買うほどではないが、
本に書いてある内容には頷かされることが多い。
過剰な羨望or嫉妬に悩まされる東大生&東大OBのホンネの表出が見てとれる。
型にはまっていると東大を批判する江川達也の語り口じたいが、
紋切り型の東大批判であるとか、
立花隆の「エクセプト・ミー」な恥ずかしい東大批判だとか、
私が前々から思っていたことと重なる点も多かった。
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東大生はなぜ「一応、東大です」と言うのか? 単行本 – 2006/7/1
新保 信長
(著)
日本の"学歴ピラミッド"の頂点に立つ東京大学は、京大、阪大、早稲田、慶応などの「一流大学」と比べても、世間からの扱われ方が違う。単に偏差値が高いからという理由以上に「東大」という名前だけで、何か特別すごい学校、人のように思われる。あるいは東大出というだけで、逆差別されたりもする。これって、何なのか。東大は本当にすごいのか、すごくないのか。東大という名前はなぜ特別視されるのかーー。しかも、なぜ東大生は「一応、東大です」と言うのか?
そのナゾを、東京大学文学部心理学科卒、現在流しの編集者&ライターの新保信長氏が、絶妙なゆるさで解き明かす。現役学生はもちろん、エリート官僚、はては入試合格発表会場から、本郷の就職ガイダンス、駒場祭の模擬店にまで、東大と名がつけばどこにでも出かけ、よく見て、よく聞き、「一応、東大」のナゾをやわらかめに探る。
「メディアの中の東大生」「今どきの東大生の値打ち」「東大生のプライドとコンプレックス」「『一応』と言う東大生の心理」など、やわらかめとはいっても多方面から"そのナゾ"があきらかになる。東大をめざす人、めざさない人、あるいは日本全国の隠れ学歴好きには、たぶんたまらない"学歴話"満載の"学歴ノンフィクション"の傑作である。
そのナゾを、東京大学文学部心理学科卒、現在流しの編集者&ライターの新保信長氏が、絶妙なゆるさで解き明かす。現役学生はもちろん、エリート官僚、はては入試合格発表会場から、本郷の就職ガイダンス、駒場祭の模擬店にまで、東大と名がつけばどこにでも出かけ、よく見て、よく聞き、「一応、東大」のナゾをやわらかめに探る。
「メディアの中の東大生」「今どきの東大生の値打ち」「東大生のプライドとコンプレックス」「『一応』と言う東大生の心理」など、やわらかめとはいっても多方面から"そのナゾ"があきらかになる。東大をめざす人、めざさない人、あるいは日本全国の隠れ学歴好きには、たぶんたまらない"学歴話"満載の"学歴ノンフィクション"の傑作である。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社アスペクト
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104757212879
- ISBN-13978-4757212879
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商品の説明
著者について
新保信長(しんぼ・のぶなが)
1964年、大阪生まれ。一応、東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。タイガースファン。『SPA!』などの雑誌に携わりつつ、単行本の編集・執筆も手がける。西原理恵子のマンガキャラとしても一部で有名。著書に『笑う新聞』シリーズ(メディアファクトリー)、『少年法(やわらかめ)』(伊藤芳朗氏と共著/アスペクト)、『笑う入試問題』(角川書店)、『言い訳するな!』(ミリオン出版)、編書に『出禁上等!』シリーズ(ゲッツ板谷/扶桑社)、『消えたマンガ雑誌』(メディアファクトリー)などがある。尊敬する人はランディ・バース。
1964年、大阪生まれ。一応、東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。タイガースファン。『SPA!』などの雑誌に携わりつつ、単行本の編集・執筆も手がける。西原理恵子のマンガキャラとしても一部で有名。著書に『笑う新聞』シリーズ(メディアファクトリー)、『少年法(やわらかめ)』(伊藤芳朗氏と共著/アスペクト)、『笑う入試問題』(角川書店)、『言い訳するな!』(ミリオン出版)、編書に『出禁上等!』シリーズ(ゲッツ板谷/扶桑社)、『消えたマンガ雑誌』(メディアファクトリー)などがある。尊敬する人はランディ・バース。
登録情報
- 出版社 : アスペクト (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4757212879
- ISBN-13 : 978-4757212879
- Amazon 売れ筋ランキング: - 863,706位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,931位高等教育 (本)
- - 20,546位教育学一般関連書籍
- - 63,150位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年9月18日に日本でレビュー済み
キャッチーな題名と脱力系の装丁、軽い文体に油断してると、足元をすくわれます。
読売新聞の書評で茂木健一郎氏も指摘してましたが、
本書は、東大や東大生そのものより、いまだに「東大」というブランドを特別視しがちな
日本社会に対する批評となっている気がします。
その批評が有効なのも筆者が東大卒だから? と思ってしまうところがまた、
筆者の術中にハマってるようで、やっかいなのかな?
立花隆や宮台真司に対する痛烈な皮肉もあったりして、見た目より戦闘的な本かも。
読売新聞の書評で茂木健一郎氏も指摘してましたが、
本書は、東大や東大生そのものより、いまだに「東大」というブランドを特別視しがちな
日本社会に対する批評となっている気がします。
その批評が有効なのも筆者が東大卒だから? と思ってしまうところがまた、
筆者の術中にハマってるようで、やっかいなのかな?
立花隆や宮台真司に対する痛烈な皮肉もあったりして、見た目より戦闘的な本かも。
2006年9月14日に日本でレビュー済み
新保さんは、きっと自分が几帳面なことが気付いていない、とても几帳面な人だと思う。
東大生に関するデータ量と、東大生へのインタビュー量がたっぷりある。
東大生のことを語るだけじゃん。さらーっと書いちゃってもいいじゃん。
それなのに、そんなに一生懸命に、緻密にやらなくても・・・と東大じゃないワタシは思ってしまう。
新保さんの斜めった視点から見ると、東大生・東大出身者もカワイイじゃんと思った。表紙の寄藤文平さん絵みたいに。
東大生に関するデータ量と、東大生へのインタビュー量がたっぷりある。
東大生のことを語るだけじゃん。さらーっと書いちゃってもいいじゃん。
それなのに、そんなに一生懸命に、緻密にやらなくても・・・と東大じゃないワタシは思ってしまう。
新保さんの斜めった視点から見ると、東大生・東大出身者もカワイイじゃんと思った。表紙の寄藤文平さん絵みたいに。