自らの死をゾンビローンを組む事で回避した二人の少年（言うてもゾンビではある）
そして、人間の死を首に出る輪で知る事が出来る少女
少年は負債を完済する為に少女の力を利用し、
少女は嫌々ながらも巻き込まれて他のゾンビ退治に加わっていくという物語

少年二人は割とあっけらかんとしてるが、一度死を経験し乗り越え、
若いながらも精神的な強さとゾンビとして？の特殊能力もある
少女は悲劇的な過去と能力故か、引っ込み思案で自己主張の出来ないタイプ
単に対照的なトリオでのゾンビ退治物のアクション系ではなく、
死にながらも生き続ける少年達と、
生きながらも死んでいるも同然な少女の対比が面白い

戦闘シーンに重点を置かなくても面白いと思うので、その辺の迫力不足は良いとしても、
どこかで見た様なありがちな絵柄、どこでも見れる崩れた時の絵面には魅力を感じない
この作者ならでは、という絵の魅力がもう一つ足りないと感じる
線も細く、メリハリが弱くゴチャゴチャと見辛い
絵の印象としては、少しだけ見易いトリニティブラッドの様に感じた
あちらは割とシンプルで、こちらはもっと内面的な面が充実してるので、
どちらを買っても双方楽しめるとは思いますが
今のままでも充分及第点だとは思いますが、これから先が更に楽しみでもありますね

10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

mimi☆

めがねっ子と美形男子のゾンビ狩り

2004年7月29日に日本でレビュー済み

一旦死んでしまった魂を、「ゾンビローン」を組んで買い戻した美形男子×２と、死相が見える内気な少女がゾンビ狩り。今風のゲームぽいかわいいかわいいキャラと墨ベタ多様の暗い画風がミスマッチ。
ほかの作品でもそうですが、いじめられっ子が主人公という、オタク系暗さをもってはいますが、設定の妙などこれから期待できそうな作者です。
ただデフォルメのときに背景が０なのはどうかと。
今後にも期待！現在2巻まで

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ミルフィーユ桜葉

生きることと死ぬこと

2005年3月10日に日本でレビュー済み

人として、生きていくことと死ぬこと。
いろいろ考えさせられる漫画です

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ZOMBIE-LOAN 1 (ガンガンファンタジーコミックス) コミック – 2003/5/1

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