『柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方』柴田元幸・高橋源一郎(河出書房新社)を数カ月前に購入して読んだ。米国人作家ポール・オースターの小説の翻訳で有名な、東京大学文学部教授 柴田元幸さんと作家の高橋源一郎さんの対談集である。この本には、日本で最も訳書が多いのではないかと思われる柴田さんと日本で最も多く本を読んでいるのではないかと思われる高橋さんそれぞれが選んだ「海外小説30冊」、また高橋さんが選んだ「ニッポンの小説30冊」と柴田さんが「海外に紹介したい現代日本の小説30冊」のリストが収録されている。
高橋さんの「ニッポンの小説30冊」の中で、漫画で唯一選ばれていた『弥次喜多 in DEEP』(しりあがり寿 エンターブレイン)を購入し、一気に読んだ。
Cosmicである!
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弥次喜多 in DEEP 廉価版 (1) (ビームコミックス) コミック – 2005/3/25
しりあがり 寿
(著)
宮藤官九郎初監督、主演=長瀬智也・中村七之助、超話題映画「真夜中の弥次さん喜多さん」原作! 天才しりあがり寿の最大最高作にして、新世紀初の手塚治虫文化賞受賞の、漫画史上に残る傑作! 映画公開に合わせた、超お買い得な廉価版、待望の刊行!
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2005/3/25
- ISBN-104757722168
- ISBN-13978-4757722163
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2005/3/25)
- 発売日 : 2005/3/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 196ページ
- ISBN-10 : 4757722168
- ISBN-13 : 978-4757722163
- Amazon 売れ筋ランキング: - 437,492位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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2010年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しりあがり寿先生の画風や思想スタンスは、
なんとなく知っていると思い込んでいただけのようだ。
軽い気持ちで
映像きっかけで、長瀬くんのしなやかな演技の裏側を知りたいだけで購入。
深すぎて、少し後悔。
映像表現に向いていない世界がブラックホールの向こう側と同じくらい存在していて、
いったん引き込まれるともう二度と戻ることはできないところに連れていかれる気がした。
なんとなく知っていると思い込んでいただけのようだ。
軽い気持ちで
映像きっかけで、長瀬くんのしなやかな演技の裏側を知りたいだけで購入。
深すぎて、少し後悔。
映像表現に向いていない世界がブラックホールの向こう側と同じくらい存在していて、
いったん引き込まれるともう二度と戻ることはできないところに連れていかれる気がした。
2005年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「真夜中の弥次さん喜多さん」全2巻を読んでから、in DEEPも読みたいと思っていた矢先、この廉価版の存在を知り購入しました。元のin DEEPを読んでないので何ともいえないのですが、値段はもとより大きさも手ごろなので、この廉価版でも楽しむなら十分だなと思います。
「真夜中の弥次さん喜多さん」からさらにネタが洗練され、生と死の世界が更に色濃く描写されています。この弥次喜多シリーズは、しりあがり寿的な笑いというよりも、この作品の主題となっている「死」に注目して欲しい。またこの「死」というものを、どんよりとしたものではなく、真剣に考えつつ面白おかしく描写していくっていうのが、この作品の最大の魅力だなと思う。
「真夜中の弥次さん喜多さん」からさらにネタが洗練され、生と死の世界が更に色濃く描写されています。この弥次喜多シリーズは、しりあがり寿的な笑いというよりも、この作品の主題となっている「死」に注目して欲しい。またこの「死」というものを、どんよりとしたものではなく、真剣に考えつつ面白おかしく描写していくっていうのが、この作品の最大の魅力だなと思う。
2005年6月6日に日本でレビュー済み
不条理なギャグ作風が多い著者ですが、本作は表面上はその体裁を繕いながらも、そのバックボーンに仄かに流れているリアルな死の観念(死そのものではない)がじわじわと読者の意識を犯していきます。本当にじわじわと来ますよ。終盤はもはや読む手が止まりません。紙面に釘付けというのはこのことなんでしょうね。
シュールなギャグ作家がみせる別な一面というものに心惹かれた人には、いがらしみきお(ぼのぼの作者)の「Sink」という作品も同時にお勧めしておきます。
シュールなギャグ作家がみせる別な一面というものに心惹かれた人には、いがらしみきお(ぼのぼの作者)の「Sink」という作品も同時にお勧めしておきます。