絵柄に癖が無く、誰でも読める漫画です。
そのうえ、もうクライマックスなんじゃないかと思わせるような熱い展開がやたら多いです。
ただ、個人的にそれだけな気がします。
絵柄のわりにシリアスな展開が多いと言われていますが、これはお約束の間違いでは・・・
ほとんど他の漫画で使い古された展開ばかりで先が読めてしまいます。
それを演出と勢いでカバーしてる感じが否めません。
そのうえ主人公とヒロインのラブラブッぷりを見せるための場面もやたら多く、思わず「もういいよ・・・」と言いたくなります。
それと狙ってるのか天然なのかシリアスな場面や感動する場面で急にギャグが入ったりします。
これは個人的にダメですね。
せっかくの感動シーンなのに余韻もクソもあったもんじゃありません。
演出や勢いには特筆すべきものがありますがオリジナリティが致命的に欠けています。
これらを総合してこの評価とさせていただきます。
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私の救世主さま 1 (ガンガンコミックス) コミック – 2002/6/22
水無月 すう
(著)
- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2002/6/22
- ISBN-104757507216
- ISBN-13978-4757507210
登録情報
- 出版社 : スクウェア・エニックス (2002/6/22)
- 発売日 : 2002/6/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 182ページ
- ISBN-10 : 4757507216
- ISBN-13 : 978-4757507210
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
2グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月19日に日本でレビュー済み
多くの場合、強烈な印象を与えるのは作品の内容であって、作者ではありません。
しかしたまに、作品を通して「その作者」に対する強烈な印象を残す、そんな作品を書く作者がいます。
水無月すうという人は、そんな作者の1人です。
この人はムゴい展開を描くのが巧みで、情け容赦なく主人公を追い詰めます。
その嬉々とした冷血さは作者の人格を大変疑わしめるレベルで、登場人物(特に主人公)は作者に玩ばれてのた打ち回る羽目になります。
なりますが、バッドエンドになかなかならないのがこの作者でもあります。しかも女の子が可愛い。
これはもうバッドエンド間違いなしだろう、という胃が痛い状況まで悪化しても、結果から見るとどうにかなってしまったりします。
それはもうカタルシスを感じさせるほどイイ展開で救われたりします。
が、そこでホっとするとまだ作者の掌の上で、次にはそれをはるかに上回る冷血展開が待っていたりします。
『私の救世主さま』はそういう鬼畜な作者によって描かれる傑作です。
従って好悪がはっきり分れる作品ですが、嵌ると代えがきかない作品でもあります。
ハッピーエンドを祈って作者への非難と怨嗟の声があげたくなるような痛い展開、それでも面白いと言い得る作品が読みたい方には是非お勧めします。
しかしたまに、作品を通して「その作者」に対する強烈な印象を残す、そんな作品を書く作者がいます。
水無月すうという人は、そんな作者の1人です。
この人はムゴい展開を描くのが巧みで、情け容赦なく主人公を追い詰めます。
その嬉々とした冷血さは作者の人格を大変疑わしめるレベルで、登場人物(特に主人公)は作者に玩ばれてのた打ち回る羽目になります。
なりますが、バッドエンドになかなかならないのがこの作者でもあります。しかも女の子が可愛い。
これはもうバッドエンド間違いなしだろう、という胃が痛い状況まで悪化しても、結果から見るとどうにかなってしまったりします。
それはもうカタルシスを感じさせるほどイイ展開で救われたりします。
が、そこでホっとするとまだ作者の掌の上で、次にはそれをはるかに上回る冷血展開が待っていたりします。
『私の救世主さま』はそういう鬼畜な作者によって描かれる傑作です。
従って好悪がはっきり分れる作品ですが、嵌ると代えがきかない作品でもあります。
ハッピーエンドを祈って作者への非難と怨嗟の声があげたくなるような痛い展開、それでも面白いと言い得る作品が読みたい方には是非お勧めします。