青い花が好きなので、敷居の住人も大人買いして読破しました。
つまらないです。キャラクターに全く感情移入できない上に、展開が遅すぎて(というか同じところをぐるぐる回ってる??)、読みきるのがしんどかったです。
まず主人公に魅力がないのが致命的ではないかと…。女の子も多数出てきますが、どれも共感できません。結局、キクチナナコのいじめの詳細も分からない、主人公が生き別れの父親と物語初期に衝撃的再開を果たした割には、その後付かず離れず、いてもいなくてもいい感じだし…。
あとがきに、「一巻を読み返したら思わず全巻一気読みしたくなるような漫画を書きたかった」とあったのですが、残念ながら、無しです。
主人公が一巻から一体何を悶々としてるのか分かんないし。ずーっとネガティブ、勘違い。
あー、読むの疲れた〜
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敷居の住人 7 (BEAM COMIX) コミック – 2002/8/1
志村 貴子
(著)
志村貴子氏によって描かれる人気コミックの最終巻。少年少女たちのモヤモヤした日常を描いた話題作、遂に完結!
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(エンターブレイン)
- 発売日2002/8/1
- ISBN-104757709714
- ISBN-13978-4757709713
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(エンターブレイン) (2002/8/1)
- 発売日 : 2002/8/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 198ページ
- ISBN-10 : 4757709714
- ISBN-13 : 978-4757709713
- カスタマーレビュー:
著者について
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神奈川県生まれ。漫画家。1997年、「ぼくは、おんなのこ」でデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『龍馬伝 (3)』(ISBN-10:4046311177)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
志村貴子の漫画にはかなりイタイ女の子がでてくる。わがままで自分勝手で感情的で,人を巻き込んどいて自分が一番不幸だーっていう顔をする。
ちょっと言い過ぎかもしれないけど,実際,自分の近くにいたらかなりイライラするタイプの子だと思う。
主人公の男の子はそんな女の子にふりまわされて,「あーめんどくせー」っていう態度でうんざりしつつもほうっておけない。
電車の隣にこんな2人がいたら「イタタタ・・・」ですが,この漫画ではすごく魅力的に思えます。それは,さっぱりとしてかわいい志村貴子の絵と,その才能なんだろうな。
だめな人が好きなら絶対はまるかと。
ちょっと言い過ぎかもしれないけど,実際,自分の近くにいたらかなりイライラするタイプの子だと思う。
主人公の男の子はそんな女の子にふりまわされて,「あーめんどくせー」っていう態度でうんざりしつつもほうっておけない。
電車の隣にこんな2人がいたら「イタタタ・・・」ですが,この漫画ではすごく魅力的に思えます。それは,さっぱりとしてかわいい志村貴子の絵と,その才能なんだろうな。
だめな人が好きなら絶対はまるかと。
2012年4月18日に日本でレビュー済み
志村貴子の作品をすべて読んだ中で、私はこの作品が一番気に入った。
放浪息子や青い花で注目を集めている作者の初期の作品という事もあり、設定やストーリー展開に多少の甘さが感じられ、グダグダ感やつまらなさを感じる人が多い様子。
しかし私は一度読んだ段階でとても気に入ってしまった。大きな設定がなくとも、面白い漫画は描けるという事を発信してくれている作品だと思う。
一見、主人公がただダラダラと日常を過ごしているように見えるが、そんな掴みどころのない主人公に好感を抱ける上に、実はゆっくりと恋愛をしているような物語でもある。
そして、ちょっとした一言に吹き出してしまう箇所が多々あって、笑いながら読めたりもする。
この漫画を読んだ事で本当の意味で志村貴子のファンになれたような気もする。
放浪息子や青い花で注目を集めている作者の初期の作品という事もあり、設定やストーリー展開に多少の甘さが感じられ、グダグダ感やつまらなさを感じる人が多い様子。
しかし私は一度読んだ段階でとても気に入ってしまった。大きな設定がなくとも、面白い漫画は描けるという事を発信してくれている作品だと思う。
一見、主人公がただダラダラと日常を過ごしているように見えるが、そんな掴みどころのない主人公に好感を抱ける上に、実はゆっくりと恋愛をしているような物語でもある。
そして、ちょっとした一言に吹き出してしまう箇所が多々あって、笑いながら読めたりもする。
この漫画を読んだ事で本当の意味で志村貴子のファンになれたような気もする。
2009年10月19日に日本でレビュー済み
私は、2・3度読み返してみて、好きになりました。
最初に読了した時は、あまりのしょーもなさに、失礼ながら「なんじゃこりゃ」と思ってしまいました。
ですが、しばらくして、この作品に漂う軽い空気感や、千暁くんのひねくれ具合、テンポ感などが心地良く感じられるようになりました。
キクチナナコのダメっぷりもいい感じです。
初めて読む方は、登場人物たちの停滞ぶりに頭がクラクラしてしまうかもしれないと思い、星1つ減らしました。
しかし私は、逆に、「ダメ人間だって生きてていいんだ。」と、少し勇気が沸きました。
また、私は結構笑えました。
なので、おすすめします。
最初に読了した時は、あまりのしょーもなさに、失礼ながら「なんじゃこりゃ」と思ってしまいました。
ですが、しばらくして、この作品に漂う軽い空気感や、千暁くんのひねくれ具合、テンポ感などが心地良く感じられるようになりました。
キクチナナコのダメっぷりもいい感じです。
初めて読む方は、登場人物たちの停滞ぶりに頭がクラクラしてしまうかもしれないと思い、星1つ減らしました。
しかし私は、逆に、「ダメ人間だって生きてていいんだ。」と、少し勇気が沸きました。
また、私は結構笑えました。
なので、おすすめします。
2006年7月23日に日本でレビュー済み
だらだらぁっと中高生の生活を描いてるんですが、特に何も事件が起きず、なんだかなぁとページは進み、あっ終わっちゃたぁと終わる全7巻。たいした後読感もなく、ここのシーンが印象に残ったと思い出すわけでもなく、終わっちゃたなぁと7巻を本棚に戻す。
でも、面白い・・・
何故面白いのか?もう一度、1巻から読み直す、7巻を読み終える。
圧倒的構成力
ひたすら可愛いい女の子達の絵
どうしようもないテイタラクな主人公がけっこう不幸だったり幸福だったりする現在性
この物語をよくよく考えてみると、けっこう悲惨な個人の内的な世界であったりする。恋愛やイジメや自分の将来、青春期に誰しもおもうような普遍的な不安をそれこそ大げさにならずさらっと描く。それは、軽すぎるまでの絵柄により感情性が豊かな時期の独特の重さなるものの軽減がされていると思う。
そして、圧巻なのは無意識なのか意識的なのわからない構成力。はき捨てられた初期の登場人物が後半でいきなりでてきて、なんなく物語に溶け込んでゆく。そこから、その登場人物に固執して物語を進めるのかと思いきや、あっさり切り捨てたりする。
また突然、意味の分からないコマが出てくる。しかし読み進めると「あっ、このことかぁ」と後でわかる。登場人物の心情がすぐに理解可能なようにコマが連動しているわけでなく、しかし読み進めると理解可能なようにしっかり物語は進んでいく。だが、特にたいしたことは事件としては起きない。
ただ、不安な日常がだらだらと描いているだけなのだが、面白い!
大作では決してないが、面白い作品だとおもう。
でも、面白い・・・
何故面白いのか?もう一度、1巻から読み直す、7巻を読み終える。
圧倒的構成力
ひたすら可愛いい女の子達の絵
どうしようもないテイタラクな主人公がけっこう不幸だったり幸福だったりする現在性
この物語をよくよく考えてみると、けっこう悲惨な個人の内的な世界であったりする。恋愛やイジメや自分の将来、青春期に誰しもおもうような普遍的な不安をそれこそ大げさにならずさらっと描く。それは、軽すぎるまでの絵柄により感情性が豊かな時期の独特の重さなるものの軽減がされていると思う。
そして、圧巻なのは無意識なのか意識的なのわからない構成力。はき捨てられた初期の登場人物が後半でいきなりでてきて、なんなく物語に溶け込んでゆく。そこから、その登場人物に固執して物語を進めるのかと思いきや、あっさり切り捨てたりする。
また突然、意味の分からないコマが出てくる。しかし読み進めると「あっ、このことかぁ」と後でわかる。登場人物の心情がすぐに理解可能なようにコマが連動しているわけでなく、しかし読み進めると理解可能なようにしっかり物語は進んでいく。だが、特にたいしたことは事件としては起きない。
ただ、不安な日常がだらだらと描いているだけなのだが、面白い!
大作では決してないが、面白い作品だとおもう。
2006年5月23日に日本でレビュー済み
全巻通して?レビューしますと、(イキナリですが)主人公のちあきは、モテモテなんですよねぇ。だからやっぱり、いわゆるやな奴的?に見てしまいがちいなんですよ。
ですが!、そんなことないんですよ!モテるがゆえに女の子に振り回されてるちあきを見てると、何だか切なくもなったりもします。
いやそれ以外にも、読みどころ満載ですよ!
そして、志村先生の物語の最後はなんていいますか、話は終わるけど、ん〜っ、はい終わったから「はい、さよならぁ〜」じゃなくて、
(何となく完結するとそんな風に感じるのもあるなってゆうだけで、全部か全部そうゆうてるわけじゃないですよ)
終わったけど、また何かあるんだろうなぁ〜って、感じの終わり方が好きなんです。
あと余韻に浸れるのもいいですねぇ!
そのぐらい、不思議?でおもしろい作品です。なので、超〜オススメします!!
ただ、一つ残念なのが、兼田先生の奥さんの名前が、載ってなかった事です。
けっこ〜出てるのに・・・好きなキャラだったんで、知りたかったです。
ですが!、そんなことないんですよ!モテるがゆえに女の子に振り回されてるちあきを見てると、何だか切なくもなったりもします。
いやそれ以外にも、読みどころ満載ですよ!
そして、志村先生の物語の最後はなんていいますか、話は終わるけど、ん〜っ、はい終わったから「はい、さよならぁ〜」じゃなくて、
(何となく完結するとそんな風に感じるのもあるなってゆうだけで、全部か全部そうゆうてるわけじゃないですよ)
終わったけど、また何かあるんだろうなぁ〜って、感じの終わり方が好きなんです。
あと余韻に浸れるのもいいですねぇ!
そのぐらい、不思議?でおもしろい作品です。なので、超〜オススメします!!
ただ、一つ残念なのが、兼田先生の奥さんの名前が、載ってなかった事です。
けっこ〜出てるのに・・・好きなキャラだったんで、知りたかったです。
2004年1月19日に日本でレビュー済み
敷居の住人の最後を締めくくる巻です。一巻から変わらない雰囲気を持ち続けてきたこの作品もこの巻で終わりです。本田君もようやく高校卒業!! 先生も入院!!! そしてブランコから落下した本田君の運命はッ!?「死にたくない。でも頭ゴンて。ゴキンて。すごい音・・・走馬灯は今小学校三年生あたり・・・」本文より抜粋