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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2) (ガンガンコミックスONLINE) コミック – 2012/5/22
谷川 ニコ
(著)
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『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 1-18巻 新品セット 』 こちらをチェック
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夏休みだって、ぼっちです。。
1学期が終わりを迎える中、なんとか思い出を作ろうとする智子。しかし、“誰かを誘う"という人生の高い壁が智子の前に立ちふさがる! ぼっちの夏休み編突入!!
1学期が終わりを迎える中、なんとか思い出を作ろうとする智子。しかし、“誰かを誘う"という人生の高い壁が智子の前に立ちふさがる! ぼっちの夏休み編突入!!
- 本の長さ140ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2012/5/22
- ISBN-10475753597X
- ISBN-13978-4757535978
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登録情報
- 出版社 : スクウェア・エニックス (2012/5/22)
- 発売日 : 2012/5/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 140ページ
- ISBN-10 : 475753597X
- ISBN-13 : 978-4757535978
- Amazon 売れ筋ランキング: - 196,062位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もこっちブルースだ。人生の悲哀が詰まっている。自分もしんどいとき、つい読みたくなる。野球部に対する敵対心、リア充への反抗、ビッチへの厳しさ、それに偽りは無い。直接的な描写は無いが、もこっちが明らかに自慰行為をしているのが、この作品の肝である。
2018年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巻が進むにつれて孤独感は薄れていくのですが、最初の方は読んでて切なくなる部分もありますね。
2018年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人と話すことに慣れていなくて、話しかけられてキョドるあたりは面白さ半分と切なさ半分だったり、
思い込み激しくて唐突に大胆な行動に出たりするのに、実際はすごく小心者で本番に弱かったり、
大抵ゲスいことを考えているのに、どうしてか憎めない(共感するところがあるから?)、
そんなコミカルさと切なさが同居した女子高生のお話第2巻です.
巻末作者コメントでも干されると思っていたとありますが、結構際どいところを綱渡りしている作品です
思い込み激しくて唐突に大胆な行動に出たりするのに、実際はすごく小心者で本番に弱かったり、
大抵ゲスいことを考えているのに、どうしてか憎めない(共感するところがあるから?)、
そんなコミカルさと切なさが同居した女子高生のお話第2巻です.
巻末作者コメントでも干されると思っていたとありますが、結構際どいところを綱渡りしている作品です
2015年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白くてちょっと・・・いやかなり痛いぼっちな喪女の痛い日常。
自分も面倒な人間性のせいか、ぼっちですので笑った後に身につまされて痛いて仕方ありません。
本書を反面教師とするために全巻揃え中です。
自分も面倒な人間性のせいか、ぼっちですので笑った後に身につまされて痛いて仕方ありません。
本書を反面教師とするために全巻揃え中です。
2012年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻から続き主人公は痛く、ぼっちで喪女です。
相変わらず自分に対して正直です。心の声と言うか、
本能の声が2chの住人を彷彿とさせます。
不器用な一面が表現されているのが苦笑いする所でも
あり、かわいく感じなくも無い所だと私は思います。
上手く思い通りになると調子に乗ってしまいますが、
お約束通りに痛い結末を迎えます。
哀れな感じも漂いますが、なぜか何時も通りの主人公
に安心して、今回も生暖かく見守りました。
主人公に頼まれトイレに付いてく弟、クリスマスの夜
に哀れな姿で寝てしまった主人公をベッドまで運んで
くれる父など、家族に恵まれてるのが救いかな。
相変わらず自分に対して正直です。心の声と言うか、
本能の声が2chの住人を彷彿とさせます。
不器用な一面が表現されているのが苦笑いする所でも
あり、かわいく感じなくも無い所だと私は思います。
上手く思い通りになると調子に乗ってしまいますが、
お約束通りに痛い結末を迎えます。
哀れな感じも漂いますが、なぜか何時も通りの主人公
に安心して、今回も生暖かく見守りました。
主人公に頼まれトイレに付いてく弟、クリスマスの夜
に哀れな姿で寝てしまった主人公をベッドまで運んで
くれる父など、家族に恵まれてるのが救いかな。
2012年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻を買ってファンになりましたが、この面白さが2巻も続くか不安
でした。しかしそんな心配は無用で、買って読んだら爆笑。
1巻より笑えた気がします。最早ぼっちというよりは「残念な小者」
になりつつあるヒロイン。笑いながらも、こちらの心が若干辛いのは
この作品の仕様であり、他にない面白さですね。
自分はカフェの話が一番笑えました。ハチミツのくだりの絶妙な顔は
最高ですね。「こんなの熊しか飲めねえよ・・・」(笑)もこっちは
このまま魅力的なキャラでいて欲しい。パパの優しさにもホロリとき
ました。
でした。しかしそんな心配は無用で、買って読んだら爆笑。
1巻より笑えた気がします。最早ぼっちというよりは「残念な小者」
になりつつあるヒロイン。笑いながらも、こちらの心が若干辛いのは
この作品の仕様であり、他にない面白さですね。
自分はカフェの話が一番笑えました。ハチミツのくだりの絶妙な顔は
最高ですね。「こんなの熊しか飲めねえよ・・・」(笑)もこっちは
このまま魅力的なキャラでいて欲しい。パパの優しさにもホロリとき
ました。
2012年6月10日に日本でレビュー済み
ホント不思議な漫画です、笑える・泣ける・目を背ける直視できない!の3点揃ってる
物語は夏休みに突入、去年従妹の【きーちゃん】に一つ上の彼氏がいて「最近Hなことばかりしょうとしてきてちょっとこまってるんだよね」
なんて見栄はって言っちゃったもんだから、さぁ大変
勝手に彼氏に仕立て上げた相手に土下座するハメになり、読んでて泣きそうになった「もこっち逃げて!舌噛んで死んで!」
共感できる人によっては笑えたり泣けたりするんではないでしょうかね?
声優の握手会イベント参加で、声優さんに好きな台詞を言ってもらえると言うことで、もこっちが考えた台詞がすごい
「クンクン 智子の髪サラサラで凄くいい匂いする」
「智子の体 凄く暖かいよ・・・」
「このメスブタがっ!!」
「殺すよ?」
「はぁ・・はぁ・・智子! 智子ぉ!!」
「智子の体臭いよ 近寄らないでくれる」
「どこ触ってほしいの?いってごらん・・」
声優さんい入れてもらった台詞をゲーム音声に編集して、さらに自分の声まで入れてしまう器用なことをするもこっちでしたが
それを母親に聞かれる ・・・もこっち悲惨すぎる
そんなもこっちですが、別に孤独を愛しているわけじゃない、だれよりもリア充に憧れてるんです
笑いながら、目を背けながら、私はもこっちを応援します
誰もが楽しめる漫画ではないですが、もこっちと自分を重ねることができれば面白い漫画です
興味があれば1巻から読んでみましょう、それで絵が受け付けないとか、ありえねーとか思うなら2巻に進めないほうがよいかと。
最後に、もこっちが涙浮かべるシーンは毎回後ろから抱きしめたくなるんですけど、私だけ?
物語は夏休みに突入、去年従妹の【きーちゃん】に一つ上の彼氏がいて「最近Hなことばかりしょうとしてきてちょっとこまってるんだよね」
なんて見栄はって言っちゃったもんだから、さぁ大変
勝手に彼氏に仕立て上げた相手に土下座するハメになり、読んでて泣きそうになった「もこっち逃げて!舌噛んで死んで!」
共感できる人によっては笑えたり泣けたりするんではないでしょうかね?
声優の握手会イベント参加で、声優さんに好きな台詞を言ってもらえると言うことで、もこっちが考えた台詞がすごい
「クンクン 智子の髪サラサラで凄くいい匂いする」
「智子の体 凄く暖かいよ・・・」
「このメスブタがっ!!」
「殺すよ?」
「はぁ・・はぁ・・智子! 智子ぉ!!」
「智子の体臭いよ 近寄らないでくれる」
「どこ触ってほしいの?いってごらん・・」
声優さんい入れてもらった台詞をゲーム音声に編集して、さらに自分の声まで入れてしまう器用なことをするもこっちでしたが
それを母親に聞かれる ・・・もこっち悲惨すぎる
そんなもこっちですが、別に孤独を愛しているわけじゃない、だれよりもリア充に憧れてるんです
笑いながら、目を背けながら、私はもこっちを応援します
誰もが楽しめる漫画ではないですが、もこっちと自分を重ねることができれば面白い漫画です
興味があれば1巻から読んでみましょう、それで絵が受け付けないとか、ありえねーとか思うなら2巻に進めないほうがよいかと。
最後に、もこっちが涙浮かべるシーンは毎回後ろから抱きしめたくなるんですけど、私だけ?
2019年4月11日に日本でレビュー済み
夏休み、学生にとっては十年以上与えられる特権の時間ですが、その一方で何も出来ずに時間が漫然と過ぎていくことに恐怖を感じます。
けれど、この場にだけは一瞬でも多く長居したくない、どうか速やかに過ぎ去ってください、そんな一時がやってきたりも。
そんなわけで着実に奇行を積み重ねる黒木智子ですが、この巻から夏休みや長めの休暇となるとやって来ては、読者をも震え上がらせることになる彼女の初登場です。
つまり従姉妹の「きーちゃん」回です。
ひとつ屋根の下、「姉」という親族ゆえにどこか甘えたスタンスとアレげなマウントを取ることができる弟と違います。
高校デビュー(?)以来、遠慮のなくなった主人公に対して弟智樹もいい加減当たりが強くなっているようですが。
で、三つ下の従姉妹に向けた私は「年上のお姉ちゃん」ですよという格好つけに当たって……。
道すがらの親切な人を巻き込んでの彼氏自慢という嘘、直後に盛大に自爆&土下座でトドメという、強烈なコンボは正直直視できませんでした。
そして、あまりにも憐れな年上の親戚を見たこれ以降、きーちゃんは年上の少女を慈しみ支配しようと試みる、なんだかよくわからないけど恐ろしい存在になってしまいました。
他者を見て感じる言語化しがたい劣等感といたたまれなさを象徴する「きーちゃん」(通称:サイコきーちゃん)はこの作品の独自性を支える存在なのかもしれませんね。
……彼女のことはとりあえず置いといて。
なんだかんだで性には興味津々だけど、内弁慶で怖いものは怖い。
とりあえず自分磨きと洒落こんでみても方法がわからない。だけど、とりあえずやってみよう。
基本は一巻の延長線上なんですが、度重ねることでそういうスタンスを黒木智子が確立したってそんな気がします。
本人が意図してかは別の問題でしょうが、失敗が取り返しのつくラインを段階を踏んで試しているというか。
アリにたかられたり、男子中学生といけないものを見たり、家族相手に盛大にやらかしたり。
……一巻よりパワーアップしてますね。これが一線を越えるってことなのかもしれませんが、読者も主人公も開き直るというか慣れるというか。
ところで、全体を再確認していて気付いたのですが。
実は「ぼっち」とか「喪女」など、友達がいない特定の客層なら誰にでも刺さる強烈なネタは、ストレート路線で言うなら早くもここで頂点を迎えた気がします。
早くも三巻から夏休み明けの「二学期」において次の展開に向けて動き始めるというか。
意外と、「自分は可愛い」という周囲からの承認を得たつもりの勘違いが効いているのかもしれません。
恥はかいたけど、一巻に続いて漫画やアニメなどのサブカルチャーの趣味趣向がしっかり描かれているのもかなり大きい。「黒木智子」が何を好むかわかることで、彼女がどう動くかわかりやすくなったとも言えます。
一方で、サブカルネタは彼女の芯でもない気もしないでもないですけどね。
定番からマニアックまでいろんなパロディネタを時々不意打ち気味に盛り込んでるのも確かですが。
あと、もうひとつポイント。
二年生編以降、主人公のクラス担任を務める荻野教諭がさらりと登場です。
女性で体育教師って珍しいなって、思ってしまいますが私の考えもいささか古いのかもしれません。
とはいえ、彼女もこの時点から陰と陽のうち、日陰でアリをいじってるような陰キャラの天敵と言えます。
「はーい、○人組作ってー」って言っちゃう役の人ですから。
この手のシチュエーション、刺さる人には刺さる。
運動にほとんど縁がなく、ただ通り過ぎるのを待つだけの人には酷でしょう。
けれど、さっき言った通りこの人が今後の展開のカギを握ったりするのは、面白いですね。
何気なく通り過ぎていくと思っていた人が舞台装置でなく、それぞれの悩みと思いを抱えた人間ってことが巻を進める度にわかってくるのですから。
こうして改めて読むと世界は優しいし、残酷ですね。
ありがちなセリフかもしれませんが、そう思いました。
思ったより君のことを見てくれるし、思ったより見てくれない。
ただ、こちらから見つめることはできる。
道行く人と関われないけど、ささいなすれ違いはできる。
そして案外親切だったりするこの世界で、ここから黒木智子が何を見ていくのか? そんな提起に似た二巻だったと思います。
まだまだ吠え顔や泣き顔が似合ってしまう彼女ですが、より多くのものを見てほしいと、そう思いました
けれど、この場にだけは一瞬でも多く長居したくない、どうか速やかに過ぎ去ってください、そんな一時がやってきたりも。
そんなわけで着実に奇行を積み重ねる黒木智子ですが、この巻から夏休みや長めの休暇となるとやって来ては、読者をも震え上がらせることになる彼女の初登場です。
つまり従姉妹の「きーちゃん」回です。
ひとつ屋根の下、「姉」という親族ゆえにどこか甘えたスタンスとアレげなマウントを取ることができる弟と違います。
高校デビュー(?)以来、遠慮のなくなった主人公に対して弟智樹もいい加減当たりが強くなっているようですが。
で、三つ下の従姉妹に向けた私は「年上のお姉ちゃん」ですよという格好つけに当たって……。
道すがらの親切な人を巻き込んでの彼氏自慢という嘘、直後に盛大に自爆&土下座でトドメという、強烈なコンボは正直直視できませんでした。
そして、あまりにも憐れな年上の親戚を見たこれ以降、きーちゃんは年上の少女を慈しみ支配しようと試みる、なんだかよくわからないけど恐ろしい存在になってしまいました。
他者を見て感じる言語化しがたい劣等感といたたまれなさを象徴する「きーちゃん」(通称:サイコきーちゃん)はこの作品の独自性を支える存在なのかもしれませんね。
……彼女のことはとりあえず置いといて。
なんだかんだで性には興味津々だけど、内弁慶で怖いものは怖い。
とりあえず自分磨きと洒落こんでみても方法がわからない。だけど、とりあえずやってみよう。
基本は一巻の延長線上なんですが、度重ねることでそういうスタンスを黒木智子が確立したってそんな気がします。
本人が意図してかは別の問題でしょうが、失敗が取り返しのつくラインを段階を踏んで試しているというか。
アリにたかられたり、男子中学生といけないものを見たり、家族相手に盛大にやらかしたり。
……一巻よりパワーアップしてますね。これが一線を越えるってことなのかもしれませんが、読者も主人公も開き直るというか慣れるというか。
ところで、全体を再確認していて気付いたのですが。
実は「ぼっち」とか「喪女」など、友達がいない特定の客層なら誰にでも刺さる強烈なネタは、ストレート路線で言うなら早くもここで頂点を迎えた気がします。
早くも三巻から夏休み明けの「二学期」において次の展開に向けて動き始めるというか。
意外と、「自分は可愛い」という周囲からの承認を得たつもりの勘違いが効いているのかもしれません。
恥はかいたけど、一巻に続いて漫画やアニメなどのサブカルチャーの趣味趣向がしっかり描かれているのもかなり大きい。「黒木智子」が何を好むかわかることで、彼女がどう動くかわかりやすくなったとも言えます。
一方で、サブカルネタは彼女の芯でもない気もしないでもないですけどね。
定番からマニアックまでいろんなパロディネタを時々不意打ち気味に盛り込んでるのも確かですが。
あと、もうひとつポイント。
二年生編以降、主人公のクラス担任を務める荻野教諭がさらりと登場です。
女性で体育教師って珍しいなって、思ってしまいますが私の考えもいささか古いのかもしれません。
とはいえ、彼女もこの時点から陰と陽のうち、日陰でアリをいじってるような陰キャラの天敵と言えます。
「はーい、○人組作ってー」って言っちゃう役の人ですから。
この手のシチュエーション、刺さる人には刺さる。
運動にほとんど縁がなく、ただ通り過ぎるのを待つだけの人には酷でしょう。
けれど、さっき言った通りこの人が今後の展開のカギを握ったりするのは、面白いですね。
何気なく通り過ぎていくと思っていた人が舞台装置でなく、それぞれの悩みと思いを抱えた人間ってことが巻を進める度にわかってくるのですから。
こうして改めて読むと世界は優しいし、残酷ですね。
ありがちなセリフかもしれませんが、そう思いました。
思ったより君のことを見てくれるし、思ったより見てくれない。
ただ、こちらから見つめることはできる。
道行く人と関われないけど、ささいなすれ違いはできる。
そして案外親切だったりするこの世界で、ここから黒木智子が何を見ていくのか? そんな提起に似た二巻だったと思います。
まだまだ吠え顔や泣き顔が似合ってしまう彼女ですが、より多くのものを見てほしいと、そう思いました
他の国からのトップレビュー
John Gill
5つ星のうち4.0
A Female Japanese "Napoleon Dynamite"
2016年4月13日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
First, note that this book is the original Japanese version, printed in Japanese. I bought it as a gift for my manga loving daughter who is a Japanese major in college.
Japanese manga "tankubon" collection books are as a rule printed beautifully on high-quality paper and are carefully bound. They frequently have promotional 'extras" tucked inside that you will not find in the translated manga sold in the U.S. The U.S. printed manga are cheap pulp paperbacks by comparison. This is a high quality book for the price.
The art is not the greatest that I have seen in some other manga, but the story is hilarious, so as long as it gets the story across, who cares?
As for the story, the closest thing in the USA I could compare it to is the film "Napoleon Dynamite" - a story about a socially awkward teen whose imagination and strange ideas of what should be cool go against the grain of all the popular people in school. Her misguided inner dialogues and embarrassing situations caused by her clueless reasoning make for lots of laughing and not a little bit of cringing.
Japanese manga "tankubon" collection books are as a rule printed beautifully on high-quality paper and are carefully bound. They frequently have promotional 'extras" tucked inside that you will not find in the translated manga sold in the U.S. The U.S. printed manga are cheap pulp paperbacks by comparison. This is a high quality book for the price.
The art is not the greatest that I have seen in some other manga, but the story is hilarious, so as long as it gets the story across, who cares?
As for the story, the closest thing in the USA I could compare it to is the film "Napoleon Dynamite" - a story about a socially awkward teen whose imagination and strange ideas of what should be cool go against the grain of all the popular people in school. Her misguided inner dialogues and embarrassing situations caused by her clueless reasoning make for lots of laughing and not a little bit of cringing.