やばいです。
信田さよ子の本を最近、何冊か読んでいるのですが、この本【父親再生】が一番、刺さりました。動悸が止まりません。精神のパラダイムシフトが起きます。価値観が一変します。
世の中の父親たちは、若しくは父親になろうとする人たちは是非読むべきだと思います。かなり辛いです。途中で憤慨して読むのを止めたくなるかもしれません。ですが、読むべきです。
もしかしたらこの国の最大の問題、少子化問題に対する解消の答えはこの父親再生なのかもしれない。
そんなことを思いました。
圧倒的におすすめです、秋の夜長に是非。
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父親再生 単行本 – 2010/6/24
信田 さよ子
(著)
現代の母娘関係を鋭く描き出した『母が重くてたまらない』(春秋社)で多くの 女性たちの共感を集めた著者が、満を持して贈る「父親論」。
妻は「父」としての夫をどう見ているのか、息子は父をどう見ているのか、父 と息子の世代間断絶、そしていずれ父となる若い世代へのメッセージ……。
いま求められる父親像が変わった! 人気カウンセラーがおくる愛されるオ トーサンになるための処方箋。
妻は「父」としての夫をどう見ているのか、息子は父をどう見ているのか、父 と息子の世代間断絶、そしていずれ父となる若い世代へのメッセージ……。
いま求められる父親像が変わった! 人気カウンセラーがおくる愛されるオ トーサンになるための処方箋。
- 本の長さ211ページ
- 言語日本語
- 出版社NTT出版
- 発売日2010/6/24
- ISBN-104757142455
- ISBN-13978-4757142459
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商品の説明
著者について
信田さよ子(のぶた・さよこ)
1946年生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。
アルコール依存症、摂食障害、DV、ひきこもり、子どもの虐待などに悩む人やその家族のカウンセリングをおこなっている。
著書に『家族収容所』(講談社)、『母が重くてたまらない』(春秋社)、『タフラブという快刀』(梧桐書院)など多数あり。
1946年生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。
アルコール依存症、摂食障害、DV、ひきこもり、子どもの虐待などに悩む人やその家族のカウンセリングをおこなっている。
著書に『家族収容所』(講談社)、『母が重くてたまらない』(春秋社)、『タフラブという快刀』(梧桐書院)など多数あり。
登録情報
- 出版社 : NTT出版 (2010/6/24)
- 発売日 : 2010/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 211ページ
- ISBN-10 : 4757142455
- ISBN-13 : 978-4757142459
- Amazon 売れ筋ランキング: - 807,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 28,990位心理学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「問題のある家庭の父親ってこんな感じです」という事が書かれています。
残念ながら、私の父親とそっくりでした。
まるで自分の父の事を書いているようです。
でも父親が直接この本を読んだ場合、
かなり辛い重い内容だと思います。
そして 「俺はこんなじゃない」、 と
認めないかもしれません。
父親自身が自分の感情を語らない事が原因となって
家庭が重たい雰囲気になり、
その家庭で育った子どもたちが、
社会で苦労する。(特に息子が)。という内容は、
日本の抱える問題と繋がっているなと感じました。
父親をなんとかする方法は直接的には書かれていませんが、
問題のある父親像そのものは、
かなり的を射て書かれていると思います。
なので、まず、
子どもと母親がこの本を読み、
自分の旦那(父)にも当てはまるところがあるようなら、
それと逆の事を行ってくれるように、
父とコミュニケーションをとっていけば、
家庭問題を、そして子どもの将来を
解決できるのではないかと思います。
父親(旦那)がいなければ人生もっと楽しいのに・・・、
と考えている奥様方にお勧めです。
熟年離婚にあこがれている女性にお勧めです。
父親が嫌いな子供たち(中高生以上の大人)にもお勧めです。
解決方法を考えるヒントになると思います。
私も他人事ではないので、とても参考になりました。
残念ながら、私の父親とそっくりでした。
まるで自分の父の事を書いているようです。
でも父親が直接この本を読んだ場合、
かなり辛い重い内容だと思います。
そして 「俺はこんなじゃない」、 と
認めないかもしれません。
父親自身が自分の感情を語らない事が原因となって
家庭が重たい雰囲気になり、
その家庭で育った子どもたちが、
社会で苦労する。(特に息子が)。という内容は、
日本の抱える問題と繋がっているなと感じました。
父親をなんとかする方法は直接的には書かれていませんが、
問題のある父親像そのものは、
かなり的を射て書かれていると思います。
なので、まず、
子どもと母親がこの本を読み、
自分の旦那(父)にも当てはまるところがあるようなら、
それと逆の事を行ってくれるように、
父とコミュニケーションをとっていけば、
家庭問題を、そして子どもの将来を
解決できるのではないかと思います。
父親(旦那)がいなければ人生もっと楽しいのに・・・、
と考えている奥様方にお勧めです。
熟年離婚にあこがれている女性にお勧めです。
父親が嫌いな子供たち(中高生以上の大人)にもお勧めです。
解決方法を考えるヒントになると思います。
私も他人事ではないので、とても参考になりました。
2016年7月2日に日本でレビュー済み
カウンセラーが世の父親について書いた本であるということで、興味を持って読み始めた。だが、どうも胡散臭いというか、先入観が勝っているような記述が多いように感じていた。それはすでに第一章の第一項で明らかだった。
「彼らがカウンセリングに来ることを拒否するのは、妻に対する対抗意識が理由のひとつだろう。カウンセリングに行ったり専門書を読んだりした妻が、夫に協力を求める際にその内容を引き合いに出せば、知識量の差があらわになる。この差が耐え難く屈辱的なのだ」(P14)
えー!それはあまりにも一方的でしょう。たしかにご自身の経験上、そう思えるのであれば、そこは譲りにくいかもしれないが、でも、いったん白紙にして問題提起すべきであって、始めにその目線ありきで話を進められては、共鳴できる人は良いけれど、そうでない人は読むのが苦痛ですよ。
第三章では、仕事にも子育てにも一生懸命な父親とヤンチャな息子の関係性の問題が出てくる。その息子の妻からの相談事の話。うーん。これがどうも嘘くさくってねえ。
「タカシさんの仕事は閑職だったので、帰宅後は仕事で遅くなる妻にかわって食事もつくり、二人の子どもの面倒もみた。しかし、妻のカナコさんは彼の収入が足りないことを責め、口論が絶えなかった」(P110)
「タカシさんより四歳年上の妻であるカナコさんは、再婚してから二人の子どもを実の子どものようにかわいがってくれる夫に深く感謝していた。仕事で疲れている妻が愚痴を言っても黙って聞いてくれたし、給与のことで文句をつけてもそれほど反論はしなかった」(P114)
これって矛盾しないの?
「深く感謝して」いるのに「文句をつけ」るか?
「それほど反論はしなかった」のに「口論が絶えなかった」のか?
おかしいと思って後書きをめくってみた。<おわりに>の項である。
「本書のヒントとなった多くの人たちにも感謝の意を伝えたい。登場する人物は、プライバシーに配慮して多くを変更していることをお断りしておく」(P208)
つまり、事実を基にしたフィクションだということだ。カウンセラーが書く本には、よくこういう方法が採られる。だが、それでほんとうに良いのだろうか。やっぱり、クライエントに了解を取ってでも、きちんと一から十まで本当のことを書いてほしい。でないと、やっぱり、あっちこっちにほころびが見えるし、話が嘘くさく感じる。私たちはフィクションで感動したいのではなく、ノンフィクションで自らを問い直したいのだから。
高評価が多いので、敢えて疑問点を挙げてみました。
「彼らがカウンセリングに来ることを拒否するのは、妻に対する対抗意識が理由のひとつだろう。カウンセリングに行ったり専門書を読んだりした妻が、夫に協力を求める際にその内容を引き合いに出せば、知識量の差があらわになる。この差が耐え難く屈辱的なのだ」(P14)
えー!それはあまりにも一方的でしょう。たしかにご自身の経験上、そう思えるのであれば、そこは譲りにくいかもしれないが、でも、いったん白紙にして問題提起すべきであって、始めにその目線ありきで話を進められては、共鳴できる人は良いけれど、そうでない人は読むのが苦痛ですよ。
第三章では、仕事にも子育てにも一生懸命な父親とヤンチャな息子の関係性の問題が出てくる。その息子の妻からの相談事の話。うーん。これがどうも嘘くさくってねえ。
「タカシさんの仕事は閑職だったので、帰宅後は仕事で遅くなる妻にかわって食事もつくり、二人の子どもの面倒もみた。しかし、妻のカナコさんは彼の収入が足りないことを責め、口論が絶えなかった」(P110)
「タカシさんより四歳年上の妻であるカナコさんは、再婚してから二人の子どもを実の子どものようにかわいがってくれる夫に深く感謝していた。仕事で疲れている妻が愚痴を言っても黙って聞いてくれたし、給与のことで文句をつけてもそれほど反論はしなかった」(P114)
これって矛盾しないの?
「深く感謝して」いるのに「文句をつけ」るか?
「それほど反論はしなかった」のに「口論が絶えなかった」のか?
おかしいと思って後書きをめくってみた。<おわりに>の項である。
「本書のヒントとなった多くの人たちにも感謝の意を伝えたい。登場する人物は、プライバシーに配慮して多くを変更していることをお断りしておく」(P208)
つまり、事実を基にしたフィクションだということだ。カウンセラーが書く本には、よくこういう方法が採られる。だが、それでほんとうに良いのだろうか。やっぱり、クライエントに了解を取ってでも、きちんと一から十まで本当のことを書いてほしい。でないと、やっぱり、あっちこっちにほころびが見えるし、話が嘘くさく感じる。私たちはフィクションで感動したいのではなく、ノンフィクションで自らを問い直したいのだから。
高評価が多いので、敢えて疑問点を挙げてみました。
2010年7月27日に日本でレビュー済み
父親についてはじめて正面から論じた本、ということで、読んでみました。
ここに取り上げられるのは結構重い事例だけど、たぶん各家庭の問題は表立って見えないだけで、それぞれの家庭にそれぞれの問題が大なり小なりあるのではないか。
そんな当たり前だけどとても大事なことに気づかせてくれた。
男性読者にとっては耳の痛い話も多いかもしれないが、ぜひ自分の家庭の問題が大きくこじれてしまう前に読んでみてほしいと思う。
読みどころは団塊世代論と、その世代の父親がなぜ、感情を語れないかについて語った部分。この世代の父親を持つ人たちには、思い当たる節が多いはず。とても参考になります。
ここに取り上げられるのは結構重い事例だけど、たぶん各家庭の問題は表立って見えないだけで、それぞれの家庭にそれぞれの問題が大なり小なりあるのではないか。
そんな当たり前だけどとても大事なことに気づかせてくれた。
男性読者にとっては耳の痛い話も多いかもしれないが、ぜひ自分の家庭の問題が大きくこじれてしまう前に読んでみてほしいと思う。
読みどころは団塊世代論と、その世代の父親がなぜ、感情を語れないかについて語った部分。この世代の父親を持つ人たちには、思い当たる節が多いはず。とても参考になります。