精神的安定を優先すると、フルタイムは非常に困難になりました。
しかし仕事を全く辞めてしまうのは嫌だったので、パートタイムで週に2〜3回頭がなまらない程度に仕事をしています。
自分としてはこれくらいのペースがいいようです。
仕事にリーンインするにはプライベートな時間をある程度犠牲にせざるを得ないため、家族と過ごす時間が減り、それがある限界を超えると家庭がほころび始めます。
仕事に十分コミットできない自分に苛立ち、家族がそれを阻害しているような気持ちになり、よけいイライラして家庭がギスギスする。
でも、ふと「私は何のために働いているんだろう、こんなに時間に追われてイライラして、これが本当に私の求めていたものだったのか?!」と愕然とする。
家族と過ごす時間を大切にしたいと思えば、自宅外フルタイムの仕事は非常に厳しい。
この本はまさに真実が、働く親の苦悩やありのままの姿が見えて共感しやすいのではないでしょうか。
ふと気づいたことに、
中野円佳さん著の
「育休世代のジレンマ」とかなりリンクするところがありました。仕事と家庭の両立について興味のある方、ぜひ併せて読むことをオススメします。
「育休世代のジレンマ」になかった視点としては、
そもそもワークライフバランスとか仕事を続けるか辞めるかと悩める人たちは経済的に恵まれている人であり、貧しい人は辞めるとかシフトダウンする選択肢がなく、働かないと生きていけないということ。そういう人たちがたくさんいることを忘れてはならない、と触れていること。
双方の主張にあるように、ケア(子育て、介護)に対する地位を向上させて誰でもケアのインフラを使えるようにすることが重要であると思います。
その通り、仕事と家庭の両立、無理ですよ〜〜!!!
3人の子供を育てながら現在ボチボチと仕事を続けております身です。
こういうこと言ってしまうと夢がないし、若い人たちの意欲を削ぐようで申し訳ないのですが。
自分も若かりし頃は努力と根性で何とかなる!と思っていました。
しかし子供が生まれて、こんなにも自分の人生って自分でコントロールできないのか!ということに気づき、子供が増える度に全く先が読めない、不安定な状況となりました。
こんなに熱出すわけ!?眠いなら寝ればいいのに何で寝ないわけ!?なだめてもすかしても何でずっとイヤイヤ言ってんの!?とか…
しかしそれと同時に家族や子供が愛おしく、一緒の時間を過ごしたい、手をかけてあげたいと思うようになったのも事実。
自分も含め、家族の精神的安定を優先すると、フルタイムは非常に困難になりました。
しかし仕事を全く辞めてしまうのは嫌だったので、パートタイムで週に2〜3回頭がなまらない程度に仕事をしています。
自分としてはこれくらいのペースがいいようです。
仕事にリーンインするにはプライベートな時間をある程度犠牲にせざるを得ないため、家族と過ごす時間が減り、それがある限界を超えると家庭がほころび始めます。
仕事に十分コミットできない自分に苛立ち、家族がそれを阻害しているような気持ちになり、よけいイライラして家庭がギスギスする。
でも、ふと「私は何のために働いているんだろう、こんなに時間に追われてイライラして、これが本当に私の求めていたものだったのか?!」と愕然とする。
家族と過ごす時間を大切にしたいと思えば、自宅外フルタイムの仕事は非常に厳しい。
この本はまさに真実が、働く親の苦悩やありのままの姿が見えて共感しやすいのではないでしょうか。
ふと気づいたことに、
中野円佳さん著の
「育休世代のジレンマ」とかなりリンクするところがありました。仕事と家庭の両立について興味のある方、ぜひ併せて読むことをオススメします。
「育休世代のジレンマ」になかった視点としては、
そもそもワークライフバランスとか仕事を続けるか辞めるかと悩める人たちは経済的に恵まれている人であり、貧しい人は辞めるとかシフトダウンする選択肢がなく、働かないと生きていけないということ。そういう人たちがたくさんいることを忘れてはならない、と触れていること。
双方の主張にあるように、ケア(子育て、介護)に対する地位を向上させて誰でもケアのインフラを使えるようにすることが重要であると思います。
2017年7月31日に日本でレビュー済み
第1世代(1st. wave)のフェミニズムは、19世紀末から20世紀はじめにかけての「女性の参政権運動(Women’s suffrage)」だった。投獄を覚悟で戦った女性たちのおかげで、女性の私たちはこうして選挙権を得ることができた。
第2世代(2nd. Wave)のフェミニズムは、生殖における女性の選ぶ権利、社会的な男女平等を憲法のレベルで求める運動で、黒人の公民権運動と反戦運動が高まった1960年代におこった。この運動後の知的階級のアメリカ人女性は、フランスの女性哲学者シモーヌ・ド・ボーヴォワールの「女は女に生まれるのではない。女になるのだ」という言葉のとおり「女も努力さえすれば、男と同じことができるはず」と信じて育った。
私の周囲には、第2世代のフェミニズムで育ったアメリカ人女性が多い。ヒラリー・クリントンなどの女性が要職につくようになったのは、この世代の女性が努力したからだ。しかし、私の女友達が自分の人生を通じて知った現実はもっと厳しかった。男女同権が進んでいると思われているアメリカでも女性が男性と同様に働くのは困難だ。同じ仕事をしていても、男性と女性では賃金に格差があり、組織で要職に就く女性はいまだに多くはない。
しかも、男性と同様かそれ以上に努力して要職に就いた女性(とくに母親)は、家庭で主婦や母としての役割をきちんと果たしていないことに後ろめたさを感じている。また、自分の能力を過小評価して遠慮してしまいがちだ。
そういった女性に対して、後に続く女性を助けるためにも「Lean In(遠慮して身を引いたり、傍観することの逆で、身を乗り出し、積極的に関わって行くこと)しろ」と呼びかけたのが、フェイスブックCOO(最高執行責任者)」のシェリル・サンドバーグの『Lean In』という本だった。
日本でも翻訳出版された良書だが、「ここに書かれている内容では、まだ足りない」と思った女性がいた。
それはヒラリー・クリントン国務長官のもとで国務省政策企画本部長を務めた国際政治学者のアン=マリー・スローターだ。ハーバードやプリンストン大学の教授を務めた後に女性初のプリンストン大学ウッドロー・ウィルソン公共政策大学院院長にも就任したという人物で、結婚し、息子がふたりいる。夫もプリンストン大学の教授を務めている国際政治学者で、「すべてを手に入れた女性」の代表的存在だった。
スローター自身も、かつては「努力さえすればなんでも実現できるはず」と信じていた。だから、才能があるのに要職をあきらめて地位が低い仕事を選んだり、職場を去ったりする同僚を見るたび、「できないのは、本当に実現させたいという情熱か努力が足りないからだ」と思った。
そんな彼女が変わったのは、ヒラリー・クリントンから国務省政策企画本部長の職を依頼されて、ワシントンDCに単身赴任してからだ。
プリンストンに残った夫は妻の仕事の最大の理解者であり、素晴らしい父親だった。家族から応援されて就いた仕事だったのだが、8年生(アメリカの中学3年生)になった長男が、学校から停学をくらったり、警察に保護されたりする問題行動を起こし始めたのだ。長男が母を必要としていると感じたスローターは、さらなる出世よりも家族を選んでワシントンDCを後にした。
そのときスローターが書いたThe Atlanticの記事『Why Women Still Can’t Have It All』は、多くの女性にショックを与えた。「女性だって頑張ればすべてを手に入れることができる」というお手本だったスローターが、「すべてを手に入れることはできない」と書いたのだから。
スローターは、自分の体験から「リーンインするか、辞めるか、という極端な選択肢のほかにも何かあるのではないか?」と考えた。
本書は、話題になった記事をさらに掘り下げたもので、フィナンシャル・タイムズとマッキンゼーのベストビジネス書の最終候補にもなった。
職場での男女同権がまだ実現していないことや、同等の仕事をしている夫婦でも女性のほうが家事を多くしている事実について語った記事や本はこれまでにも多くが、この本は、そこから一歩踏み出している。
私の女友達に代表される第2世代のフェミニストは、むかしのスローターのように「頑張れば女性も高い地位の職に就けるし、家庭だって持つことができる。できないとしたら、それは『どうしても達成したい』という熱意や努力が足りないからだ」と信じ、年下の女性たちに努力を要求してきた。けれども、彼女たちの娘の世代は、その期待を重圧だと感じ、古いタイプのフェミニズムに対して反感を抱くようになっているのだ。
シェリル・サンドバーグが提唱したのもそうだが、本書が提唱するのは、こうした第1、第2世代を経てたどりついた、理念と現実課題とのバランスを重視した「フェミニズム第3世代」とも言える考え方だ。
現実を見れば、妻のほうが高収入で高い地位についている夫や、専業主夫になった男性は、男性からも女性からも差別される。この差別は、ある意味教授や重役をめざす女性に対するものより厳しく、辛いものだ。だから、家で家事や育児に専念したくても、男性はなかなかそれを選ぶことができない。男性に対してもステレオタイプの重圧があると、本書は指摘している。
また職業差別も、バランスがある生き方を妨げている。
私たちは、弁護士、教授、医師、投資銀行家、企業の重役といった職に就いた人を何の疑問も抱かずに「成功者」とみなし、尊敬する。そして、保育士、看護師といった、他人の世話をする大切な職業の人を見下す傾向がある。お金を動かすだけの仕事が、子どもや病人の世話をする仕事よりも重要なわけはないのだが、収入の差が偏見を強めている。だから、つい高い地位に就くためにリーンインしないことを「熱意や努力が足りない」とみなしてしまうことがある。
でも、スローター自身が体験したように、家族の世話をする(子育てを含む)のは簡単な仕事ではない。ふつうの仕事よりも難しいことが多々あるし、満足感もある仕事だ。
そして、女性だけでなく、男性だって仕事と家庭の両方を楽しみたい。
働く女性が抱える問題は、「女性の問題」とよく片付けられてしまうが、そうではない。男性にも影響がある。男女を対立させるのではなく、男女がそれぞれ押し付けられてきた重圧を軽減するような「男女平等」を実現させるためにはどうしたらいいのか?
スローターが本書で提言しているのは、男女両方のための新しいタイプのフェミニズムだ。これから結婚するカップルは、本書を読んでじっくり語り合ってみるといいだろう。
第2世代(2nd. Wave)のフェミニズムは、生殖における女性の選ぶ権利、社会的な男女平等を憲法のレベルで求める運動で、黒人の公民権運動と反戦運動が高まった1960年代におこった。この運動後の知的階級のアメリカ人女性は、フランスの女性哲学者シモーヌ・ド・ボーヴォワールの「女は女に生まれるのではない。女になるのだ」という言葉のとおり「女も努力さえすれば、男と同じことができるはず」と信じて育った。
私の周囲には、第2世代のフェミニズムで育ったアメリカ人女性が多い。ヒラリー・クリントンなどの女性が要職につくようになったのは、この世代の女性が努力したからだ。しかし、私の女友達が自分の人生を通じて知った現実はもっと厳しかった。男女同権が進んでいると思われているアメリカでも女性が男性と同様に働くのは困難だ。同じ仕事をしていても、男性と女性では賃金に格差があり、組織で要職に就く女性はいまだに多くはない。
しかも、男性と同様かそれ以上に努力して要職に就いた女性(とくに母親)は、家庭で主婦や母としての役割をきちんと果たしていないことに後ろめたさを感じている。また、自分の能力を過小評価して遠慮してしまいがちだ。
そういった女性に対して、後に続く女性を助けるためにも「Lean In(遠慮して身を引いたり、傍観することの逆で、身を乗り出し、積極的に関わって行くこと)しろ」と呼びかけたのが、フェイスブックCOO(最高執行責任者)」のシェリル・サンドバーグの『Lean In』という本だった。
日本でも翻訳出版された良書だが、「ここに書かれている内容では、まだ足りない」と思った女性がいた。
それはヒラリー・クリントン国務長官のもとで国務省政策企画本部長を務めた国際政治学者のアン=マリー・スローターだ。ハーバードやプリンストン大学の教授を務めた後に女性初のプリンストン大学ウッドロー・ウィルソン公共政策大学院院長にも就任したという人物で、結婚し、息子がふたりいる。夫もプリンストン大学の教授を務めている国際政治学者で、「すべてを手に入れた女性」の代表的存在だった。
スローター自身も、かつては「努力さえすればなんでも実現できるはず」と信じていた。だから、才能があるのに要職をあきらめて地位が低い仕事を選んだり、職場を去ったりする同僚を見るたび、「できないのは、本当に実現させたいという情熱か努力が足りないからだ」と思った。
そんな彼女が変わったのは、ヒラリー・クリントンから国務省政策企画本部長の職を依頼されて、ワシントンDCに単身赴任してからだ。
プリンストンに残った夫は妻の仕事の最大の理解者であり、素晴らしい父親だった。家族から応援されて就いた仕事だったのだが、8年生(アメリカの中学3年生)になった長男が、学校から停学をくらったり、警察に保護されたりする問題行動を起こし始めたのだ。長男が母を必要としていると感じたスローターは、さらなる出世よりも家族を選んでワシントンDCを後にした。
そのときスローターが書いたThe Atlanticの記事『Why Women Still Can’t Have It All』は、多くの女性にショックを与えた。「女性だって頑張ればすべてを手に入れることができる」というお手本だったスローターが、「すべてを手に入れることはできない」と書いたのだから。
スローターは、自分の体験から「リーンインするか、辞めるか、という極端な選択肢のほかにも何かあるのではないか?」と考えた。
本書は、話題になった記事をさらに掘り下げたもので、フィナンシャル・タイムズとマッキンゼーのベストビジネス書の最終候補にもなった。
職場での男女同権がまだ実現していないことや、同等の仕事をしている夫婦でも女性のほうが家事を多くしている事実について語った記事や本はこれまでにも多くが、この本は、そこから一歩踏み出している。
私の女友達に代表される第2世代のフェミニストは、むかしのスローターのように「頑張れば女性も高い地位の職に就けるし、家庭だって持つことができる。できないとしたら、それは『どうしても達成したい』という熱意や努力が足りないからだ」と信じ、年下の女性たちに努力を要求してきた。けれども、彼女たちの娘の世代は、その期待を重圧だと感じ、古いタイプのフェミニズムに対して反感を抱くようになっているのだ。
シェリル・サンドバーグが提唱したのもそうだが、本書が提唱するのは、こうした第1、第2世代を経てたどりついた、理念と現実課題とのバランスを重視した「フェミニズム第3世代」とも言える考え方だ。
現実を見れば、妻のほうが高収入で高い地位についている夫や、専業主夫になった男性は、男性からも女性からも差別される。この差別は、ある意味教授や重役をめざす女性に対するものより厳しく、辛いものだ。だから、家で家事や育児に専念したくても、男性はなかなかそれを選ぶことができない。男性に対してもステレオタイプの重圧があると、本書は指摘している。
また職業差別も、バランスがある生き方を妨げている。
私たちは、弁護士、教授、医師、投資銀行家、企業の重役といった職に就いた人を何の疑問も抱かずに「成功者」とみなし、尊敬する。そして、保育士、看護師といった、他人の世話をする大切な職業の人を見下す傾向がある。お金を動かすだけの仕事が、子どもや病人の世話をする仕事よりも重要なわけはないのだが、収入の差が偏見を強めている。だから、つい高い地位に就くためにリーンインしないことを「熱意や努力が足りない」とみなしてしまうことがある。
でも、スローター自身が体験したように、家族の世話をする(子育てを含む)のは簡単な仕事ではない。ふつうの仕事よりも難しいことが多々あるし、満足感もある仕事だ。
そして、女性だけでなく、男性だって仕事と家庭の両方を楽しみたい。
働く女性が抱える問題は、「女性の問題」とよく片付けられてしまうが、そうではない。男性にも影響がある。男女を対立させるのではなく、男女がそれぞれ押し付けられてきた重圧を軽減するような「男女平等」を実現させるためにはどうしたらいいのか?
スローターが本書で提言しているのは、男女両方のための新しいタイプのフェミニズムだ。これから結婚するカップルは、本書を読んでじっくり語り合ってみるといいだろう。
2021年1月3日に日本でレビュー済み
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女性の社会進出や真の男女平等が標榜されているが、本質は「女性」と「男性」や「ワークライフバランス」の問題ではない、「競争」偏重、「ケア」軽視が問題なのである。
子育て、介護などの「ケア」を、いわゆるビジネス等の仕事、「競争」と同様に評価し、重視することが大事。
ケアは例えば子育なら、私たちの未来(子供たち)を作り育てる行為でもある。
技能がなくても誰でもできると思われているが、本当はとても大事で、かつ難しい仕事である。
さらに男性の方が、女性の方が得意ということも思い込み。
男性だって子育てに関わりたいし、家族つまり「ケア」を大事にしたい。
ケアが軽視されていて、しかもそれは女性が本来得意なこと、女性でなくては、男性がケアを重視するなんて軟弱、という思い込みが社会全体にある。
・「ケア」が軽視されている、という視点は自分に今までになく新鮮だった。
・アメリカが日本以上に福祉が遅れていて大変な状況というのも様々な具体例からよく分かった。
私は男性と同様に働いている未婚女性で、このような問題は無意識によく考えるのだが、上記2点以外のほとんどは新しい発見ではなく、同感、再確認であった。
さすが大学教授、レファレンスもすごいのだが、ちょっと長い。
キャリアプランを立てるべし、「計画そのものには価値がないが、計画することに意味がある」(byアイゼンハワー)、身につまされる。
個人的には子育てもさることながら、今、介護がないがしろにされているように感じていて、祖母が施設で楽しくなさそうだったのが辛かったし、自分がそうなると思うとゾッとするのでどうにかしたい。
子育て、介護などの「ケア」を、いわゆるビジネス等の仕事、「競争」と同様に評価し、重視することが大事。
ケアは例えば子育なら、私たちの未来(子供たち)を作り育てる行為でもある。
技能がなくても誰でもできると思われているが、本当はとても大事で、かつ難しい仕事である。
さらに男性の方が、女性の方が得意ということも思い込み。
男性だって子育てに関わりたいし、家族つまり「ケア」を大事にしたい。
ケアが軽視されていて、しかもそれは女性が本来得意なこと、女性でなくては、男性がケアを重視するなんて軟弱、という思い込みが社会全体にある。
・「ケア」が軽視されている、という視点は自分に今までになく新鮮だった。
・アメリカが日本以上に福祉が遅れていて大変な状況というのも様々な具体例からよく分かった。
私は男性と同様に働いている未婚女性で、このような問題は無意識によく考えるのだが、上記2点以外のほとんどは新しい発見ではなく、同感、再確認であった。
さすが大学教授、レファレンスもすごいのだが、ちょっと長い。
キャリアプランを立てるべし、「計画そのものには価値がないが、計画することに意味がある」(byアイゼンハワー)、身につまされる。
個人的には子育てもさることながら、今、介護がないがしろにされているように感じていて、祖母が施設で楽しくなさそうだったのが辛かったし、自分がそうなると思うとゾッとするのでどうにかしたい。
2017年8月6日に日本でレビュー済み
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これを女性のための本だとするのは文字通りナンセンス、ビジネスパーソン全般に、非常に示唆が大きいと思います。下記にいくつかインサイトを:
■時代が大きく変化し、従来の物理的に男性優位の仕事より、男女差がないかあるいは女性優位の仕事(教育・医療など)が「人が行う」付加価値が高まっている
■その変化によって、世帯として・個人として合理的に「仕事の成果を高める」「子供を育てる」の2つを追い求めると、従来の「男性=外部での仕事」「女性=家で子育て」は、非合理に大きくシフトしている
■しかし、企業の仕組みや、人々の中にある固定概念は、その「男女の仕事上での優位性のシフト」のスピードよりも、はるかに遅く、中々変化せず、多くの場面で軋轢を生む
■で、「本当はこうあるべき」と、女性がその非合理性・歪を是正しようと、個人として・あるいは集団として活動しようとすると、単純な「変化への抵抗」が発生する
■ところが、この「変化への抵抗」というのは、脳神経科学的に「余計なエネルギーを使う、面倒なもの。多くの人が、回避し、留めようとするもの」になってしまうため、変化が進みづらくなる。その歯止めのときに特に、先進的に動いた主に女性が、不当に大きな攻撃や抵抗に合ってしまう
というようなメカニズムが働いているんだなぁ・・・と。
なので、元々こうした従来の仕組みや固定概念が小さい、新興企業が、過去の大組織が持っている仕組みについて、そもそもを考えられるCEOに率いられたら、遥かに快適で働きやすい状況を享受できることかと。
そして、そういう組織が、高い成果を挙げ、優秀な人材を確保し、変化できない組織が瓦解しピンチになり再構成されるというのが、まさにいまおきつつある現象かなと。
■時代が大きく変化し、従来の物理的に男性優位の仕事より、男女差がないかあるいは女性優位の仕事(教育・医療など)が「人が行う」付加価値が高まっている
■その変化によって、世帯として・個人として合理的に「仕事の成果を高める」「子供を育てる」の2つを追い求めると、従来の「男性=外部での仕事」「女性=家で子育て」は、非合理に大きくシフトしている
■しかし、企業の仕組みや、人々の中にある固定概念は、その「男女の仕事上での優位性のシフト」のスピードよりも、はるかに遅く、中々変化せず、多くの場面で軋轢を生む
■で、「本当はこうあるべき」と、女性がその非合理性・歪を是正しようと、個人として・あるいは集団として活動しようとすると、単純な「変化への抵抗」が発生する
■ところが、この「変化への抵抗」というのは、脳神経科学的に「余計なエネルギーを使う、面倒なもの。多くの人が、回避し、留めようとするもの」になってしまうため、変化が進みづらくなる。その歯止めのときに特に、先進的に動いた主に女性が、不当に大きな攻撃や抵抗に合ってしまう
というようなメカニズムが働いているんだなぁ・・・と。
なので、元々こうした従来の仕組みや固定概念が小さい、新興企業が、過去の大組織が持っている仕組みについて、そもそもを考えられるCEOに率いられたら、遥かに快適で働きやすい状況を享受できることかと。
そして、そういう組織が、高い成果を挙げ、優秀な人材を確保し、変化できない組織が瓦解しピンチになり再構成されるというのが、まさにいまおきつつある現象かなと。
2018年1月21日に日本でレビュー済み
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だらだらだらだらと文章が長くて、読みきれませんでした。もっと簡潔に書いたらどうかと思う。高いのに残念。