この絵本のアルマジロ人間は、
建築家の青木淳さんが考えたものでも、
描いたものでもないそうだ。
この出版社はそのことを知っていて、
この絵本を出したのだろうか。
同じシリーズの妹島和世さんや
伊東豊雄さんの絵本のあとがきには、
協力したスタッフの名前がちゃんと書いてあるけど、
青木さんの絵本にだけ書いていない。
一貫した編集方針がなかったってことだろうか。
いまあちこちで話題になってる著作権の問題について
出版社の編集責任は生じないのだろうか。
編集者は何をしていたんだろう。企画した人とかも。
それにしても、こどもたちの視点に
合わせて建築を語るという企画なのに、
『ほかの誰かがこどもの頃に描いた
たくさんの思い出のつまった絵だけど、
僕のところに来て働いたから、
もう僕の会社(法人)のものになっちゃったよ、
残念、あきらめて』とか、
とりあげてしまってから、
『この事務所の社長である僕のものなんだよ』
なんてこと、こどもたちの前で
青木さんやこの出版社は平気な顔して言えるのだろうか。
まるで、昼間は当たりのやわらかいシロだけど、
人の見えない夜になるとクロになってしまい、
堂々とこどもの夢に入りこんで、
かれらの夢をとりあげている。みたいな話。
こんな話は悲しすぎる。ひどすぎる。
芦原義信賞受賞っていうけど、
賞をあげた人は、この話を知っていたのだろうか。
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家の? (くうねるところにすむところ 14) 大型本 – 2006/3/1
青木 淳
(著)
- 本の長さ55ページ
- 言語日本語
- 出版社ジェイ・インターナショナル
- 発売日2006/3/1
- ISBN-10475730370X
- ISBN-13978-4757303706
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登録情報
- 出版社 : ジェイ・インターナショナル (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 55ページ
- ISBN-10 : 475730370X
- ISBN-13 : 978-4757303706
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,701位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 408位住宅建築
- - 31,168位暮らし・健康・子育て (本)
- - 55,469位文学・評論 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年6月22日に日本でレビュー済み
2013年7月29日に日本でレビュー済み
建築というものは、なかなか難しいと思っていたところ、この絵本にめぐりあって家の重要さというものに気づかされました。何気なく住んでいるだけの家だったけれども、いつかこんな家に住んでみたい、そんな希望がわいてきます。
青木淳さんのことは青森県立美術館で遅まきながら初めて知ったけれど、全部の建物を回ってみたいそんな風にまで思い始めています。今年一番の出会えて良かった本です。いつも心の中にこの建物とシロとクロがいて、すこし賢くなったような気持ちとすごく幸せな気持ち。
青木淳さんのことは青森県立美術館で遅まきながら初めて知ったけれど、全部の建物を回ってみたいそんな風にまで思い始めています。今年一番の出会えて良かった本です。いつも心の中にこの建物とシロとクロがいて、すこし賢くなったような気持ちとすごく幸せな気持ち。
2006年12月3日に日本でレビュー済み
ほのぼのとさせてくれる絵本でありながら
ミステリアスで最後まで展開が読めない
やはり青木さんは天才なんだと改めて思わせられる絵本です
ミステリアスで最後まで展開が読めない
やはり青木さんは天才なんだと改めて思わせられる絵本です