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やさしいからだ 1 (BEAM COMIX) コミック – 2004/5/1
安永 知澄
(著)
わずかに響きあう登場人物。そっと手渡されていく物語。柔らかで強靱な感性が創り出す、切なく遠い青春ストーリー! 業界が熱く注目する期待の新鋭、ファン切望の初単行本!
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(エンターブレイン)
- 発売日2004/5/1
- ISBN-10475771890X
- ISBN-13978-4757718906
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(エンターブレイン) (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 200ページ
- ISBN-10 : 475771890X
- ISBN-13 : 978-4757718906
- Amazon 売れ筋ランキング: - 442,194位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年1月17日に日本でレビュー済み
めちゃくちゃ未完成で、言いたいことがまとまっていない感じすらあるのに、なぜか完成された感じをそれなりに出しているのはすごい。この人のいいところは、百パーセント自分に向けて描かれているということ。誰にもこびず、ただ淡々と自分の中の風景を絵にしているだけという感じがする。メッセージもその中に含まれているのだろうけれど、我々の現実がそうであるように、そう理路整然としたものでもないし、百パーセントの肯定でも絶望でもない、それはもっと曖昧模糊としたものである。それを素直に吐き出せるというのは素晴らしい。ある意味、劇的な粉飾を行ったり、象徴的な意味合いと曲ん的メッセージが色濃くなったりせず、独特の調子を伸ばしていって欲しい。
2007年4月14日に日本でレビュー済み
読み終わってすぐの感想は「?」でした。「難しい」というより「分からない」
作者は本当に自分の感覚で描いているんだなぁ…と。話は短編でどれも興味惹かれる設定ばかりなのですが…それだけに少し残念です。例を一つあげるとするなら第三・四話の「小島さき」が最後に髪を切る理由…あそこはもう少し深く掘り下げてほしかった。 でも気になっている方にはぜひご一読をお勧めします。この本ばかりは読んでみなくちゃ分からないと思うので。
作者は本当に自分の感覚で描いているんだなぁ…と。話は短編でどれも興味惹かれる設定ばかりなのですが…それだけに少し残念です。例を一つあげるとするなら第三・四話の「小島さき」が最後に髪を切る理由…あそこはもう少し深く掘り下げてほしかった。 でも気になっている方にはぜひご一読をお勧めします。この本ばかりは読んでみなくちゃ分からないと思うので。
2004年7月22日に日本でレビュー済み
どの短編も静かなタッチの中に、それなりの衝撃が盛り込まれていたりして、悪くはないのだが、はっきり言って盛り上がりに欠ける。静けさと誇張ない作風は嫌いではないのだが、もう少し会話や構成に工夫があったら、と思わずにはいられない。
たとえば第一話は「笑う」という衝動を抑えるたびに「おでき」ができてしまう女の子が、飾らない素直な男の子に触れるうちに、少しだけ笑うことができるようになり、いままでビンに詰めてとっていた「おでき」のビー玉を川に投げ捨てるまでに至る話。話自体は悪くないと思うのだが、男の子の魅力がさほど伝わらないために、女の子が少しだけ自分を解放したことに全く共感を覚えない。しかも女の子が川に自分の「おでき」を投げ捨てたときに、「アハハ」という音を聞かせたりするのも実に安易。それを書かずにどう表現するかが作者としての力量なのでは?と思ってしまう。
もし期待するとすれば、今後、短編同士、主人公同士がどうつながっていくか。今は若干バラバラに思える作中人物が、次第に交差し、成長していくようなことがあれば、この漫画は化けるかも。そう思っています。
たとえば第一話は「笑う」という衝動を抑えるたびに「おでき」ができてしまう女の子が、飾らない素直な男の子に触れるうちに、少しだけ笑うことができるようになり、いままでビンに詰めてとっていた「おでき」のビー玉を川に投げ捨てるまでに至る話。話自体は悪くないと思うのだが、男の子の魅力がさほど伝わらないために、女の子が少しだけ自分を解放したことに全く共感を覚えない。しかも女の子が川に自分の「おでき」を投げ捨てたときに、「アハハ」という音を聞かせたりするのも実に安易。それを書かずにどう表現するかが作者としての力量なのでは?と思ってしまう。
もし期待するとすれば、今後、短編同士、主人公同士がどうつながっていくか。今は若干バラバラに思える作中人物が、次第に交差し、成長していくようなことがあれば、この漫画は化けるかも。そう思っています。
2004年6月19日に日本でレビュー済み
意味がわからないことが、必ずしも駄作というわけではないが、表紙と絵柄に魅かれて買ったが、意味がわからなかった。印象に残ったのは、第2話「岬はるか」でのはるかが、同級生の男子の角刈りの頭を触りたい、と悩むシーン。それに第8話「安部秋緒」に出てくるさくらちゃんが、すげーかわいかった(男の視点で)ということぐらいかなぁ。
たぶん言葉で総括してしまえば、思春期の少年少女の「からだ」に関する微妙の感情や意識を、透明感のあるタッチと感性で表現しているとかそういうのになる作品だと思う。絵柄の完成度が高いので、それなりに売れると思うが、それ以上かというとマイナーな作風かもねぇ。南Q太さんとかから少し油をぬいた感じという印象。ただ、こういう透明感のある感性中心の作品は時々読むとほっとする。
たぶん言葉で総括してしまえば、思春期の少年少女の「からだ」に関する微妙の感情や意識を、透明感のあるタッチと感性で表現しているとかそういうのになる作品だと思う。絵柄の完成度が高いので、それなりに売れると思うが、それ以上かというとマイナーな作風かもねぇ。南Q太さんとかから少し油をぬいた感じという印象。ただ、こういう透明感のある感性中心の作品は時々読むとほっとする。