^_^ ノンフィクションとあるが、眉つば物っぽく少々キワモノ的な感じがしないでもない。
話としては面白。
ただ、ひとつだけいただけないのは、全392ページ、挿絵や写真、ダリの絵画などを全く掲載していないこと。文字の羅列だけ。
おそらく著作権などの絡みがあるのだろう。それにしても世界的に有名なダリをテーマにしているのだから、なんとかならなかったのかと残念に思う。
ネットで購入したから中身がわからないままだったが、書店で立ち読みしていたら、買わなかったかもネ^_^
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贋作王ダリ: シュ-ルでスキャンダラスな天才画家の真実 単行本 – 2008/9/1
- 本の長さ391ページ
- 言語日本語
- 出版社アスペクト
- 発売日2008/9/1
- ISBN-104757215606
- ISBN-13978-4757215603
登録情報
- 出版社 : アスペクト (2008/9/1)
- 発売日 : 2008/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 391ページ
- ISBN-10 : 4757215606
- ISBN-13 : 978-4757215603
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,009,511位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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4 星
ワクワクドキドキ
発送メールから毎日ポストを開けてては閉め、メールから3日目綺麗に包装されたシルバーの包み。大きさといい厚さといい『来た〜』とワクワクドキドキで開けました。とても綺麗な状態で今後も活用させていただきたいです
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発送メールから毎日ポストを開けてては閉め、メールから3日目綺麗に包装されたシルバーの包み。大きさといい厚さといい『来た〜』とワクワクドキドキで開けました。とても綺麗な状態で今後も活用させていただきたいです
発送メールから毎日ポストを開けてては閉め、メールから3日目綺麗に包装されたシルバーの包み。大きさといい厚さといい『来た〜』とワクワクドキドキで開けました。とても綺麗な状態で今後も活用させていただきたいです
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2020年9月10日に日本でレビュー済み
内容の真偽はともかく、時代背景のせいか、日本語訳のせいか、破廉恥な内容のせいか、チャールズ・ブコウスキーの作品を読んでいるような気持ちになりつつ読んだ。
ブコウスキー作品同様、どなたにでも薦められる一冊ではないかもしれない。
ブコウスキー作品同様、どなたにでも薦められる一冊ではないかもしれない。
2009年7月1日に日本でレビュー済み
ダリやガラの型破りの行動や、赤裸々な性描写が満載で、タイトルに負けない刺激的な内容ではある。
しかし、元ネタは自称「ダリの取り巻き」から著者が間接的に集めたゴシップがメインとなっており、ノンフィクションと謳ってあるものの真偽の程は分からない。
ただし、シュルレアリスムな画風のバックボーンとなるダリのキャラクターを想像すれば、あながちフィクションとも言い切れないだろう。
ダリのファンとして読みきる価値があるかというと「?」だが、シュールな世界を垣間見れるので、暇つぶしとしてはイイかも。
しかし、元ネタは自称「ダリの取り巻き」から著者が間接的に集めたゴシップがメインとなっており、ノンフィクションと謳ってあるものの真偽の程は分からない。
ただし、シュルレアリスムな画風のバックボーンとなるダリのキャラクターを想像すれば、あながちフィクションとも言い切れないだろう。
ダリのファンとして読みきる価値があるかというと「?」だが、シュールな世界を垣間見れるので、暇つぶしとしてはイイかも。
2010年4月25日に日本でレビュー済み
Salvador Dali、並びかえれば'Avida Dollars’(スペイン語で「ドル亡者」)。
本書の原題は“ Dali & I: The Surreal Story ”。
その筆者たる“I”は、しがないチーズ工場従業員からゴシップ・ライター、そうして
気づいてみればダリ専門のアート・ディーラーに。「サルバドール・ダリの作品は
1970年から1975年のあいだ、年平均25.94パーセントの値上がりをしています」との
決め台詞を駆使して、マネー・ロンダリングを目論む顧客を巻き込み富をせしめるも、
その贋作を売り裁いた廉で裁判にかけられ、罪を逃れるべく辿りついた異国の棲み家、
その隣人はなんとダリ!
そんな「ダリと私」の数奇で奇妙な物語。
「贋作づくりのほとんどにダリ本人が加担している。……ダリは人生の半分を、美術界を
欺くことに費やしました。美術界を欺きながら、自分がそうするのは、自分の作品の価値が
結果として急騰するのを見たいからだと公言してはばからなかった」。
「白い紙にサインするだけで50万ドル」――そんな稀代の詐欺師の引力ゆえだろうか、
なにせ本書に登場する人物からそのエピソードから、何もかもがただひたすらに胡散臭い。
「きみ、ぺてん師よ、この世にはひとつとして真実はなく、ひとつとしてうそはない」。
何が事実か、何が虚偽か、と問うことは本書ではあまり意味をなさない。真作と贋作が
境界を失ったダリの磁場においてはそんなものは吹き飛ばされて、すべてはsur-real、
すなわち現実の向こう側で展開されることとなる。
シュル・レアリスムを志向する彼の最高傑作とは、実に彼の生涯に他ならない。
金にさえなればそれでいい。
面白ければそれでいい。
ダリの美術史的位置づけとかそんな高尚な話はいらない。
世のすべてのスキャンダル好き、ゴシップ好き、東スポ好き必見の怪著。
本書の原題は“ Dali & I: The Surreal Story ”。
その筆者たる“I”は、しがないチーズ工場従業員からゴシップ・ライター、そうして
気づいてみればダリ専門のアート・ディーラーに。「サルバドール・ダリの作品は
1970年から1975年のあいだ、年平均25.94パーセントの値上がりをしています」との
決め台詞を駆使して、マネー・ロンダリングを目論む顧客を巻き込み富をせしめるも、
その贋作を売り裁いた廉で裁判にかけられ、罪を逃れるべく辿りついた異国の棲み家、
その隣人はなんとダリ!
そんな「ダリと私」の数奇で奇妙な物語。
「贋作づくりのほとんどにダリ本人が加担している。……ダリは人生の半分を、美術界を
欺くことに費やしました。美術界を欺きながら、自分がそうするのは、自分の作品の価値が
結果として急騰するのを見たいからだと公言してはばからなかった」。
「白い紙にサインするだけで50万ドル」――そんな稀代の詐欺師の引力ゆえだろうか、
なにせ本書に登場する人物からそのエピソードから、何もかもがただひたすらに胡散臭い。
「きみ、ぺてん師よ、この世にはひとつとして真実はなく、ひとつとしてうそはない」。
何が事実か、何が虚偽か、と問うことは本書ではあまり意味をなさない。真作と贋作が
境界を失ったダリの磁場においてはそんなものは吹き飛ばされて、すべてはsur-real、
すなわち現実の向こう側で展開されることとなる。
シュル・レアリスムを志向する彼の最高傑作とは、実に彼の生涯に他ならない。
金にさえなればそれでいい。
面白ければそれでいい。
ダリの美術史的位置づけとかそんな高尚な話はいらない。
世のすべてのスキャンダル好き、ゴシップ好き、東スポ好き必見の怪著。
2018年2月13日に日本でレビュー済み
晩年のダリはまったく自分で描いてなくてサインだけ入れていたとか、サインすらも他人に任せていたとか、それで贋作が大量に流通していたとか、他のダリの伝記ではお目にかかれないスキャンダラスな話がたくさんあるが、著者はダリに会ったことはなくて周辺の人物の話から想像力を膨らませているだけで、どこからどこまでが真実かもわからない文章。それどころから、著者の仕事は顧客を騙してダリの絵画を高く売りつける美術ディーラーで、自己弁護もあいまって非常に混沌としている。当時のアメリカ美術業界の一端がかいまみられるのと、美術業界の無秩序さがよくわかる。