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弾言 成功する人生とバランスシートの使い方 単行本 – 2008/9/25
購入オプションとあわせ買い
【著者からのメッセージ】あなたは、自分という会社の社長で筆頭株主
仕事がない、給料が安い、休みが少ない、人付き合いに疲れる、恋人ができない、やりたいことが見つからない、老後が心配……。
世界でもまれな、豊かで安全なはずの国、日本では大勢の人が今日もため息をつきながら生きています。いったいなぜなのでしょう。
政治家が無策だから? 教育がなっていないから? 大企業が搾取するから?
なるほど、どれにも一理あります。だからと言って、あなたが今すぐ政治や社会をどうにかできるわけではないでしょう。まず、あなた自身ができることから始めてみませんか。
そもそも、あなたがうまくいっていないのは「なぜ」か、真剣に問うてみたことがありますか。本当に問題なのは、いったい何なのでしょう。
それを考えるのは、非常に難しそうです。テレビや新聞を見ているといろいろなことがわかったような気にはなりますが、そこにあるのはあなたの「なぜ」に対する答えではありません。
実は、考えるためのヒントは「会社」にあります。会社の経営がうまくいかなくなった時、経営者はまずどうしますか。現状分析に必要なさまざまなデータを集め、問題を洗い出し、対策を練るでしょう。
個人でもまったく同じことが言えます。自分に関する正確なデータを集め、それを元に対策を考えるというプロセスが肝要です。その時に、会計で使われるバランスシート(貸借対照表)の考え方が非常に役立ちます。金銭面での収支が明確になるだけでなく、自分の価値を向上させる手がかりとなるのです。
この本では、バランスシートに基づいて世界をヒト、モノ、カネという3つの要素に分けて考えます。実体のあるモノを、人間の知恵(ヒト)によって活かし、カネという価値を生み出しているというわけです。このように世界を定量的に捉えることで、自分の問題点や取るべき行動がすっきりと見えてくることでしょう。
みなさん1人1人は、自分という「会社」の社長で、かつ筆頭株主です。人生の負債を減らして利益を上げ、上手に自分を経営していきましょう。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社アスペクト
- 発売日2008/9/25
- ISBN-104757215339
- ISBN-13978-4757215337
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商品の説明
著者について
小飼 弾(こがい だん)
投資家/プログラマー/ブロガー。株式会社オンザエッヂ(現ライブドア)上場時の取締役最高技術責任者(CTO)を務めた。カリフォルニア大学バークレー校中退という名の中卒。近著に『小飼弾のアルファギークに逢ってきた』(技術評論社)がある。続きは「小飼弾」で検索!
山路達也(やまじ たつや)
三重県出身。雑誌編集者を経て、フリーランスのITジャーナリスト、編集者として独立。ネットカルチャー・IT系解説記事などで活動中。著書に『ウェブログのアイデア!』(共著、アスペクト)、『進化するケータイの科学』(ソフトバンククリエイティブ)など。
登録情報
- 出版社 : アスペクト (2008/9/25)
- 発売日 : 2008/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4757215339
- ISBN-13 : 978-4757215337
- Amazon 売れ筋ランキング: - 624,632位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,308位ビジネスライフ (本)
- - 3,933位倫理学入門
- カスタマーレビュー:
著者について
雑誌編集者を経て、フリーの編集者・ライターとして独立。ネットカルチャー・IT・環境系解説記事などで活動中。
著作は『Googleの72時間』(林信行氏との共著)、『新しい超伝導入門』、『インクジェット時代がきた!』(山口修一氏との共著)、『日本発!世界を変えるエコ技術』、『弾言』(小飼弾氏@dankogaiとの共著)など。
http://www.binword.com/blog/
オープンソース・プログラマー。元オン・ザ・エッヂ 取締役最高技術責任者(CTO)。ディーエイエヌ有限会社代表取締役。jcode. pl を基に Jcode.pm を開発したことで知られ、その後、プロジェクト Encode Module(Encode.pm)のメンテナンスと Perl バージョン 5.8 の開発に携わる。書評などを主な題材とするブログ「404 Blog Not Found」(http://blog.livedoor.jp/dankogai/) を運営し、アルファブロガーとして知られている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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どれだけ資産を持っているかより、今後どれだけ稼いでいけるのか、助けてくれる人はいるのかが重要。
個人も企業と同じように、流動資産、固定資産など換金しやすい順番に資産を並べ、バランスシートの質まで判断すべきだと思った。すぐに換金できない住宅を過剰評価してはいけない。
本書は突き詰めた考えを誰にでも分かる容易な言葉で説明されており、非常に参考になる。カネの誕生、借金をすることの本当の意味など本質が書かれている。
自分の価値を「見える化」してレベルアップというところも感動した。
のび太はアルファギーク
自分が勝てるニッチなゲームは必ず存在する
他の人が見て変だと思われたって、他人と違ってもいいんだ。むしろ違うほうがいい。そう思いました。
人と同じことをしていては、他人が作ったゲームでは勝てないんです。自分でゲームを作るんだって思いました。
本書を読み、新たな発見がたくさんあり、成長した自分を感じました。オススメですのでぜひ読んでみてください。
いいか悪いかは
小飼弾の弾論・ニコ動と同じレベル。で判断できると思う。
【学びのポイント】
1)時給いくらで計算される仕事というのは、「ヒト」ではなく「モノ」
・最初に注意しなければならないことがあります。
・時給いくらで計算される仕事というのは、「ヒト」ではなく「モノ」だということです。
・実際の会計上でも、給料は機械の維持費などと同じように販売費及び一般管理費に分類されています。
2)金持ちになれる人はイヤなことは先に片付ける
・金持ちになれる人は例外なく、嫌いなものから食べますし、面倒なことイヤなことは先に片付けます。
・別の言い方をすれば、うまいものを食べられるという明日を信じているから、今まずいものを食べられる。
・今うまいものを食べる人は、明日を信じていないとも言えます。
・どちらが世の中をよくするかと言えば、明日を信じて約束を守る人です。
・世の中の全員がそうなるのは難しいでしょうが、約束を守る人が十分いないと世の中は回りません。
3)ワーキングプア問題の本質は時間が奪われること
・ワーキングプア問題の本質は、もらえる給料が少ないということではないんです。
・多くの貴重な時間が奪われているということなんですよ。まず、時間を取り戻そうと。
・とにかく、迷ったら原点に戻ってみる。収入もミニマムだけど、使う時間もミニマムという状態を知っておいて、そこにいつでも戻れるようにしておく。
4)少しでも暇ができたらすぐ本をめくる習慣をつける
・大事なのは、少しでも暇ができたらすぐ本をめくる習慣をつけることです。
・読まなければと思って読んでいるうちはまだまだですね。
・お金がなければ、図書館で借りてもいいでしょう。
・ただし、ある程度収入が得られるようになったら、買う方が確実に安くつきます。
・図書館に行く時間や手間を省けますからね。
5)努力を継続できる人は習慣化が上手
・物事を習慣化すると、今度はやらないことが苦痛になってきます。僕にとっては、読書やブログを書くことがそうかな。
・楽しく学ぶということからスタートしないといけませんが、継続するためにはしないことが苦痛になるように習慣化しないとダメです。
・例えば、歯磨きをし忘れると気持ち悪いでしょう?集中力が高い人、努力を継続できる人は、精神力が強いというより、習慣化が上手なのです。
の持ち主として何度か目にしていたので覚えていた。どんな人なんだろうと興味があり購入。
本書を読み進めていくうちに驚いたのは、著者の豊富な知識である。
IT、会計、経営、経済、歴史など様々な知識が著者の脳内で思想化され、それが「何気なく」
書かれている。大袈裟にではなく何気なく書かれているところがすごい。
なによりこの本を手にしたことで、日々に忙殺され失っていた知識欲をくすぐられたこと、小
飼弾という人物にもさらに興味が深まったことに価値があった。
もう少しパンチのきいた内容と期待していたが。。。
視点に分析が凄く面白く、
参考に為りました…また
違った観点から物事を
考えて診たいと想いました。
ターゲットは主に20代の若者を主として書かれているように思われる。
自己啓発と会計入門編が内容である。
残業が多く、周りに技を盗む人がいなければサッサと辞め、
空いた時間でひたすら自己投資をするよう勧めている。
また、カネよりも時間を大切にしろ、と説き、テレビを消せない人間は
死ぬまで情報弱者であると言い切ってしまう。
それほどに自己投資する時間を作りださなければ、成功は覚束ないであろう。
著者の経験が多く含まれているため、説得力がある。
これからの自分の人生を生き残るには、自分を会社に見立て、
バランスシートをイメージして生きよ、と説く。
つまり、モノ=負債、ヒト=純資産と例えた上で、
知恵を生かしてヒト=純資産を増やし、自分を成長させていこう、と。
何事も数値に変換して考えるようにし、全体から見た位置を確認するよう促す。
全体的に会計、財務などの話が多いが、切り口が斬新なためおもしろく読み進むことができます。
読み終わったあとには、たしかに会計を勉強したくなります。
大変博識な方なのですが、技術畑にありがちな小難しい文章とは異なり親しみ易い文章です。
主張が多岐に渡るので話が少しブレている気がしますが、物事の考え方は大変参考になりました。
著者の主張を鵜呑みにするのではなく、こんな考え方もあるのだなと受け取るのが良いでしょう。