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ひぐらしのなく頃に 語咄し編: スクウェア・エニックス小説大賞アンソロジー 単行本 – 2006/10/1

4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ スクウェア・エニックス (2006/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 422ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4757516940
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4757516946
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スクウェア・エニックスの小説大賞の受賞作品集。

どの作品も出来がよく、読んでいて飽きず、

また、ひぐらしの世界観も崩すことなく仕上がっていると思います。

本の厚さは2,5cmほどもあり、422ページと読み応えのある本となっています。

個人的な感想としては、出した価格分以上の満足ができたと思います。

今回選ばれなかった作品も続編として出して欲しいくらいですね。

ひぐらしファンならぜひ読んで欲しいです。

アンソロジーならではの良さが出ている本だと思います。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月25日に日本でレビュー済み
読み終えて感じたのは、『ひぐらし』という物語は書き手と読み手が共同で紡ぎだした一つの可能性にすぎないのだなということです。

そして、ありとあらゆる可能性を考えてみると、もしかしたら自分もひぐらしの仲間達とワイワイ楽しくやっている世界があるんじゃないのか?

もっと極端に言えば、自分の人生をひぐらしと言ってしまっても構わないのではないか?とも思いましたし、どこの誰だか分からない人と親友になってることもあったかもしれない。

なぁんだ…。みんな友達じゃん。

とか思ってしまって少し心が温かくなりました。

かなりぶっ飛びましたが、何でもありがひぐらしなんじゃないかなと再確認しました。

肝心の中身もどれも非常にレベルが高く、ほんわかするものから『うん?』と首を傾げたくなるもの、虚しくなったり切なくなったり元気がでるものまで、ひぐらしの全ての側面を見せてくれる作品が揃っています。

『ひぐらしが物凄く好きな人だけ読むようなファンブックみたいなものでしょ?』などと思わずに、一読をオススメします。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月29日に日本でレビュー済み
同人サークル07th Expansionが製作した同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の小説アンソロジーです。
しかしアンソロといって侮る事なかれ。
作品のレベルはかなり高いです。
それもそのはず、この本はスクエニ主催によるひぐらし小説大会の優秀作品のみを集めた、まさに傑作集。
作品は、応募総数523作品の中から選びに選び抜かれた10作品。
生存率約1.9%の過酷な凌ぎ合いを勝ち抜いた猛者の面白さは、半端じゃありません。
「ひぐらしのなく頃に」をプレイした事がある方なら、この作品は必ず気に入ると思います。
少しでも興味を惹かれた方は是非々々・・・・。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月26日に日本でレビュー済み
ページ数も結構あるので、値段はちょうどいいと思います。
小説のジャンルはギャグ、SF、ホラーなど
色々なジャンルがバランスよく入っていて楽しめます^^
贄流し編はさすが大賞と言った所でしょうか。
話がうまくまとめられていました。
女こまし編は最も新鮮さがあり、とても笑わせていただきましたw
さらにひぐらしの漫画を担当した作者さん達が挿絵を担当しています。
ひぐらしファンなら買う事をオススメしますよ!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月2日に日本でレビュー済み
 そこら辺の単なるアンソロジー集とは違うことは確かです。原作の設定を独自の解釈で再構築している作品もあり、その点は評価できます。しかし原作に慣れ親しんだ者としては、登場人物の設定変更には戸惑います。またその世界観を理解するにはやはりページ数が不足しています。それ以外の作品はどれも原作のネタを膨らましたもので、原作の面白さに追随するものでした。ただそうだと分かっていても「女こまし編」は笑えました。これをドラマCDにしたら、さぞ楽しめることでしょう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月9日に日本でレビュー済み
ひぐらし大賞第一回目。受賞者の作品をまとめたものです。
SFでひぐらし「示豆壊し編」からは作者の素晴らしいセンスを感じます。一番面白かったです。
他「リトル・デーモン」「消えた少女の記憶」「鬼騙し編」「野菜炒めの憂鬱」
辺りが気に入っています。コメディなら「女こまし編」。
しかし、いまいちどの作品もパンチが足りない。あと一歩という作品が多い。
オチに蛇足な部分があったり、設定は良いのに展開の仕方が微妙だったり、また作品によっては
キャラの口調または性格が何か違う(仕様でなく)といった点が気になってしまいました。
大賞の「贄流し」はキャラなどは違和感がないのですが、展開としては
新しいものがなく、どうしても単調になりがちです。
アンソロジー好き、創作に興味があるといった人に向いています。
これで1000円はやや割高ですかね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月14日に日本でレビュー済み
2006年春に開催された『ひぐらしのなく頃に』小説大賞への応募作のうち受賞作10編を収録、その他に原作者・竜騎士07氏をはじめとする各選考委員による作品講評、受賞者のコメント等も収録されており、かなり読み応えのある内容となっています。
竜騎士07氏の講評の中にあるように「『ひぐらし』の世界観さえ継承していれば内容については自由」と言うスタンスで公募がかけられていただけに、キャラクターや舞台設定、時代設定は勿論、ジャンルそのものもかなり『ひぐらし』とはかけ離れた作品もありますが、原作の雰囲気や展開をほぼ忠実に取り込んで綴られた「サイドストーリー」的な作品も多く、非常にバラエティ豊かなアンソロジーとなっている印象ですね。
原作から逸脱した作品は、ジャンルがSFだったり、時代が第2次世界大戦中や現代になっていたり、キャラクターの設定が大幅に変更されていたりと、受賞者の色が濃く出ている作品が多いですね。その中で「消えた少女の記憶」はぼやけていた焦点が徐々に合っていき、最後完全にピントがあったときに…という物語の構成が非常に秀逸でした。
原作サイドに近いものとしては、雛見沢での日常の一コマを描いた作品や、繰り返される昭和58年6月を、原作では描かれなかったシチュエーションで描いた作品が主ですが、中でも「野菜炒めの憂鬱」は沙都子を主役としながら、レナ、魅音、梨花、知恵先生、圭一の母、それぞれの想いもしっかりと掘り下げられていて好印象でした。特にレナが、個人的に最も好きな「綿流し編」のレナに近い雰囲気だったのがツボですね。
コミック版の各作画担当者によるオリジナルのイラストが挿入されているのも、コミック版のファンにとっては嬉しい所。収録作のうち2編がCDドラマ化されると言う事で、こちらも楽しみです。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月20日に日本でレビュー済み
同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』のアンソロジー小説です。
どの作品も面白いのですが、私は『女こまし編』と『消えた少女の記憶』は特に面白かったw
女こまし編は部活の時のテンションでハチャメチャやってくれるし、消えた少女の記憶は私の愛するヤンデレの空気が渦巻いていて、読み返す度に元気を貰ってますw