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荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫) 文庫 – 2006/1/30
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/1/30
- ISBN-10475772604X
- ISBN-13978-4757726048
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/1/30)
- 発売日 : 2006/1/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 223ページ
- ISBN-10 : 475772604X
- ISBN-13 : 978-4757726048
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,865,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受け、07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同書は直木賞にもノミネートされた。08年『私の男』で第138回直木賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (ISBN-13:978-4044281106)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
水彩画、挿絵、漫画等
TVアニメ「さらざんまい」キャラクター原案/コミカライズ作画
画集「果ての天 青より遠く」ワニマガジン社
画集「てのひらの青」徳間書店
挿画/挿絵
「フェンネル大陸」シリーズ「トムソーヤの冒険」「朗読 宮沢賢治名作選集」シリーズ「甘栗と金貨とエルム」「甘栗と戦車とシロノワール」「カラクリ荘の異人たち」「ウィズ・ドラゴン」「さよならペンギン」「水彩画を描くきほん」「ナンシー・ドルー・ミステリ」シリーズ「リリーと海賊の身代金」「正しい魔女のつくりかた」「スパイ少女 ドーン・バックル」「星をさがして」毎日新聞童話「レンタルパパがやってきた!」「なかったことにするまほう」ほか
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書では、第1部からすると、ちょっと意外な展開を見せる。主人公に新たな恋が芽生えるのだ。こういうマイナス方向へ予想を裏切る展開は作者ならでは。
ただ、全体としては第1部にくらべてトーンダウンといった感じ。第3部を書く気をなくすのも分かるように思った。
正直一部はイマイチだと思ったんですが、この二部は良い。
少しばかり成長した荒野が恋というものを知って右往左往します。遠距離恋愛中の荒野に別の男子が告白してきたり、女子同士が揃って、とある女の子の家でAVを見たりと・・まぁ色々起こります。
一人の少女の成長を描いた物語なので、話としてはひどく平凡かもしれませんが、全体に流れる何ともいえない雰囲気が良い。
今作のラストで遠距離恋愛中の相手が日本に帰ってくるし、となると、次回ではやっぱりくっつくのかな?
何にせよ楽しみな作品であります。('-,_ω-`)プッ
主人公の荒野はクラスメイトの悠也に一目ぼれしますが、実は悠也は……。
こう書くとなんだかありきたりな少女小説のようですが、そこは『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』や『私の男』の桜庭一樹、「おんな」というものを浮かび上がらせながら、流れるような美しい文体で話を展開させていきます。『私の男』や『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』のような性愛や児童虐待を取り扱ったインモラルな恋愛ではもちろんありませんので、そういうのが苦手な方でも楽しめます。しかし桜庭一樹の持ち味である毒はないわけではありませんので、ご注意を。(まあ、そこらへんはバランスが取られているのでご安心を)
登場人物の殆どが中学生なので、まあそういうことに興味が出てくる年頃だろうな、とは思うのですが。
荒野の周囲の人々の恋模様も描かれてきて、恋の素敵さだけじゃなく少しどろどろしたところにも踏み込んで描かれています。
……正直第3部がどうなるのか期待半分不安半分で怖いです。