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パラサイト・ミドルの衝撃サラリーマン― 45歳の憂鬱 NTT出版ライブラリーレゾナント016 単行本(ソフトカバー) – 2005/10/13

2.3 5つ星のうち2.3 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ NTT出版 (2005/10/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/10/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 284ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4757141262
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4757141261
  • カスタマーレビュー:
    2.3 5つ星のうち2.3 8個の評価

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三神 万里子
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1.読み難い
「なるべく数値を絡めて記述する」旨、前書きで示すとおり、各種の統計・調査を元に持論を展開するのだが・・・・。

最低限読み手を意識して書くべきです。
「AとBとCのデータを列挙→データを延々解説。Aは・・・、Bは、Cは、→状況はこうである」
という展開の繰り返しには閉口する。
読み辛さって、面白さの欠落に直結するでしょ。

2.論説の浅さ
自論の展開に必要な(=有利な)データを採択・明示することは、実はそれほど難しくない。
だから一著作の中でその主張・論旨は完結できてしまう。
「この10年前後の企業社会内の動向」についての記述は、そう感じられる。
またそれは「構造変化」なのだとしているスタンスが相当疑わしい。
「見方によってはそういう面もあった」という程度。

3.ヨミの浅さ
結局、中年後期にさしかかったヒトが考えるのは
→「外部労働市場に打って出るより、内部にとどまる方が経済的・社会的メリットが大きい」
→「今の給料は、他に行ったら貰える額じゃないから外に出る訳にはいかないし、
  社内に留まろう。けど、いやだから社内でリスクのあることはなるべくしたくないから、
  何かあったら下のせいにした方が賢明」って事。

これを延々データを駆使して再論しても・・・・・・・・・・ねぇ。

意味があるのでしょうか。「外に出ろ」と推奨するだけでは話にならない。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月2日に日本でレビュー済み
一定規模以上の企業に所属する45歳以上の中間管理職が、

なぜパラサイトミドルとも呼びうる状態になってしまったのか。

冒頭部分は45歳に対して、かなり厳しいメッセージが続き、

そこだけを読むと、すべての問題が45歳以上の中間管理職に

あるかのように捉えてしまいがちであるが、実はこの本は、

特定の世代を批判したものではなく、それを日本の構造的な問題

として捉え、多くのデータをもとに分析したところにこそ、

この本の深さがある。

現在の楽天や、少し前のライブドア。

最近、M&A関連の話題が多いが、今後、外資なども

積極的に日本へ参入し、M&Aの動きはさらに加速するという。

そのような流れのなかで、45歳はどのようにして自分の身を

守り、戦うための武器を獲得していけばよいのか。

最後まで読むと、著者の「45歳に捧げたい」というメッセージの

意味が、とてもよく分かった気がする。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者はあとがきのなかで、若手からの切実な声が本書の興りであると述べている。であるなら、その辺りの状況を、もっと詳しく事例をあげて説明すべきではないだろうか。何か、中高年向けにフリーエージェントの勧め、という結論が先にあって、そこに行き着くようなストーリーを組み立てたという印象が残った。

また本書は、45歳という年齢が、パラサイトする側とされる側の境界であるかの様に記述しているが、45歳の根拠が希薄である。

「『四五歳以上の中間管理職に情報を伝えても問題が解決しない』業界を問わず、大企業に勤める三〇代半ばから四〇代前半の人の中で、こうした声をしばしば耳にするようになった。」(8ページ)、「アメリカ系買収ファンドもこれには辟易としており、日本企業の四五歳以上からは有益な情報など得られないと思っている。」(8ページ)という程度の説明で、その後は45歳問題という社会問題が存在するかのような展開となっている。社会学の世界では常識なのかも知れないが、そうだとすると、興しが不適切ということになる。

何れにしろ、これではあまりに説得力に欠けている。

このほか、不正確な記述や短絡的な表現も多い。

例えば、国別の中位年齢に関する記述では、「この時点で日本は、世界で唯一、四〇歳を超えている国だった。」(21ページ)とあるが、出所となっている資料を見ると、イタリアも40歳を超えている。

さらに、「業績が悪化して給与がカットされれば、若手は業績を上げようと必死になるが、四五歳は開き直ってしまう。カットされた分は働かないとさえ言う。」(10ページ)とあるが、何か根拠があるのか非常に疑わしい記述である。

多くの企業に貢献度の低い中高年が存在するのは事実なので、抽象論に終始していれば、読者が身近な問題に結びつけて納得する可能性があるが、注意深く読むとほとんど得るものの無い内容である。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年10月19日に日本でレビュー済み
タイトルと帯の文句に魅かれて、買ってみました。
45歳以上の中間管理職が、傍観者と化していて、
実質的に仕事をしていない。相談をしても何も解決しない。
はじめに様々な事例や海外との比較などがされていて、自分の
身の回りの人を思い浮かべてみても、「まさに!」という感じ。
日ごろ、上司に対して、イライラすることが多かったのですが、
これは自分の会社だけでなく、日本中で起こっている
現象なんだと、あらためて愕然としました。
45歳が、なぜ「パラサイト・ミドル」になったのか、という
分析も興味深いし、では今後、45歳はどうするべきなのか、
というところも、非常に勉強になりました。
今までのまま、ずっと会社でのんびり過ごせると思ったら、
大間違いなんですね…。いろいろと考えされられる本でした。
中間管理職のみなさん、この本を読みましょう! 
少しでも日本から、パラサイト・ミドルがいなくなることを
祈りつつ・・・            30代より。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月14日に日本でレビュー済み
2005年に46歳を迎えた、まさに、パラサイド・ミドル世代の者です。

一部上場企業の役職者でしたが、仕事がおもしろくないのでその年に退職し、未だ無職です。

たまたまNHK教育の「ビジネス未来人」という番組を見ていて司会者の三神さんの経歴に「イラストレーター」とあったので不思議に思って調べていたら、この本に出くわしました。

私にとって、この本はまさに「衝撃」の一冊となりました。

「一生懸命働いてきたのに、なんでこういうことになるんだろう」と理不尽に思っていましたが、その背景に少なからず日本社会の世代的特徴があり、我々は不幸な世代であることを知り、愕然とするとともに「なるほど」と思いました。

「業務遂行能力に劣っている」「開業しても失敗する確率が高い」と打ちのめされながらも成功する手段をアドバイスしているので、座右の書として、これから励みたいと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年4月15日に日本でレビュー済み
ここ1年ほど、何度となく本書を読み返している。若い人にはぜひ本書をお勧めしたい。本書は決して「憂鬱な45歳」に向けた書ではない。ピラミッド構造から蜘蛛の巣構造への転換に対しての本質的な理解がないままに組織に埋没してしまう若者に対する警鐘と言えるでしょう。

プロフェッショナルとしてどれだけ「時間」を意識し、周囲の環境変化や人間関係のつながりに注意を払って仕事をしているか。既存ピラミッドの中堅以上の内在的論理を疑わぬままに受け入れることによって、そうした意識は次第に失われていくでしょう。

いま資源高や円安によって大企業の決算が好調を示しているため判りにくいが、蜘蛛の巣構造を早く意識に取り入れて仕事をしている層と既存ピラミッドで仕事をしている層とでは実質的にかなりの格差が開いているはずです。

個人的には第5章で著者が触れている、日本の若者に見られる新しい兆候に注目!アングロサクソン型のビジネスエリート社会に対してうさんくささを感じ、むしろ泥臭さや理不尽さに立ち向かう若者たち。ここ数年そうした選択をした若者が自分の周りでも増えてきた。大いに期待したい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月23日に日本でレビュー済み
時機を得た好著です。何となく日本社会に元気がない、倦怠感が漂っている状況を社会構造的に仮説を立て、統計などで次々に畳みかけるように論証していく手法は前著「メガバンク決算」から著者の特長で、この本でも健在です。今回はより広い読者層向けにかかれたものらしく、エピソードも交えながら展開されています。

ゆとり、趣味などが中高年世代にとって雑誌などで取り上げられているようですが、私も含め20代後半から40代前半までのあるカテゴリーの人々がまさにワークホリックとして猛烈に活動し仕事をしていることを具体的に描きだし、その意味を問うています。企業内で会社と一体となって上昇していった高度成長期の猛烈社員ではなく、自らの仕事をプロとして自覚してプロアクティブに働くことが現代の社会の中でいかなる意味を持つのかが分析され、それをパラサイト・ミドルに鋭く突きつけています。過剰に働く人も寄生するミドルも、何を目指して働くのか、なぜ働かないのか、今一度自問する必要がありそうです。

また、メディアで発表された情報を見つつ、生の情報を知ることが多い業界に身をおく立場にあるので、その正確性に常々危うさを感じていたところであり、本書で「情報信頼性評価」というある意味当然の(でも今までなかった!?)「物差し」に焦点を当てている点も興味深いです。

本書はそのタイトルに拘わらず、ミドルにとって単なる「悲嘆の書」ではなく、後半にかけ社会構造の変化に応じどのようなことを念頭においてパラサイトミドルが世代として、また一個人としての行動していくべきか、貴重なsuggestionが随所に見られます。その意味で単なる世代パッシングの本ではなく、ミドルのみならず全世代に対し、その「働く・働かない」意味を正面から問い直す問題提起の書です。この本では凝縮されていますが、ここから更に展開していくテーマが沢山あるように思えてなりません。

45歳前
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年12月4日に日本でレビュー済み
ここ数年変わらなければいけない状況に陥り、意を決して望んだ改革も見えない壁に阻まれて中途半端になってしまった。

何に阻まれたかというと、毎日のように背を見て仕事をしてきた上司のだったような気がしている。

いつの間にか上司の背中を見ても何も学ぶことができず、年を追うごとに落胆せざるを得ない自分たちの将来像を見せつけられて失望に向かう。若者たちは夢も希望も持てずに会社を去っていく。

三神先生が書いてくれた内容は自分が日々感じてきたことを、そのまま言葉にしてくれたような気がしている。45歳の湯鬱が一部は45歳以下の年代にも浸透してしまい、もはやパラサイト・ミドルだけの問題では無いのかも知れないと思えて来ます。

先生が言うように、パラサイト・ミドル層に何かを求めても何も出てこなかった、という経験からすると、確かに傍観者なのかも知れません。これから先を考える上で、三神先生の書かれた内容はとても示唆に富む内容でしたし、見えない壁がよく見えてくるような気がした1冊です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート