男の子になりたい少女と女の子になりたい少年の
秘密の交流(?)を描いたお話の2巻。
一巻同様にいい出来です。
絵はすっきりしていて見やすいでし、セリフもそん
なに長くなくインパクトが、あります。
登場人物のリクションや話の展開なんなかも(小学生が
主人公ということもあり)なつかしかったり、微笑ま
しかったりして、すごーく良かったです。
今後の展開が楽しみです。
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放浪息子(2) (BEAM COMIX) コミック – 2004/5/25
志村 貴子
(著)
「先生。ぼく、おっきくなったら、きれいな女の人になるんです」女の子になりたい少年・二鳥修一と、男の子になりたい少女・高槻よしの。思春期手前の子供たちの不安定な心情を鮮やかに描き出す志村貴子の話題作、待望の第2巻!
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2004/5/25
- ISBN-104757718055
- ISBN-13978-4757718050
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2004/5/25)
- 発売日 : 2004/5/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 198ページ
- ISBN-10 : 4757718055
- ISBN-13 : 978-4757718050
- Amazon 売れ筋ランキング: - 400,942位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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神奈川県生まれ。漫画家。1997年、「ぼくは、おんなのこ」でデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『龍馬伝 (3)』(ISBN-10:4046311177)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2005年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たぶん、コアなファンでさえ知ってる人は多くない。
この作品、志村さんはもっと注目されるべき漫画家さんだと思う。
自分も放浪息子しか読んでませんが、こんなスタイルの漫画家さんは、たくさんいそうで志村さんしかいないんじゃないでしょうか。
絵、ストーリー、全てのバランスが良くて読むたびに惚れます。
この作品、志村さんはもっと注目されるべき漫画家さんだと思う。
自分も放浪息子しか読んでませんが、こんなスタイルの漫画家さんは、たくさんいそうで志村さんしかいないんじゃないでしょうか。
絵、ストーリー、全てのバランスが良くて読むたびに惚れます。
2011年3月26日に日本でレビュー済み
ばれました。
この巻では、二鳥くんが色々な人に女の子に間違われていきます。
お姉ちゃんの片思い相手だったり、
高槻くんの友達のオカマのお姉さんだったり。
間違われるたびに二鳥くんは自分の可愛らしさを確信しますし
読者も自然と二鳥くんの愛らしさを自明のものと受け入れていきます。
二鳥くん=『女の子みたいに可愛い』という漫画の中の共通認識と
読者の持つ二鳥くんに対するイメージにギャップがありすぎると
読んでいて白けてくるわけですし、ここら辺の構造が上手いです。
二巻では、皆が小学六年生に進級し、
二鳥くん、高槻くん、千葉さんの仲よしトリオが分裂し、
千葉さんだけが違うクラスになります。
少しづつぎこちなくなる三人の関係。
今後のメインストーリーになるであろう三角形が
だんだんと形作られていきます。
読んでからの一言
やっぱりきたよ、マザーグース
この巻では、二鳥くんが色々な人に女の子に間違われていきます。
お姉ちゃんの片思い相手だったり、
高槻くんの友達のオカマのお姉さんだったり。
間違われるたびに二鳥くんは自分の可愛らしさを確信しますし
読者も自然と二鳥くんの愛らしさを自明のものと受け入れていきます。
二鳥くん=『女の子みたいに可愛い』という漫画の中の共通認識と
読者の持つ二鳥くんに対するイメージにギャップがありすぎると
読んでいて白けてくるわけですし、ここら辺の構造が上手いです。
二巻では、皆が小学六年生に進級し、
二鳥くん、高槻くん、千葉さんの仲よしトリオが分裂し、
千葉さんだけが違うクラスになります。
少しづつぎこちなくなる三人の関係。
今後のメインストーリーになるであろう三角形が
だんだんと形作られていきます。
読んでからの一言
やっぱりきたよ、マザーグース
2004年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品の105ページに、「あたしは、あんたたちみたいな子が、大好き!!」っていうユキさんという登場人物が発するセリフがあるのですが、このセリフそのままを、この作品に捧げたい。と、思うくらい素敵な作品だと思います。登場人物たち、様々なエピソード、そして、作者の方、・・・ 色々な方向に向けて、頑張って下さい。と、なんだか無性に応援したくなってしまいます。
2011年7月31日に日本でレビュー済み
アニメから入った私ですが、良く分からなかった人間関係も、この二巻までを読むとほとんど分りますね。
普通の子供なら誰でも経験する『思春期手前の子供たちの揺れる心情』を描いていますが、女の子になりたい少年と男の子になりたい少女という非日常的設定なのに、細やかに描かれるその交流場面は実に優しく、切ない情感が溢れています。
また、実際の小学5年生がこんな思いをして生きているとはちょっと考えられませんが(笑)・・・いつまでも無垢ではいられない・・・日々変わって行く肉体への戸惑い、やり場のない「思い」から感情を爆発させる場面、残酷とも言える正直な子供の感覚なども描かれていて実に「切実」なお話にもなってますね・・・。
普通の子供なら誰でも経験する『思春期手前の子供たちの揺れる心情』を描いていますが、女の子になりたい少年と男の子になりたい少女という非日常的設定なのに、細やかに描かれるその交流場面は実に優しく、切ない情感が溢れています。
また、実際の小学5年生がこんな思いをして生きているとはちょっと考えられませんが(笑)・・・いつまでも無垢ではいられない・・・日々変わって行く肉体への戸惑い、やり場のない「思い」から感情を爆発させる場面、残酷とも言える正直な子供の感覚なども描かれていて実に「切実」なお話にもなってますね・・・。
2009年5月26日に日本でレビュー済み
まず、タイトルと内容のギャップにやられた。だって、女の子になりたい男の子の話なんて、思いうかばないでしょう〜。
なんだかこの絵があるからこそ、成り立つ題材なんだと思います。
なんだかこの絵があるからこそ、成り立つ題材なんだと思います。