いわゆる表紙詐欺で、中身はかなり暗いです。著者の作品としてはエンタメ色は強目ですが。
プシュケが再販されてるんで、こちらも出してほしいですね。
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犬憑きさん 上巻 (SQUARE ENIX NOVELS) 新書 – 2009/3/27
少女は同級生を殺したいと思う。理由は残酷ないじめを受けたから。殺害方法は蠱毒(こどく)に決めた。蠱毒とは生け贄を必要とする残酷な呪いのことをいう……。女子高を舞台に陰で巻き起こるオカルト事件と、異端の犬憑き少女「楠瀬歩」の活躍を描く学園怪奇小説開幕。
- 本の長さ379ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2009/3/27
- ISBN-104757525370
- ISBN-13978-4757525375
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登録情報
- 出版社 : スクウェア・エニックス (2009/3/27)
- 発売日 : 2009/3/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 379ページ
- ISBN-10 : 4757525370
- ISBN-13 : 978-4757525375
- Amazon 売れ筋ランキング: - 339,967位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1位スクウェア・エニックス・ノベルズ
- - 26,990位新書
- - 97,405位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
WEB(ガンガンONLINE)で連載されていた作品。
表紙に騙された、と思う方も多いかもしれない。
これは決して「ライトノベル」ではない。
差別と孤独を描いた作品だ。
「犬神」というよくあるネタを使いつつ、それを心理学的見地からと、民俗学的見地から冷静に分析し、なおかつ美しく、感情的になりきらない文章で、感情の咆哮を描こうとしているのだと思う
読者を信頼しすぎているきらいがあるが、それも作者の人柄なのかな、とか思わせてしまう作品。
ライトノベルの皮を被りきれてない感じがするのは、狙いなのかどうなのかは分からないが、個人的にはどちらかに寄った方が、ストレートで良かったのでは?と感じたので4点にした。
表紙に騙された、と思う方も多いかもしれない。
これは決して「ライトノベル」ではない。
差別と孤独を描いた作品だ。
「犬神」というよくあるネタを使いつつ、それを心理学的見地からと、民俗学的見地から冷静に分析し、なおかつ美しく、感情的になりきらない文章で、感情の咆哮を描こうとしているのだと思う
読者を信頼しすぎているきらいがあるが、それも作者の人柄なのかな、とか思わせてしまう作品。
ライトノベルの皮を被りきれてない感じがするのは、狙いなのかどうなのかは分からないが、個人的にはどちらかに寄った方が、ストレートで良かったのでは?と感じたので4点にした。
2010年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルを見たり公式紹介を読んでみれば分かりますが、この作品は犬憑きといった呪いなどのオカルト要素が絡んだ話です。
そうレビューしてしまうといかにもファンタジーのような非現実的なお話でオカルト好きな人向けの話なんだろうなぁという印象を抱いてしまうかもしれませんが、オカルト的な要素は確かに物語の起点であり重要な要素として扱われていますが、この物語の魅力はそういったダークな要素や人間の"死"というのものをうまく絡めながらも、繊細な人間の心理描写や人間社会の現実や結末を容赦無しに見事に描写している秀逸な作品です。適切な表現ではないかもしれませんが、繊細な人間の心理描写や考察で以て読者をぐいぐい引き込む、現実社会を舞台にした非常にリアルなダークファンタジーという印象です。
物語は複数のエピソードで構成され、各章ごと一エピソード、そして各章に渡って登場する主人公たる3人の少女たちの物語です。基本一エピソードごとに一事件が発生するのですが、各エピソードを追いながらも少女たちの交流や生い立ち、葛藤や現実、成長などが盛り込まれる形となっています。
各エピソードともに非常に現実的で容赦なく描かれていますし、凄惨な事件など"死"の絡む要素が多いので、それが相成って儚さ、哀しさ、生きる事の厳しさといった余韻を感じます。
決してライトな内容ではないですし、全体的にダークな重々しい雰囲気が漂う作品ではありますが、オカルトな要素が絡みながらも読者をぐいぐいと引き込む人間ドラマは非常に秀逸な埋もれた名作です。表紙を含め可愛らしいイラストで以て敬遠するには勿体無い作品ですし、逆にそれに惹かれて購入する方は嬉しい誤算となると思います。
現在ガンガンONLINEで第一話が試し読み可能です。いきなり呪術といったオカルト的な要素が出てきますが、しばらく読み進めるとそれはあくまでも一要素であって現実社会を舞台で繊細な人間の心理描写で以て容赦なく描いた作品だと分かると思います。ダークながらも読み応えのある正統派な作品、単に唐辺作品の特徴である秀逸な人間の心理描写に触れたい方にもおすすめです。
そうレビューしてしまうといかにもファンタジーのような非現実的なお話でオカルト好きな人向けの話なんだろうなぁという印象を抱いてしまうかもしれませんが、オカルト的な要素は確かに物語の起点であり重要な要素として扱われていますが、この物語の魅力はそういったダークな要素や人間の"死"というのものをうまく絡めながらも、繊細な人間の心理描写や人間社会の現実や結末を容赦無しに見事に描写している秀逸な作品です。適切な表現ではないかもしれませんが、繊細な人間の心理描写や考察で以て読者をぐいぐい引き込む、現実社会を舞台にした非常にリアルなダークファンタジーという印象です。
物語は複数のエピソードで構成され、各章ごと一エピソード、そして各章に渡って登場する主人公たる3人の少女たちの物語です。基本一エピソードごとに一事件が発生するのですが、各エピソードを追いながらも少女たちの交流や生い立ち、葛藤や現実、成長などが盛り込まれる形となっています。
各エピソードともに非常に現実的で容赦なく描かれていますし、凄惨な事件など"死"の絡む要素が多いので、それが相成って儚さ、哀しさ、生きる事の厳しさといった余韻を感じます。
決してライトな内容ではないですし、全体的にダークな重々しい雰囲気が漂う作品ではありますが、オカルトな要素が絡みながらも読者をぐいぐいと引き込む人間ドラマは非常に秀逸な埋もれた名作です。表紙を含め可愛らしいイラストで以て敬遠するには勿体無い作品ですし、逆にそれに惹かれて購入する方は嬉しい誤算となると思います。
現在ガンガンONLINEで第一話が試し読み可能です。いきなり呪術といったオカルト的な要素が出てきますが、しばらく読み進めるとそれはあくまでも一要素であって現実社会を舞台で繊細な人間の心理描写で以て容赦なく描いた作品だと分かると思います。ダークながらも読み応えのある正統派な作品、単に唐辺作品の特徴である秀逸な人間の心理描写に触れたい方にもおすすめです。
2012年3月12日に日本でレビュー済み
瀬戸口廉也=唐辺葉介説は嘘か否か
自分は本当だと思う。
主人公の心理描写が凄く上手いし、どんどん読みたくなる文章
共通な点が多いのだ。
この作品は表紙とは裏腹に内容は凄くグロイし、キツい。
そして読んでて精神的に気持ち悪くなる。車酔いの気持ち悪いとは違う何かが気持ち悪いのだ。
しかしこれが癖になってこの作者のファンになった人も多いのではないのだろうか。実際、自分もその中の一人である。
他の唐辺作品と比べると若干軽いかもしれない(ただし一話以外)
試しに読んでみようかなと思った人はまずこの作品から入ることをオススメしたい。
自分は本当だと思う。
主人公の心理描写が凄く上手いし、どんどん読みたくなる文章
共通な点が多いのだ。
この作品は表紙とは裏腹に内容は凄くグロイし、キツい。
そして読んでて精神的に気持ち悪くなる。車酔いの気持ち悪いとは違う何かが気持ち悪いのだ。
しかしこれが癖になってこの作者のファンになった人も多いのではないのだろうか。実際、自分もその中の一人である。
他の唐辺作品と比べると若干軽いかもしれない(ただし一話以外)
試しに読んでみようかなと思った人はまずこの作品から入ることをオススメしたい。
2010年10月29日に日本でレビュー済み
唐辺さんの小説はベストセラーになったらびっくりするけど
もうちょっとたくさんの人に読まれるべきだな、とは思う。
機会に恵まれなくて、唐辺さんの本と出会えない人が大半だとは思うけど
もし少しでも興味があるなら読んだ方が良いと思う。
このページを見てるなら、チャンスだと思って。
もうちょっとたくさんの人に読まれるべきだな、とは思う。
機会に恵まれなくて、唐辺さんの本と出会えない人が大半だとは思うけど
もし少しでも興味があるなら読んだ方が良いと思う。
このページを見てるなら、チャンスだと思って。
2009年8月17日に日本でレビュー済み
前作でも思ったけど俺はこの作者さんやっぱ好きだなぁ。
ダークさが堪らん。前の人がいってるように表紙とのギャップが凄い。
でも、本作はそれだけじゃなくて
人間として大切な部分もちゃんと描写してあって凄く好感が持てた。
少し他人とずれてても生きていくしかないよね・・・。
ダークさが堪らん。前の人がいってるように表紙とのギャップが凄い。
でも、本作はそれだけじゃなくて
人間として大切な部分もちゃんと描写してあって凄く好感が持てた。
少し他人とずれてても生きていくしかないよね・・・。
2010年11月5日に日本でレビュー済み
唐辺葉介氏の書く登場人物達は一癖も二癖もあってそれが非常に魅力的な書き方をされていますね。
読者を飽きさせない工夫をし、一筋縄では行かないストーリーを書いてくださってるあたりも読んでいてページをめくる手を止める気にならなかった理由の一つだと思います。
Tivさんのイラストも雰囲気にあっていて文章との相乗効果で主人公達も可愛いかったです。
伝奇・怪奇モノが読みたい人にオススメです。
読者を飽きさせない工夫をし、一筋縄では行かないストーリーを書いてくださってるあたりも読んでいてページをめくる手を止める気にならなかった理由の一つだと思います。
Tivさんのイラストも雰囲気にあっていて文章との相乗効果で主人公達も可愛いかったです。
伝奇・怪奇モノが読みたい人にオススメです。