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バブルの肖像 単行本 – 2006/8/9

4.2 5つ星のうち4.2 18個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アスペクト (2006/8/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/8/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 159ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4757212860
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4757212862
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 18個の評価

著者について

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都築 響一
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1956年、東京生まれ。76年から86年までポパイ、ブルータス誌で現代美術、建築、デザイン、都市生活などの記事をおもに担当する。89年から92年にかけて、1980年代の世界の現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆活動、書籍編集を続けている。1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』刊行。1996年発売の『ROADSIDE JAPAN』で第23回・木村伊兵衛賞受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続行中である。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
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18グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バブルのころ自分はまだ小学生で、尚且つ父親の仕事の関係で国外に住んでいたので肌でバブルを感じていなかったのですが(まぁ、日本にいたとしても小学校高学年にどの程度分かったかは謎ですが)この本を読んで何となくその当時の「空気」がどんなものか分かったような気がします。今から振り返って「あの頃はおかしかった。みんなどうかしていた」と言うのは簡単ですがそんなん後になってみれば誰でもわかる事。当時実際生きていた人達がどんなことを考えて今から見ると正直「クレイジー」としか言いようがない事を「やらかしていた」のかがなんとなく分かってきます。

自分が今働いている会社はどうもバブルの波に乗り遅れたようで皮肉な事にそのおかげであまり痛手を負わなかったそうですが、それでも当時働いていた先輩に言わせると「予算はオーバーして当然だった」「金をかければかけるほど商品が売れた」「予算内で仕事をするやつはケツの穴が小さいと周囲からバカにされた」みたいに今だと信じられないような「常識」がまかり通っていたそうです。この本を読むとそれが単にうちの会社だけではく本当に当時の風潮だったんだなと言うのが良く分かりました。当初の予算だった150億を軽くオーバーして300億かけて大改修した会員制ホテルのホテル川久。当時宮崎に乗り入れていた国内線が全てシーガイア行きの客相手に売れていたとしても年間目標に届かないぐらい強気の数字を掲げていたシーガイア。一戸当たりの分譲価格が5億から15億円だったと言われるチバリーヒルズ(ワンハンレッドヒルズ)。 新潟中央銀行がゴールデンリング構想の一環として推進し、バブルが弾けた後(1996年)に開業してしまった柏崎トルコ文化村…本当に当時は作るのが正義、金をかけるのが正義、とにかくやったもん勝ちだったのが良く分かる逸話ばかりです。

「ちゃんと採算性とかを考えたのか」とか「なんでそんな非現実的なプランが通ってしまったんだ」と今になって批判するのは簡単ですが今なら提出した直後、そのままゴミ箱に放り込まれてしまいそうないい加減極まりないプロジェクトでも採算が取れてしまう事が結構あった時代だったんだからある意味しょうがないとも言えるでしょう。今これらのプロジェクトに関わった人達を愚かだったとこき下ろすのは簡単です、が、もし自分が当時大人だったら同じような過ちを犯さなかったと言う自信はありません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
川久に泊まって、そのあまりのすごさに検索してたらこの本がヒットしました。
バブルの時代を生きてきた私には、なつかしい人名・地名がたくさん出てきます。
面白い本なので、ここで見つかって良かったです。
2010年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今からは考えられない地価、株価、金利の時代だった。猫も杓子も投資投資。ゴルフ会員権に絵画、そして不動産。しかしそのどれも暴落し、あるものは泡と消えた。本当にあれは、あっという間に通り過ぎて行った。あれとは「バブル」。うまいこと名付けたものだ。

バブルの頃、日本の中央からはるかに離れた地方都市にいた自分は、バブルの恩恵を被ることはほとんどなかった。まだ勤めて数年、そんなお金もなかったし。そんな時代、地方都市の新卒でもすごいボーナスを手にしていたのは証券会社の社員だった。

この本を読んで、ああ、あの時代、こんなだったなーと思い出した。ジュリアナ東京のお立ち台に立つ女性達はその象徴だったかもしれない。一番悲しく眺めた写真は「チバリーヒルズ」と言われた千葉の「ワンハンドレッドヒルズ」。畑やビニールハウス、切った丸太に実のなった柿の木などがある風景の向こうの高台に、ぽつんと立つビバリーヒルズの豪邸のような家。ああ、悲しい…。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2005年まで週刊朝日で連載されていたものをまとめた一冊。
写真は全てフルカラー、当時の情景を思い起こさせるような文面・・・この本一冊で充分あのイカれた時代に触れる事ができる。
建築物、人物、カルチャー、ステータス・・・バブルのあらゆる徒花が紹介されている。

今では某ゴージャス姉妹のフォーマットと言われている故・斉藤澪奈子女史。
社交界に顔が利き、語学堪能でハイソリティ・・・しかし週刊誌にスキャンダルをすっぱ抜かれ、バブル崩壊とともに姿を消し、その後は海外で生活。
乳がんと戦い、その命は華麗なまでに燃え尽きてしまう。

ティファニーのオープンハートで彼女の心を必死にゲットしようとした男性達。
クリスマス前にはティファニーショップは長蛇の列。
売り切れで半ベソをかく男性の為に店員自ら『売り切れ証明書』なるものを発行。

バブルを代表するモータースポーツ、フォーミュラ1。
当時のスポンサーだったフットワークにレイトンハウスは今いずこ・・・。

ジュリアナ東京で羽のついた扇子を振りかざして踊り狂う女たち。
今にもパンツが見えそうなボディコンに派手なメイク。
男たちはお立ち台の彼女たちにひれ伏すようにパンツを覗こうと必死。
女が一瞬だけ男より立場が優位になれた時代だった。

イカれた時代だったけど今となってはどこか懐かしい。
もう二度と帰ってこないあの時代の回顧録と言える一冊。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月3日に日本でレビュー済み
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この時代を生きた日本人なら楽しめるでしょう。今の若い方が見ても
何が何やら理解出来ないでしょう。週刊誌に掲載された記事が元になっています。
2013年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前、川久というホテルに泊まり、かなり印象に残る建築や内装だったので、
ネットでそのホテルを調べていたら、関連でこの本が出てきました。
もちろん川久の事も載っています。
バブルを知らない世代には必見です!!!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年4月11日に日本でレビュー済み
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バブル真っ盛りの時、僕はサラリーマンでしたがまだ20代前半だったので
そんなに激しく派手にバブリーな遊びはしていませんでした。
でも振り返ってみると新車を1年チョイで買い換えてみたり、世間の影響をどこかで
受けて金遣いは荒かったかもしれません。そんな時代の様々な事柄・ブームや物件が写真とともに掲載されており「懐かしいなぁ&こんなものもあったのか!」という感じで興味深く読ませていただきました。当時は日本中が浮かれ気分でアホになっていましたね(笑)
僕は「廃墟マニア」でもあるので本書を片手に「バブル廃墟散歩」をしたくなりました。
最近は世界恐慌だとか言われながらも株価が上がったり何だか分らない時代・・・世の中のわけ分らんことに左右されずに「自分の考え」を大切に生きていかねばと本書を読み再認識しました(と最後は硬めに書かせていただきました)
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年4月16日に日本でレビュー済み
86年から89年、いまの30代後半から40代の日本人にはバブルという時代があった。
現在バブルを知らない若者にとっては異質であり、バブル世代の人間は異端者の 烙印を押されがちであるが、しかし当時の空気を肌で感じていた者にとっては、一瞬といえども日本が名実ともに世界一にになったのである。

著書ではバブル時代特有の濫費放蕩の遺物や文化を写真付で紹介、シーガイアやハウステンボス、和歌山のホテル川久。いまも尚その残光を放ってはいるが、庶民でも利用できる施設に転換を余儀なくされている。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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