前作の続編があるということで気になっていたので注文しました。
なので、読めてすっきりしました。
この作者の作品は個人的に、面白いと思います。
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三月、七日。~その後のハナシ (ファミ通文庫 468) 文庫 – 2004/12/1
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(エンターブレイン)
- 発売日2004/12/1
- ISBN-104757721005
- ISBN-13978-4757721005
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(エンターブレイン) (2004/12/1)
- 発売日 : 2004/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4757721005
- ISBN-13 : 978-4757721005
- Amazon 売れ筋ランキング: - 967,020位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻「三月、七日。」は、故あって離ればなれになり、当人同士は存在も知らなかった双子の兄妹が巡り会って、家族が再構成され、幸せが形として成り立つお話でした。この巻が締めで、三月と七日の二人にとっての本当の意味での決着、つまり心の深いところでの納得が得られるのかが語られています。
主な登場人物は皆、癖はあっても良い人で、タイミング良く手を差し出し合って、それぞれが危機を回避してゆく、とだけ要約するとご都合主義的創作に見えてしまうけれど、各人の悩み、ぐちゅぐちゅとした思いが描き込まれているので、苦難の果てに掴んだ結論や決心であることが腑に落ちる、地に足の着いた「恋心を軸に自分を考える青春譚」になっています。
兄妹間の思いがコアのとあるラノベ人気シリーズ2013年最終巻では、兄妹の決着の付け方が意表を突いたもので大騒ぎになりましたが、9年前のこの本での「吹っ切らないけれど周りもとても大切にしていく」エンディングは大好きです。
読後に一番気になったのは、主人公たちのことではなく作者:森橋ビンゴ氏のことです。作者の心の深いところで、自分について納得が得られたでしょうか? この小説は「こう書けば売れる」と作り上げた作品とは思えません。前巻の後書きに「とある人間関係の『終わり』に塞ぎ込んだボクは、何かに取り憑かれたようにこの小説を書き始めた。」といったことが書かれているように、作者がモヤモヤに対峙した時に噴出したもののようです。でも、本書のあとがきにある作者の心の力「諦め半分の前向きさ」が掛け合わされて、真に爽やかな大団円になっています。
本書の7年後に刊行された「東雲侑子シリーズ」でも作者の書く主人公達は相変わらずウジウジしながら成長しているので、読者の分際で僭越ながら「森橋ビンゴ氏自身は大丈夫そう」と確信しました。加えて、「三月、七日。シリーズ」と「東雲侑子シリーズ」では恋人同士の大学の選択にちょっとした違いがあり、これが7年間での作者の前進と自信の現れだと思いました。
ファミ通文庫は本書を再刊してくれないのかなあ。
主な登場人物は皆、癖はあっても良い人で、タイミング良く手を差し出し合って、それぞれが危機を回避してゆく、とだけ要約するとご都合主義的創作に見えてしまうけれど、各人の悩み、ぐちゅぐちゅとした思いが描き込まれているので、苦難の果てに掴んだ結論や決心であることが腑に落ちる、地に足の着いた「恋心を軸に自分を考える青春譚」になっています。
兄妹間の思いがコアのとあるラノベ人気シリーズ2013年最終巻では、兄妹の決着の付け方が意表を突いたもので大騒ぎになりましたが、9年前のこの本での「吹っ切らないけれど周りもとても大切にしていく」エンディングは大好きです。
読後に一番気になったのは、主人公たちのことではなく作者:森橋ビンゴ氏のことです。作者の心の深いところで、自分について納得が得られたでしょうか? この小説は「こう書けば売れる」と作り上げた作品とは思えません。前巻の後書きに「とある人間関係の『終わり』に塞ぎ込んだボクは、何かに取り憑かれたようにこの小説を書き始めた。」といったことが書かれているように、作者がモヤモヤに対峙した時に噴出したもののようです。でも、本書のあとがきにある作者の心の力「諦め半分の前向きさ」が掛け合わされて、真に爽やかな大団円になっています。
本書の7年後に刊行された「東雲侑子シリーズ」でも作者の書く主人公達は相変わらずウジウジしながら成長しているので、読者の分際で僭越ながら「森橋ビンゴ氏自身は大丈夫そう」と確信しました。加えて、「三月、七日。シリーズ」と「東雲侑子シリーズ」では恋人同士の大学の選択にちょっとした違いがあり、これが7年間での作者の前進と自信の現れだと思いました。
ファミ通文庫は本書を再刊してくれないのかなあ。
2007年5月17日に日本でレビュー済み
前作の終わり方が凄く好きだったので、その終わり方や三月の選択、二人の切なさが少し軽くなってる気がします。
でも、ハッピーエンドだし、納得のいく終わり方です。
でも、前作のラストで、三月が「女として、ずっと好き」だと七日言ってるのに対して、
三月の七日に対しての想いがあんなに早く変わるのは、個人的に見たくなかったかもといったところでしょうか?
それが、彼らにとって幸せに繋がる選択だと解っていても、読者の私からすると、読了後に多少のモヤモヤ感がありました。
ただ、☆3なのは、前作に対しての評価です。
前作は☆5以上でもいいと思っていますので。
でも、ハッピーエンドだし、納得のいく終わり方です。
でも、前作のラストで、三月が「女として、ずっと好き」だと七日言ってるのに対して、
三月の七日に対しての想いがあんなに早く変わるのは、個人的に見たくなかったかもといったところでしょうか?
それが、彼らにとって幸せに繋がる選択だと解っていても、読者の私からすると、読了後に多少のモヤモヤ感がありました。
ただ、☆3なのは、前作に対しての評価です。
前作は☆5以上でもいいと思っていますので。
2004年12月24日に日本でレビュー済み
双子の兄妹の恋愛話の続編、恋愛が家族愛に変わるまでの話。
三月、七日それぞれに同性の友人が出来ていて話がうまく脹らんでいて好印象。思春期の肉体的、精神的な悩みが上手く書かれていると思う。
三月と赤坂の「……何か用か、シスコン」「うるせェよマザコン」のやりとりは最高!
最終的にはハッピーエンドなので、前作共々誰にでもお奨めできると思う。
三月、七日それぞれに同性の友人が出来ていて話がうまく脹らんでいて好印象。思春期の肉体的、精神的な悩みが上手く書かれていると思う。
三月と赤坂の「……何か用か、シスコン」「うるせェよマザコン」のやりとりは最高!
最終的にはハッピーエンドなので、前作共々誰にでもお奨めできると思う。
2012年10月22日に日本でレビュー済み
お互いに想い合いながらも、兄妹になることを選んだ2人のその後の話です。
七日、三月、真希それぞれの境遇やそれに対する葛藤が描かれていて、本当に居た堪れなくなりました。
新キャラも物語に自然に入ってきて良かった。
ただ終わり方としては、非常に納得できるものだったしハッピーエンドで良かったのですが、やっぱりもう少し引きずって欲しかった。
七日、三月、真希それぞれの境遇やそれに対する葛藤が描かれていて、本当に居た堪れなくなりました。
新キャラも物語に自然に入ってきて良かった。
ただ終わり方としては、非常に納得できるものだったしハッピーエンドで良かったのですが、やっぱりもう少し引きずって欲しかった。
2006年2月21日に日本でレビュー済み
三月のわだかまりの続き、七日の本音、など二人が一冊目ではあかしきれなかった心の内が、描かれています。
特に、気になるのは二人がその後どういう道をたどっていくのか、それが気になる人は読んでみて下さい。
きっと後悔はしないでしょうから
特に、気になるのは二人がその後どういう道をたどっていくのか、それが気になる人は読んでみて下さい。
きっと後悔はしないでしょうから
2005年1月9日に日本でレビュー済み
三月、七日。この切ない響きは何なのでしょう。。
イラストもまた二人の。。この小説の雰囲気(?)に合っていて、しかも良い感じのところで入っていて良いと思います。
この小説とこの前の「三月、七日。」も買って後悔しないと思います!!
イラストもまた二人の。。この小説の雰囲気(?)に合っていて、しかも良い感じのところで入っていて良いと思います。
この小説とこの前の「三月、七日。」も買って後悔しないと思います!!