当面のロールに役立ちそうな大正時代の風俗資料部分は、結構詳細。
その点ではいい線行っているが、何分システムが「雑」なのが難点。
エラッタ(修正が出ましたがそれでも不十分なところも)やそもそも明文化されていないルールが多い。
活劇(体力面を総括した能力値)に殆どの戦闘行動やイニシアティブまで含まれるため、これがないと支援キャラも
死にスキルが多くなってしまうなど、出来ることの割り振りのバランスがイマイチ。
せっかくの特徴である憑神(神おろしによるPC強化)・その解除のコストと所要時間が結構重く
実際の使い道が薄いなど、惜しい部分が多い。
ただ、穴や不便なところをハウスルールで埋めることに抵抗がない方であれば
比較的軽めのデータ運用で大正浪漫ホラー+退魔師ものを楽しめると思う。
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秘神大作戦: Tokyo-Noir-City (ログインテーブルトークRPGシリーズ) 単行本 – 2003/5/1
大正〜昭和初期の帝都東京を舞台に展開する、伝奇浪漫活劇!緊急指令・邪神の復活を阻止せよ!!エルスウェアがおくる愛と冒険のテーブルトークRPG第2弾、ここに開幕!
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(エンターブレイン)
- 発売日2003/5/1
- ISBN-10475771369X
- ISBN-13978-4757713697
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
時代は大正。魔風恋風そよふく帝都に、邪悪な魔人の高笑いがこだまする。立ちあがれ、帝国古代遺産管理局! テーブルトークRPG「秘神大作戦」の基本ルールブック。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(エンターブレイン) (2003/5/1)
- 発売日 : 2003/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 245ページ
- ISBN-10 : 475771369X
- ISBN-13 : 978-4757713697
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,250,653位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 109,016位エンターテイメント (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中4つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年6月5日に日本でレビュー済み
テーブルトークRPG界の「極北」を自称するエルスウェアの新作。
今回のテーマは「大正時代でクトゥルフを」というものらしい。かつて本家クトゥルフでも似たような試みは行われたが、本作の特徴としては「守護神」の要素が加えられている点だろうか。PCは、ウルトラマンに変身して、邪神と戦うことが可能なのだ。ただし邪神はやっぱり異常に強く設定されているので、セッションの雰囲気は『ウルトラQ』に近くなるだろうけれど。
データ関係は充実しており、風俗面や科学技術、著名人など、「大正時代の常識」を理解するのにとても役立つ。しかし、年表として用意されているページが妙にスカスカなのは、なにか意図があるのだろうか? プレイヤーに書き込んでもらおうという意図だとすれば!、いささかそうはやりにくいレイアウトに思えるのだけれど。
今回のテーマは「大正時代でクトゥルフを」というものらしい。かつて本家クトゥルフでも似たような試みは行われたが、本作の特徴としては「守護神」の要素が加えられている点だろうか。PCは、ウルトラマンに変身して、邪神と戦うことが可能なのだ。ただし邪神はやっぱり異常に強く設定されているので、セッションの雰囲気は『ウルトラQ』に近くなるだろうけれど。
データ関係は充実しており、風俗面や科学技術、著名人など、「大正時代の常識」を理解するのにとても役立つ。しかし、年表として用意されているページが妙にスカスカなのは、なにか意図があるのだろうか? プレイヤーに書き込んでもらおうという意図だとすれば!、いささかそうはやりにくいレイアウトに思えるのだけれど。