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決弾 最適解を見つける思考の技術 単行本 – 2009/3/23
●小飼流「決断の法則」
・決断とは「捨てる」ことである
・よい決断するには心のゆとりが必要
・目の前の選択肢以外にも道はある
・「待つ」こともテクニックである
・「明日死んでもいい」という決断をする
【本書まえがきより著者からのメッセージ】
僕、小飼弾は、これまでの人生において、前門の狼後門の虎とでもいうべき、どちらに進んでも痛い決断を何度も迫られてきました。
家や学校、どこにも自分の居場所がなかった時。実家が全焼して、無一文になってしまった時。3年間同棲していた女(ひと)の、夫になった時。あれほどためらっていた、親というものになることを受け入れた時。自営業が法人になり、そして結構うまくいっている時に、「うちのCTOになってくれますよね」と言われた時。そのCTOを辞めることを決めた時……。
自分でも不思議なことに、それらの決断を最終的に下したとき、僕の心に迷いはありませんでした。それほど痛くない、たとえば「今日の夕食は何にしよう」という決断はけっこう迷うくせに。
おそらく、僕がこなしてきた「イベント」の質量は、同年齢の人に比べて多いはずです。無数のイベントを通じて、僕は無数の小さな成功と、それ以上の失敗を積み重ねてきました。失敗に学び、成功で自信をつけ、よりよい決断をするために必要な経験値を少しずつ上げてきたのです。
そのこと自体は、どんな人でも変わらないはずです。僕の場合、人よりちょっとその繰り返しが多いだけで。僕の幸運は、成功したことではなく決断するべきことが多かったことなのだと年々強く感じています。「運がいい」と言われると首をかしげますが、「運が多い」と言われると納得します。滅多に言ってくださる方はいませんが。
人は人生のさまざまな局面で選択に悩み、苦しみます。ネット上でそういう悩みを見かけるたび、僕は「自分ならこう考える/こうする」というお節介なツッコミをブログに書き込んできました。この本は、僕がネット上や身の回りで見聞きした悩みに対して、小飼弾なりの決断、いわば「決弾」の仕方を示したものです。
21世紀が始まってから、世の中は誰も予想できない激しい変化の時代を迎えています。混迷の時代において、自分にとって最良の決断を下すにはどうすべきか。この本がそのための一助となることを願っています。
小飼 弾
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社アスペクト
- 発売日2009/3/23
- ISBN-104757216564
- ISBN-13978-4757216563
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商品の説明
著者について
小飼 弾(こがい だん)は本名。
投資家/プログラマー/ブロガー。株式会社オンザエッヂ(現ライブドア)上場時の取締役最高技術責任者(CTO)を務めた。カリフォルニア大学バークレー校中退という名の中卒。著書に『小飼弾のアルファギークに逢ってきた』(技術評論社)『小飼弾の「仕組み」進化論』(日本実業出版社)『弾言』(小社刊、山路達也氏との共著)がある。続きは「小飼弾」で検索!
山路達也(やまじ たつや)
三重県出身。雑誌編集者を経て、フリーランスのITジャーナリスト、編集者として独立。ネットカルチャー・IT系解説記事などで活動中。著書に『ウェブログのアイデア!』(共著、アスペクト)、『進化するケータイの科学』(ソフトバンククリエイティブ)など。
登録情報
- 出版社 : アスペクト (2009/3/23)
- 発売日 : 2009/3/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 4757216564
- ISBN-13 : 978-4757216563
- Amazon 売れ筋ランキング: - 627,790位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
雑誌編集者を経て、フリーの編集者・ライターとして独立。ネットカルチャー・IT・環境系解説記事などで活動中。
著作は『Googleの72時間』(林信行氏との共著)、『新しい超伝導入門』、『インクジェット時代がきた!』(山口修一氏との共著)、『日本発!世界を変えるエコ技術』、『弾言』(小飼弾氏@dankogaiとの共著)など。
http://www.binword.com/blog/
オープンソース・プログラマー。元オン・ザ・エッヂ 取締役最高技術責任者(CTO)。ディーエイエヌ有限会社代表取締役。jcode. pl を基に Jcode.pm を開発したことで知られ、その後、プロジェクト Encode Module(Encode.pm)のメンテナンスと Perl バージョン 5.8 の開発に携わる。書評などを主な題材とするブログ「404 Blog Not Found」(http://blog.livedoor.jp/dankogai/) を運営し、アルファブロガーとして知られている。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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弾さんの知性に触れながら、
見識を広げることができました!
読書量が少ない人に特におすすめ!
さらっと読めますが、
書いてあることは深いと思う。
当然、今の私には理解できないことも書かれていたでしょう。
しかし、あれども見えずなので、仕方のないこと。
いつかまた、决弾を読んだ時に、
今とは違う感想を持つのでしょう。
でも、横書きで読んでいくには、こういった小さい少区切りのものは読みやすくってよかったです。
ハイライト機能というのを使ってみましたが、自分がマーキングしたところを後でWebで読み返せるというのは、結構画期的なことかもしれませんね。
内容に関しては、頷かされるものが多かったのですが、時にはっとさせられる気付きもありで、最も必要なのは自立した『意思』なのだなと改めて思いました。
blogに関して、『自分が今まで知らなかったこと、知らなかったことさえ知らなかったこと。そして、それを知ることで自分の中の何かが変わったということ。それは、料理のレシピかもしれないし、新しいものの考え方だということもあるでしょう。 そういうことを書いていけばよいのです。』と書かれておられたのにも共感です。自分の中を通ってきた言葉は生きた言葉です、ただの情報だけのものには辟易ですからね。
同じ結果になる保障はない。私たちは最終的
には自分で考え、決断する必要があるのです。
得たものを染み込ませるため、読書後に「自分
を読み」、読書前とどう変わったのか確認する
ことも重要だという考えが新鮮。
エッセイ感覚で実に読みやすい。
扱っているテーマは幅広く、面白い。
0.決弾…「良い決断をするには心のゆとりが必要」、「第三の道を探せ」
1.男女…「異性にモテない」、「配偶者に不満」
2.親交…「友達ができない」、「人間関係に悩む」
3.楽習…「大学に進学すべきか」、「ブログに何を書く?」
4.仕事…「仕事ができる人になるには?」、「才能は必要か」
5.育児…「子どもを持つべきか」、「子どもにゲーム機を与えるべきか」
6.人生…「自分探しが止まらない」、「都会に行くべきか」
さらに、勝間和代さんとの対談「知的生産のサバイバル術」が特別付録として収録されている。
何だかとってもお得感がある。
最も印象的だったのは、特別付録の「余裕を作らないと、考えることはできない」という考え方。
知的生産性を上げることで、様々な問題を考えるための余裕を作ることができる。
両手でやっている仕事を片手で回せるようにする。
そうすれば、新しいチャンスをつかむための準備ができる。
両手がふさがっていると、やってきたチャンスを捕まえることができない。
確かに僕自身の失敗を振り返ってみると、欲張りすぎて両手がふさがっていたと思う。
ゆとりが無いと、楽しくないから面白い発想ができなくなる。
こういうことを考えて仕事をしている人と何となく仕事をしている人とでは、2年も経てば大きく差が開いているのではなかろうか。
より良き決断を下すための一助となってくれる一冊。
Q&A方式で読者の質問に回答する形式のありがちな体裁で、特に目新しい内容ではない。
前半のみ少しのエッセイがあるのがささやかな特色。
立ち読み程度で簡単に読了できる軽さ。
時間つぶしに最適な本。
本書で読者が学ぶべきものは、時流に乗ってる人の思考方法。
成功する人はこんな考えをしているのかを知ることができる。
「選択肢が過剰な時代 決断とは捨てること
良い判断をするには心のゆとりが必要
暇を作って、経験値を高めておく」
会社を退職し、心のゆとり、暇は本当に大切だと痛感する。ゆとりがあったからこそチャンスが生まれ、好きなことができる。
「選択肢が多すぎる時は、経験上うまくいったパターンをもとに、選択肢を減らす。逆に、選択肢が少なすぎる場合は、視点を変えて、選択しを無理やりにでも増やす。これが、決断する際の基本戦略ということになります。」
選択肢を増やす発想は学校でも鍛えられておらず不慣れです。リスクの少ない場で練習したいと思いました。
ここまで分かりやすく書いて下さっていて本当にありがとうございます。
豊富な人生経験からの体験談もとても参考になりました。