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ユゴーの不思議な発明 単行本 – 2007/12/18

4.4 5つ星のうち4.4 24個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アスペクト (2007/12/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/12/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 542ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 475721426X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4757214262
  • 対象読者年齢 ‏ : ‎ 8 ~ 11 歳
  • 寸法 ‏ : ‎ 840 x 580 x 190 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 24個の評価

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絵本でも小説でもなく、そのどちらでもある曖昧な作風。
5 星
絵本でも小説でもなく、そのどちらでもある曖昧な作風。
この本が届いた時に驚いた所といえば、その分厚さでした。絵本として考えても、小説としても分厚く、まるで辞書のような存在感を持っている。この作品は映画化されている様だけど、自分はまだその映画を観たことは無い。ただ単にショーン・タンの『アライバル』を読んでから半年が経過しており、似たような作品は無いかと調べている内に、この本を見つけた感じです。作風としては、まるで映画の様な連続した絵のページが繰り出されたと思ったら小説の様になる。小説の様だと思ったら絵本になるという感じで、『文字で描いたほうが伝わる箇所』と思われる場所は小説のようになり、『絵で描いた方が伝わる箇所』は絵で伝える様な感じ。1ページの文章の量はそんなに多くなく、見開きで絵を観たあと、その絵の場面の続きが文章で繰り広げられるという感じで、統一性は無く、絵が何枚も続く時もあれば、文章が数枚続くときもある。これを絵本と捉えればいいのか、挿絵がとても多い小説と捉えれば良いのかは分からないが、その曖昧な作風が小説にも絵本にも味わえない空気感を醸し出していると感じました。読み応えのある面白い本だと思うので一度読んで貰えたら嬉しいです。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本が届いた時に驚いた所といえば、その分厚さでした。
絵本として考えても、小説としても分厚く、まるで辞書のような存在感を持っている。

この作品は映画化されている様だけど、自分はまだその映画を観たことは無い。ただ単にショーン・タンの『アライバル』を読んでから半年が経過しており、似たような作品は無いかと調べている内に、この本を見つけた感じです。

作風としては、まるで映画の様な連続した絵のページが繰り出されたと思ったら小説の様になる。
小説の様だと思ったら絵本になるという感じで、『文字で描いたほうが伝わる箇所』と思われる場所は小説のようになり、『絵で描いた方が伝わる箇所』は絵で伝える様な感じ。

1ページの文章の量はそんなに多くなく、見開きで絵を観たあと、その絵の場面の続きが文章で繰り広げられるという感じで、統一性は無く、絵が何枚も続く時もあれば、文章が数枚続くときもある。

これを絵本と捉えればいいのか、挿絵がとても多い小説と捉えれば良いのかは分からないが、その曖昧な作風が小説にも絵本にも味わえない空気感を醸し出していると感じました。

読み応えのある面白い本だと思うので一度読んで貰えたら嬉しいです。
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5つ星のうち5.0 絵本でも小説でもなく、そのどちらでもある曖昧な作風。
2023年3月11日に日本でレビュー済み
この本が届いた時に驚いた所といえば、その分厚さでした。
絵本として考えても、小説としても分厚く、まるで辞書のような存在感を持っている。

この作品は映画化されている様だけど、自分はまだその映画を観たことは無い。ただ単にショーン・タンの『アライバル』を読んでから半年が経過しており、似たような作品は無いかと調べている内に、この本を見つけた感じです。

作風としては、まるで映画の様な連続した絵のページが繰り出されたと思ったら小説の様になる。
小説の様だと思ったら絵本になるという感じで、『文字で描いたほうが伝わる箇所』と思われる場所は小説のようになり、『絵で描いた方が伝わる箇所』は絵で伝える様な感じ。

1ページの文章の量はそんなに多くなく、見開きで絵を観たあと、その絵の場面の続きが文章で繰り広げられるという感じで、統一性は無く、絵が何枚も続く時もあれば、文章が数枚続くときもある。

これを絵本と捉えればいいのか、挿絵がとても多い小説と捉えれば良いのかは分からないが、その曖昧な作風が小説にも絵本にも味わえない空気感を醸し出していると感じました。

読み応えのある面白い本だと思うので一度読んで貰えたら嬉しいです。
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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 マーチン・スコルセッシ監督の映画を先に観てしまいました。あの社会派の監督が作ったファンタジー映画。果たして、どんなものかと思ってみましたが、それはもう、すばらしい映像だったので、つい原作に興味が出て、このミニ版をアマゾンで買いました。読後の簡単なレビューです。
 ネタバレにならないように中身への言及は避けますが、親御さんたちが安心してお子様にお勧めできる内容です。一番の特徴は、鉛筆で書かれた絵がたくさん入っていることで、文章を読み、絵を見ながらストーリーを追っていくという形式になっていることです。やや分厚い本ですが、文章を読み慣れた方なら数時間で読み切るでしょう。
 映画では演技者に起因した、誇張されたキャラクターが出てきますが、原本はそのようなことはありません。それ以外は、しかし映画は非常に原作に忠実だなあと思いました。
 この本をお読みになる方は、きっと映画
ヒューゴの不思議な発明 [DVD ]を見ていることだと思いますが、どちらが先になるかは分かりませんが、両方味わって欲しいなあと思います。また、さらに、メリエスの映画そのもの、たとえば ジョルジュ・メリエスの月世界旅行 他三編/映画創世期短編集 [DVD ]も、ぜひ、ご覧になって欲しいなあと思います。
 久しぶりに、悪人の出ない、ほのぼのとするよい作品を読んだ気持ちです。
 
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月2日に日本でレビュー済み
入り口はファンタジーだが、作品の中心には、ジョルジュ・メリエス(フランスの映画製作者で、
映画の創生期において様々な技術を開発し、特にカットを積み重ねて作品を作るという技術を導入した)
の自伝/オマージュを封入した作品である。

他の評者も書いているように読み始めるとちょうど2時間ほどで読み終えられる長さで、
黒炭で描いた、アニメーションの原画のような独特の作風(色のついていないフレデリック バックといった感じ?)の絵が、
まさにアニメーションの原画をめくる様にページをめくるごとに少しずつ動きながら話が続いていき、不思議な読書感を味わうことが出来る。

絵本に分類されているそうであるが、実際は、絵本とグラフィックノベルの中間でよりグラフィックノベルよりの感じだが、
絵と文章の住み分けが絶妙で、集中力を切らすこと無く最後まで読ませる作品に仕上がっている。
また、大人も、こどもも同様に楽しめる内容だと思う。

様々な賞に輝く映画監督として、また古い映画の保存や修復に最も真剣に取り組んでいる篤志家
としても有名なマーチン・スコセッシが監督でこの作品が映画化されたということで期待させられるのだが、
予告編を見て、かなり原作と映画では作品のtextureが違うなと感じた。

映画と原作の世界観は完全に別物だと思う。

映画と同じ時間で読み切れる作品なので、
映画を見た人もこの作品の独特の世界観を楽しんで欲しい。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を見てから買ったのですが、これは思いがけない本でした。
また、映画も本の絵の雰囲気をうまくだしていますね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
                                     
辞書のような分厚さと重さをもった黒い本というだけでも異質ですが、                                      
中身もかなり異質。なんとページの大半はモノクロームの鉛筆画なのですから。                               

連続する絵と絵の間に文章が入るという実験的な構成は、一見すると奇をてらった              
かのようにも見えるでしょう。しかし、けっしてそれだけではありません。             
物語のモチーフである創世記の映画にちなんで必然的に生まれた表現形式なのです。           
その意味で、二重にクリエイティブな作品ともいえますね。                     

ボクは冒頭のシーンからドキッとさせられ、画面から眼をそらせなくなりました。      
少年の謎の行動と気難しそうな玩具屋の老人。それぞれの視線が交錯する               
瞬間までの五十数ページはかなりスリリングな展開です。            
そこで好奇心というゼンマイがフルに巻かれてしまい、後戻りできなくなりました。

新たな読書体験をしたい方、映画マニアの方、ミステリー好きな方におすすめ。  
                                       
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月14日に日本でレビュー済み
本棚に並んでいるいるとギョッとするくらい分厚いし、
こんなに絵の多い本だと思われないで敬遠されちゃうんじゃないでしょうか。
最初横書きと絵の多さに驚きますが、すぐ引き込まれます。

まずカットが美しく素晴らしい。
いろんな映画を彷彿とさせる諸々も美しい。
そしてジョルジュ・メリエスが実在するように、
実在の物事がサブリミナルのように織り込まれてくるのも小気味よい。

初期の映画の持つ「夢」をもう一度見せてくれる。
フィルムの回る音が聞こえるような愛すべき作品。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月18日に日本でレビュー済み
ドキン ドキン ドキン!
はじめに目が見つけて、次に手が捕まえて
紙と紙の間に隠された秘密をすこしづつ見つけていく喜び
本を閉じたいまでも、ドキドキは続く

だ か ら 本 は や め ら れ な い
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年2月8日に日本でレビュー済み
2012年のアカデミー作品賞にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督作品の原作。
…ということで読みましたが、てっきり小説かと思っていたのでビックリです。
タイトルは”…不思議な発明”ですが、この本も十分に"不思議"です。

ページの多くはモノクロ(鉛筆画)で文章は僅か。
絵のページはゆっくり読むのも一瞬で読むのも読者の自由なので読み終わるまでの時間は個人差があるでしょうが、私の場合は30分で読み終わってしまいました。

文章はすぐに読み返す気にはなりませんが、絵のパートは味わい深いので何度でも繰り返し読めます。

残念に思うのは折角に素敵な絵なのに見開きで真ん中から折れてしまって、よく見えません。
”アライバル”のような大判にして絵は見開きにしないで欲しかったです。

肝心の中味が気になる方は、新書版の方に”中見検索”があるのでそちらで閲覧できます。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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