ガーゴイルシリーズの人気キャラクター吉永和己の魅力がたっぷり詰まった本です。
これまでは妹と喧嘩するときぐらいしか見せ場のなかった彼ですが、
今回は探偵役となって事件の真相を追いかけたり
ヒーローとなってヒロインの女の子に告白?されたりと
最初から最後まで大活躍します。
これまで控えめで目立たなかった彼に歯がゆさを感じていた人には特にお勧めです。
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吉永さん家のガーゴイル 6 (ファミ通文庫 478) 文庫 – 2005/1/1
吉永和己はこの春、菜々色高校の3年に。受験と遊びとの間で気持ちが揺れ動いていたある日、和己は図書室で不思議な「台本」を拾い、興味本位で読んでしまう。それは、もともと演劇部の片桐桃が焼却炉のそばで見つけたものだった。台本が気に入った部員たちは即上演を決め、人手不足だといいくるめて、和己をムリヤリ手伝わせるのだった。その矢先、台本をめぐって脅迫状が送られるという事件が起きる! ガーゴイルを助っ人に呼ぶ和己。見えない犯人との戦いの行方は……。ガーくん、学園で大活躍!? のハートフルコメディ第6弾!
- 本の長さ249ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(エンターブレイン)
- 発売日2005/1/1
- ISBN-104757721331
- ISBN-13978-4757721333
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(エンターブレイン) (2005/1/1)
- 発売日 : 2005/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 249ページ
- ISBN-10 : 4757721331
- ISBN-13 : 978-4757721333
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年7月27日に日本でレビュー済み
今作品の影響で、家にあった、ビクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル(あぁ、無情)」を読破してしまいました……!!大感動したのは言うまでもありません。
他のシリーズと違うのは、巨大な悪が表立って出現するわけではない、というのもありますが、それよりなにより、演劇部の舞台公演立ち上げについての描写でしょうか。私自身、役者を志した時期があったのでわかるのですが、とにかくリアル。それも、プロの劇団に取材した為か、とても高校の演劇部とは思えない程の凄味があるのです(笑)
物語の筋も、こう、探偵小説風というか、先が気になってしまうようにできています。
私は六巻が一番好きな巻です。
他のシリーズと違うのは、巨大な悪が表立って出現するわけではない、というのもありますが、それよりなにより、演劇部の舞台公演立ち上げについての描写でしょうか。私自身、役者を志した時期があったのでわかるのですが、とにかくリアル。それも、プロの劇団に取材した為か、とても高校の演劇部とは思えない程の凄味があるのです(笑)
物語の筋も、こう、探偵小説風というか、先が気になってしまうようにできています。
私は六巻が一番好きな巻です。
2005年7月17日に日本でレビュー済み
しょっちゅう女の子に間違われる容姿の持ち主である吉永和己が演劇部の助っ人に駆り出されるという話でしたから、和己が女役をやらされると予想してましたが、ちゃんとした男の役でした。
ですからその手の展開を期待していた方には期待はずれかも知れませんが、安易に先読みできる展開に走らず名作「レ・ミゼラブル」を題材にしっかりストーリーを組み立てた作者の手腕に満点を付けたいと思います。
ですからその手の展開を期待していた方には期待はずれかも知れませんが、安易に先読みできる展開に走らず名作「レ・ミゼラブル」を題材にしっかりストーリーを組み立てた作者の手腕に満点を付けたいと思います。