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狂乱家族日記弐さつめ (ファミ通文庫) 文庫 – 2005/7/30

4.4 5つ星のうち4.4 7個の評価

大財閥、姫宮本家を壊滅させるという暴挙の結果、
優歌の実の姉・姫宮千子をくわえ総勢9人となった「乱崎一家」。
平和な日々が訪れるかと思いきや、退屈と平穏が死ぬほど嫌いな母・凶華は、
唐突に家族一同引き連れた新婚旅行を計画する。
一夜のうちに家の前にできあがった滑走路から、旅客機で飛び立った
「乱崎一家」に襲いかかる今度の不幸はなんだ!?

その饒舌とスピード感と巧みな語り口で読者を魅了する
新世代作家・日日日(あきら)絶好調シリーズ2巻登場!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ エンターブレイン (2005/7/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 281ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 475772358X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4757723580
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 7個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年4月28日に日本でレビュー済み
この巻は、新婚旅行のサバイバルハネムーンです。

簡単に内容を言うと、雹霞(黒の十三番)の過去の話です。

やはり、内容が暗いですが、とても面白いです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月3日に日本でレビュー済み
優しい作品だなと思う。
テーマは家族愛。(だと私は思っている)
この作品も二冊目で、一冊目のネタと同じようなテイストなので正直「勘弁してくれ…」と思うことも多々ある。凶華が問題を引き起こしたり、優しさのキーパーソン、「優歌」が今回も絡んでいたり、誰かの過去を直視して清算するところなど前回とそっくりだ。その過去の直視の仕方も、まだまだ「甘さ」を感じてしまうのは彼が若いからだろう。(私が彼よりも年長で、ひねくれているだけかもしれないが)文章の「荒っぽさ」においてもそれを感じる。
けれどそれは悪い意味ではない。
有り余っているエネルギーをここでぶつけて、そこからこの作品を生み出している。これは、この時期にしか出来ない事だと私は思うのだ。
彼の作品には、力がある。優しさも、辛さも、悲しみも甘っちょろいかもしれないが、それはこれから。
少々冗長に感じるかもしれないが、彼の文章に「入って」いければ読了はすぐ。端々に優しさが込められているこの作品。「家族」のあり方を再確認できる。
乱痴気騒ぎが大好きで、騒動を乗り越えるたびに絆は強くなる。
血の繋がりなどなくても……
そんな狂乱家族――乱崎家の一員に、あなたもなってみてはいかがだろうか?
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月21日に日本でレビュー済み
この家族、敵に容赦なさすぎです。

家族ものなのに。いや、家族ものだからなのでしょうか。

えーと、壱さつめでお屋敷を爆破消滅させた狂乱家族、この弐さつめでは無人島を破壊します。

どう破壊するかは本編をどうぞ。

「愛と絆と狂乱」の物語らしいですが「狂乱」の比重が大きすぎです。

……こんな家族見たことない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月8日に日本でレビュー済み
とにかく濃厚な文章と派手な演出が楽しいですね!

壱さつめの勢いをのこしたまま、盛りあげて、しんみりさせて、やっぱり最後は大爆発!

これぞ狂乱です! もう十年やってるベテランみたいに演出とか文章とかこなれてるんですが、本当に作者さん十八歳ですか!?

とにかくハマったら最高に楽しいので、未読のかたはお試しあれ!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート