読み終わって、この漫画がホラーサスペンスなどではなく典型的なジュブナイルだったことに驚かされました。
教師たちの陰謀と思われたことも蓋を開けてみれば、ごく簡単な説明で片がついてしまいました。
ジュブナイルというのは基本的に子供の目線で描かれるものですが、この作品のすごいところは大人の読者を子供の目線に引き込んでしまったことです。
その結果、読者は島で起きる(子供たちにとって)恐怖と謎に包まれた出来事に作中の子供同様にハラハラさせられてしまうのでした。
そして、夜が明けて子供の視線から解放された時の騙された感というのは何とも言えないものです。まるでよくできた映画を観たあとで劇場を出たあとのような爽やかな気分になりました。
近年稀にみる素晴らしい作品だと思います。一度読んだら、また最初から読みたくなりました。
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鬼燈の島~ホオズキノシマ 4 (ヤングガンガンコミックス) コミック – 2009/9/25
三部 けい
(著)
犠牲者が増えてもなお、逃げる子供と追う大人。そんな互いが向かう先は、虚偽と欺瞞の螺旋道──。それを嘲笑うかのように、血色の鬼燈が静かに揺れる…。
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2009/9/25
- ISBN-104757526881
- ISBN-13978-4757526884
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登録情報
- 出版社 : スクウェア・エニックス (2009/9/25)
- 発売日 : 2009/9/25
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4757526881
- ISBN-13 : 978-4757526884
- Amazon 売れ筋ランキング: - 330,996位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初から最後までドキドキしながら読みました。
クワダテのインパクトはすごいですね。
悪い奴なのに憎めなくなっちゃいました!
絵も、かわいい感じなのにカッコいいし、一見シンプルなのに何だかリアルで好きです。
しかしあの二人の死について誰もあまり悲しんだり反省したりした様子がないのがあんまりだ!とは思いました・・・
クワダテのインパクトはすごいですね。
悪い奴なのに憎めなくなっちゃいました!
絵も、かわいい感じなのにカッコいいし、一見シンプルなのに何だかリアルで好きです。
しかしあの二人の死について誰もあまり悲しんだり反省したりした様子がないのがあんまりだ!とは思いました・・・
2018年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎巻、先が気になりグイグイ読めましたが…オチがね…個人的には残念でした。
僕街のような作り込んだストーリーが基本書ける作者さんなのかと、勝手に思った私の問題です。
僕街のような作り込んだストーリーが基本書ける作者さんなのかと、勝手に思った私の問題です。
2016年3月7日に日本でレビュー済み
みなさん最後に不満を持っているようですが、私はこれはこれでいいと思う。
確かに物語では子供がやり過ぎていたり、自己暗示にかられ過ぎてたり、あまりにもこれじゃ大人達が可哀相と思えるが、それも含めてホオヅキの島なのではないのか。。。
花言葉は嘘、偽りとあるように。
作者が最後に本当は3冊で完結する予定と言ってるが、4冊のほうがモヤモヤは残るが、まだ理解できるのでよかった。
まぁ今の時代、このような考えをもつ子供がいても可笑しくないですからね。
確かに物語では子供がやり過ぎていたり、自己暗示にかられ過ぎてたり、あまりにもこれじゃ大人達が可哀相と思えるが、それも含めてホオヅキの島なのではないのか。。。
花言葉は嘘、偽りとあるように。
作者が最後に本当は3冊で完結する予定と言ってるが、4冊のほうがモヤモヤは残るが、まだ理解できるのでよかった。
まぁ今の時代、このような考えをもつ子供がいても可笑しくないですからね。
2010年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連載当初から楽しみに読んでいましたが、ちょっとこのオチは予想の範囲内過ぎるというか。
きれいに終わったはと思うのですが、やはり読者としては自分の予想をもっと裏切ってほしかった。
もうちょっと斜め上の展開を期待していたので残念だった。
きれいに終わったはと思うのですが、やはり読者としては自分の予想をもっと裏切ってほしかった。
もうちょっと斜め上の展開を期待していたので残念だった。
2010年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み出しはワクワクしたものですが…
こんな終わり方するとはビックリ。
変態教師が一人いただけで、後はただの子供の勘違い物語。
彼岸島みたいなアドベンチャーを想像しちゃってただけに、かなり拍子抜けのラストでした。
こんな終わり方するとはビックリ。
変態教師が一人いただけで、後はただの子供の勘違い物語。
彼岸島みたいなアドベンチャーを想像しちゃってただけに、かなり拍子抜けのラストでした。
2014年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタバレしたくないので書きませんが落ちが酷すぎます。せっかく途中まで面白かったのに残念です。
2013年10月7日に日本でレビュー済み
<全4巻の評価>
・孤島に建設された、家庭環境に問題のある子供たちを引き取る教育施設「鬼燈学園」を舞台に起こる、大人(教師)と子供(生徒)の対立を描いたサバイバルサスペンスホラー。この学園には子供たちに知らされない数々の「秘密」があるようなのだが…。
一見、よくある閉鎖空間を舞台にしたホラーのようだが、謎解き要素と子供たちの成長を盛り込んだジュブナイルミステリーの側面も強い作品で、読んでいて先が気になる。
確かに突っ込み所は色々あれど、「孤島の特殊な施設」という舞台を持ってくる事と、「子供たちの視点」と「大人たちの視点」を混在させる事で、読者にも「何が真実か」を分からなくさせる事には成功している。
ちょっと露骨なミスリードの仕方やラストには賛否分かれるかも知れないが、最後までストーリーに没頭させる訴求力は持っている。★的には3つくらいだが、こういうミステリー的要素を含んだサスペンスホラー漫画は稀少なので、オマケで★4つ。
・孤島に建設された、家庭環境に問題のある子供たちを引き取る教育施設「鬼燈学園」を舞台に起こる、大人(教師)と子供(生徒)の対立を描いたサバイバルサスペンスホラー。この学園には子供たちに知らされない数々の「秘密」があるようなのだが…。
一見、よくある閉鎖空間を舞台にしたホラーのようだが、謎解き要素と子供たちの成長を盛り込んだジュブナイルミステリーの側面も強い作品で、読んでいて先が気になる。
確かに突っ込み所は色々あれど、「孤島の特殊な施設」という舞台を持ってくる事と、「子供たちの視点」と「大人たちの視点」を混在させる事で、読者にも「何が真実か」を分からなくさせる事には成功している。
ちょっと露骨なミスリードの仕方やラストには賛否分かれるかも知れないが、最後までストーリーに没頭させる訴求力は持っている。★的には3つくらいだが、こういうミステリー的要素を含んだサスペンスホラー漫画は稀少なので、オマケで★4つ。