キッカケは表紙買いでしたタイトルにも書きましたが
かなり読み手を選ぶ作品です。
普通のラノベ読みには、少ししんどい構成かもしれません。
ですが、読める人には色々感じられる部分があると思います。
少し普段と違う雰囲気の作品が読みたい人にはお勧めです。
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永遠のフローズンチョコレート (ファミ通文庫) 文庫 – 2006/2/27
連続殺人を続ける女子高生、理保とそのすべてを諦めきったようなボーイフレンド基樹。ある日彼らの前に「死なない」少女、実和が現れたことから、ふたりの「変わらない日常」は微妙に変化していく――。うつろいやすく、永遠に続く「日常」をドライに活写する秀抜な青春ストーリー。「えんため大賞」受賞作家、扇智史の新境地! ワダアルコのエッジの効いたイラスト、デザインで衝撃の登場!!
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/2/27
- ISBN-104757726279
- ISBN-13978-4757726277
登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/2/27)
- 発売日 : 2006/2/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 251ページ
- ISBN-10 : 4757726279
- ISBN-13 : 978-4757726277
- Amazon 売れ筋ランキング: - 963,327位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年7月20日に日本でレビュー済み
こういうのがあるからラノベは駄目だって言われるんだよ。プチ西尾維新、プチ舞城王太郎。プチすぎる。足元にも及んでないのが非常に痛い。無意味な各章にタイトル引用とかさ、一ファンが書いた同人誌小説みたいな感じで非常に不快。てゆうか、もう類型すぎるし、近視感がすごい。
類型的なキャラ、類型的な展開を配置しまくって、最近の西尾作品に見られるエロさを少しだけ強調して、使えば使うほど安っぽくなるサブカル系の小道具を無意味に乱用(ギルティ、三国夢双、ニンテンドッグス、エヴァ、ほかたぶん多数)して大自爆。たとえば、吉田修一の「パレード」なんかでは、そういうのが非常にうまく使われているけれど、下手な人が使えばこうも安っぽくなるのかと愕然。
キャラの世界に対する独白(居心地が悪い、世界なんて滅びちゃえ)的なものがうだうだ直截的に語られてるんだけど、そういうの言うのは『恥ずかしい』ことなんだよ? 気づいてないんだ。西尾維新も舞城も、佐藤友哉や滝本竜彦ですら小説の中ではそんなこと直截的には言わない。彼らはそれが恥ずかしくて、小説として全然駄目だってことを知っているから。
ライトノベルの駄目さを見事に見せつけられた作品。
類型的なキャラ、類型的な展開を配置しまくって、最近の西尾作品に見られるエロさを少しだけ強調して、使えば使うほど安っぽくなるサブカル系の小道具を無意味に乱用(ギルティ、三国夢双、ニンテンドッグス、エヴァ、ほかたぶん多数)して大自爆。たとえば、吉田修一の「パレード」なんかでは、そういうのが非常にうまく使われているけれど、下手な人が使えばこうも安っぽくなるのかと愕然。
キャラの世界に対する独白(居心地が悪い、世界なんて滅びちゃえ)的なものがうだうだ直截的に語られてるんだけど、そういうの言うのは『恥ずかしい』ことなんだよ? 気づいてないんだ。西尾維新も舞城も、佐藤友哉や滝本竜彦ですら小説の中ではそんなこと直截的には言わない。彼らはそれが恥ずかしくて、小説として全然駄目だってことを知っているから。
ライトノベルの駄目さを見事に見せつけられた作品。
2006年3月9日に日本でレビュー済み
全体的に漂う雰囲気はドライかつビターなイメージ。
世の中を斜めに見ることしかできなくて、ひねくれていて、どこか達観しているようでいて、壊れていて。
そんなキャラクターの青春と恋の物語。
個人的にこういう話は凄い好み。自分自身がひねくれてるってのもあるんだろうけど。
ファミ通文庫なのに電撃ネタのラッシュがあったのには思わず笑ってしまった。
各章のタイトルが小説をもじっているのもお気に入りだったり。
世の中を斜めに見ることしかできなくて、ひねくれていて、どこか達観しているようでいて、壊れていて。
そんなキャラクターの青春と恋の物語。
個人的にこういう話は凄い好み。自分自身がひねくれてるってのもあるんだろうけど。
ファミ通文庫なのに電撃ネタのラッシュがあったのには思わず笑ってしまった。
各章のタイトルが小説をもじっているのもお気に入りだったり。
2006年3月22日に日本でレビュー済み
はいはい、表紙買い表紙買い。('-,_ω-`)プッ
で、表紙につられて買ってみたわけですが内容の方も良かったですよ。主人公の女の子が人の九人も殺してる殺人鬼で、さらにもう一人女の子が出てくるんですけど、その子はいくら切っても切っても死なない不死身の身体を所有してて・・といった常軌を逸した設定で進行していく物語です。
で、その常軌を逸した設定があんまりうまく機能していないように感じましたが、それは一先ず置いといて。キャラの心理描写が非常にうまいなぁと感じました。ちょっとひねくれた女の子とか世の中に対して無関心無感動を装ってる男の子とかの心理を正確に描いているな、と。
ラストで不死身の女の子のキャラがそれまでのキャラと変わってしまうところにいささか違和感を感じたわけですが、それ以外は良かったです。なんかね、今までその女の子は妙にあっけらかんとしてる萌えキャラだったわけですが、ラストでいきなりシリアスな感じのキャラに変わるんですよね。それがちょっと違和感あったかなーと個人的には思うのですが、しかし不死身の身体を所有しててあっけらかん一辺倒のキャラじゃそれも変かな、とも思うので、ラストのアレはアレで理に適ってるのかな。よく分かりません。('-,_ω-`)プッ
ま、個人的にはお勧めの一作です。近頃のライトノベルにはかなり失望していたのですが、今作はまた僕に「ラノベ読んでみようかな」と思わせてくれました。('-,_ω-`)プッ
で、表紙につられて買ってみたわけですが内容の方も良かったですよ。主人公の女の子が人の九人も殺してる殺人鬼で、さらにもう一人女の子が出てくるんですけど、その子はいくら切っても切っても死なない不死身の身体を所有してて・・といった常軌を逸した設定で進行していく物語です。
で、その常軌を逸した設定があんまりうまく機能していないように感じましたが、それは一先ず置いといて。キャラの心理描写が非常にうまいなぁと感じました。ちょっとひねくれた女の子とか世の中に対して無関心無感動を装ってる男の子とかの心理を正確に描いているな、と。
ラストで不死身の女の子のキャラがそれまでのキャラと変わってしまうところにいささか違和感を感じたわけですが、それ以外は良かったです。なんかね、今までその女の子は妙にあっけらかんとしてる萌えキャラだったわけですが、ラストでいきなりシリアスな感じのキャラに変わるんですよね。それがちょっと違和感あったかなーと個人的には思うのですが、しかし不死身の身体を所有しててあっけらかん一辺倒のキャラじゃそれも変かな、とも思うので、ラストのアレはアレで理に適ってるのかな。よく分かりません。('-,_ω-`)プッ
ま、個人的にはお勧めの一作です。近頃のライトノベルにはかなり失望していたのですが、今作はまた僕に「ラノベ読んでみようかな」と思わせてくれました。('-,_ω-`)プッ