宵風が、いない・・・宵風が、本当にいなくなってた。
まるで抜け殻のような・・・覇気がなく、やせ衰えた壬晴。
仲間たちが集う場所に戻って来て、普通に輪の中心にいた帷。
それぞれの想いが交錯する中、
雪見だけは、無い腕の痛みにあえぎながらも、心底壬晴を心配し、そばに置き、
仕事を手伝わせることで、どうにか支えようと頑張っている。
１１巻でも雪見は一番頼れて、一番暖かい 良い男でした。
全編に渡り、切ないムード一色です。
が、マントで顔を隠す怪しい敵（？）も、姿を現わし、
次の巻では新たな展開、物語は大きく動くと期待しました。
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