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カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~ (ファミ通文庫) 文庫 – 2006/3/30
舞台は1900年代中期英国領インド??海に面した小さな都市パンダリーコット。祖国イギリスを離れインドに移り住むことになったシャーロット=シンクレアは、現地の女学校で東洋の宝石ともいうべく黒い瞳の美少女、カーリーと出会う。美しくも聡明なカーリーに惹かれ、急速に親しくなっていくシャーロット。しかし、この小さな出会いが、この神秘の国に新たな風を吹かせることになるのだった??。ロマン溢れる魅惑の地インドを舞台に、高殿円×椋本夏夜が華麗に綴る入魂の恋愛巨編!
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/3/30
- ISBN-104757726619
- ISBN-13978-4757726611
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/3/30)
- 発売日 : 2006/3/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 317ページ
- ISBN-10 : 4757726619
- ISBN-13 : 978-4757726611
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,684,920位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年兵庫生まれ。2000年に『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。ファンタジイを中心に40冊にのぼるライトノベルを上梓する人気作家。他にノンフィクション『オーダーメイドダーリン』や漫画、芝居、映画の原作も手掛ける(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『トッカン―特別国税徴収官』(ISBN-10:4152091371)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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11グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
講談社文庫の全巻持ってますが、大フアンになってしまい、どうしても挿絵でもカーリーを楽しみたくて電撃文庫版も買ってしまいました。
2015年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、本から遠ざかっていたのですが、この本のおかげで読書の楽しさが蘇って来ました。閉鎖的な寄宿で仲間と過ごす日々、学ぶ喜び、少し切ない初恋がすべて詰まってます!少女たちの何気ない生活に潜む国の思惑などにドキッとさせらます。時代に巻き込まれながらも、そのなかで精一杯生きる主人公たちの勇姿に注目です!
2009年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
と作者さんもおっしゃる通り、この話は乙女の夢・決定版です。
蜂蜜色のふわふわブロンドにグリーンの瞳の純真無垢な美少女が、植民地時代のインドで美しいオニキスの瞳の少女と出会い、寄宿学校でルームメイトになる!
文句なくロマンチックな作品ですが、高殿作品だけあって甘く可愛いだけではありません。
主人公のシャーロットは、14歳ではじめて同じ年頃の少女達と寄宿学校で暮らす事によって「社会の縮図」を垣間見ます。
インド人のカーリー、アメリカ人を母にもつヴェロニカ、ユダヤ人のヘンリエッタ、日本人のミチル。
本人の資質だけではすまない身分制社会のど真ん中で友情を築いてゆきます。
その過程で自分の住む社会に疑問を持ち、何かを学びはじめます。
もちろん、お約束の真夜中のお茶会や意地悪なクラスメート、インドの王子も出てきます。
ヴィクトリアンラブストーリーが好きならおススメです。
蜂蜜色のふわふわブロンドにグリーンの瞳の純真無垢な美少女が、植民地時代のインドで美しいオニキスの瞳の少女と出会い、寄宿学校でルームメイトになる!
文句なくロマンチックな作品ですが、高殿作品だけあって甘く可愛いだけではありません。
主人公のシャーロットは、14歳ではじめて同じ年頃の少女達と寄宿学校で暮らす事によって「社会の縮図」を垣間見ます。
インド人のカーリー、アメリカ人を母にもつヴェロニカ、ユダヤ人のヘンリエッタ、日本人のミチル。
本人の資質だけではすまない身分制社会のど真ん中で友情を築いてゆきます。
その過程で自分の住む社会に疑問を持ち、何かを学びはじめます。
もちろん、お約束の真夜中のお茶会や意地悪なクラスメート、インドの王子も出てきます。
ヴィクトリアンラブストーリーが好きならおススメです。
2006年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美しい初恋。まばゆい青春。
ちょっと忘れていたような切なさを味あわせてくれる、ロマンチックな物語です。
激動の時代、その流れに取り残されたように伝統が息づく女学校で果たされた、運命の出逢い。
背後まで迫っている戦争の足音が読者に別離の予感を与えるからこそ、懸命に絆を結ぼうとするシャーロットとカーリーの姿が胸に沁みます。そしてまた、クラスメイトたちとの友情。年を経ても大切に大切に仕舞われている、遠い日の思い出。
懐古調のシャーロットの語りが、いっそうセピア色の風景を愛しく思わせる――。
単なる寄宿学校モノの枠に留まらず、ライトノベルらしい面もあり、高殿流ウンチクもあり、歴史モノの魅力あり、女性の方には世界史好きも苦手もぜひ読んで欲しい物語です。高殿先生のHPで見られる、カーリー「予告編」のムービーがまたぴったりなので、迷っている方はぜひご覧になってください。
ちょっと忘れていたような切なさを味あわせてくれる、ロマンチックな物語です。
激動の時代、その流れに取り残されたように伝統が息づく女学校で果たされた、運命の出逢い。
背後まで迫っている戦争の足音が読者に別離の予感を与えるからこそ、懸命に絆を結ぼうとするシャーロットとカーリーの姿が胸に沁みます。そしてまた、クラスメイトたちとの友情。年を経ても大切に大切に仕舞われている、遠い日の思い出。
懐古調のシャーロットの語りが、いっそうセピア色の風景を愛しく思わせる――。
単なる寄宿学校モノの枠に留まらず、ライトノベルらしい面もあり、高殿流ウンチクもあり、歴史モノの魅力あり、女性の方には世界史好きも苦手もぜひ読んで欲しい物語です。高殿先生のHPで見られる、カーリー「予告編」のムービーがまたぴったりなので、迷っている方はぜひご覧になってください。
2013年2月10日に日本でレビュー済み
第二次世界大戦前の異国物語ですが、主人公が少女なので、最初はどうなることかと思いましたが、恰幅の良さで乗り切っていく数々のシーンはテンポも良く、英語なまりを大阪弁で表現させるなどのテクニックも相まって、その雰囲気に安心して浸かれました。複雑ですが分かりやすい伏線が敷かれていて、主人公に早く教えてやりたいという欲求で読み進めてしまう1冊です。
2006年4月4日に日本でレビュー済み
本屋でふらりと一目ぼれして購入しました。まさかこんなに大当たりだったなんて!!
児童書やライトノベル、さらに英国系が好きな人は是非読むべき!!
舞台はちょうど第一次世界大戦と第二次世界大戦の間のイギリス領のインド、でも内容はイギリスのパブリックスクール学園物っていうべきか。
当時の不安定で複雑な世界情勢も背景というか結構深く関わっていますが、正直『サルでもわかる当時の世界情勢』的な書き方なので(おそらく作者の狙いかと思われる)、そんなに深刻には感じ取れません。。。(主人公目線なので)
何故ならこれは初恋ラブ(作者談)ストーリーだからです。
主人公たちの設定についてはネタバレになってしまうので書きませんが、表紙を見て『マリ●て?』『百合なお話?』と思われた貴方、いいえ違います。
これは初恋ラブ(しつこいが作者談)ストーリーです。
続刊ありのようですが、正直私はこの1冊で大満足でした。
むしろ話がややこしく悲惨になるくらいならこの1冊だけでも良いかも…なんて思っちゃったりもしますが、続編ももちろん買います(笑)
作者の技量も信じていますよ!
帯に『黄金コンビ』と書かれるだけあって、挿絵もイメージそのまま!(私はですが)
ちょっと現実逃避したい貴方や、甘酸っぱい恋物語、ブリティッシュロマンに飢えてる貴女におススメします!
ちなみに世界情勢的に私的にはミチルの今後が気になります…。
児童書やライトノベル、さらに英国系が好きな人は是非読むべき!!
舞台はちょうど第一次世界大戦と第二次世界大戦の間のイギリス領のインド、でも内容はイギリスのパブリックスクール学園物っていうべきか。
当時の不安定で複雑な世界情勢も背景というか結構深く関わっていますが、正直『サルでもわかる当時の世界情勢』的な書き方なので(おそらく作者の狙いかと思われる)、そんなに深刻には感じ取れません。。。(主人公目線なので)
何故ならこれは初恋ラブ(作者談)ストーリーだからです。
主人公たちの設定についてはネタバレになってしまうので書きませんが、表紙を見て『マリ●て?』『百合なお話?』と思われた貴方、いいえ違います。
これは初恋ラブ(しつこいが作者談)ストーリーです。
続刊ありのようですが、正直私はこの1冊で大満足でした。
むしろ話がややこしく悲惨になるくらいならこの1冊だけでも良いかも…なんて思っちゃったりもしますが、続編ももちろん買います(笑)
作者の技量も信じていますよ!
帯に『黄金コンビ』と書かれるだけあって、挿絵もイメージそのまま!(私はですが)
ちょっと現実逃避したい貴方や、甘酸っぱい恋物語、ブリティッシュロマンに飢えてる貴女におススメします!
ちなみに世界情勢的に私的にはミチルの今後が気になります…。
2006年4月7日に日本でレビュー済み
高殿円は遠征王シリーズや銃姫がいいと聞いていたけれど、いまさら何冊も買うのもと思って、絵もいいし手をだしました。
そしたら、めちゃめちゃいい!
ヴィクトリア時代のしきたりの残る英国居留地に閉じこめられ、それでも寄宿舎で生き生きと過ごす少女たち。
たてロールのお嬢さまに真夜中のお茶会にMI6!?(バンコランを思い出したのは私だけではないはずだ)
そして、幼なじみのインドの○○様との国をかけた恋!
女の子なら必見の内容です。
めちゃオススメです!
そしたら、めちゃめちゃいい!
ヴィクトリア時代のしきたりの残る英国居留地に閉じこめられ、それでも寄宿舎で生き生きと過ごす少女たち。
たてロールのお嬢さまに真夜中のお茶会にMI6!?(バンコランを思い出したのは私だけではないはずだ)
そして、幼なじみのインドの○○様との国をかけた恋!
女の子なら必見の内容です。
めちゃオススメです!
2006年6月13日に日本でレビュー済み
表紙イラストと出版社で、偏見を持ってはいけません!!
わたしも萌え系の百合系の・・・etc.と一瞬躊躇しましたが(萌え・百合に偏見はありませんが、それに乗っかった中身のうすっぺらい本、近頃多いので。。。)、読んでみるとページをめくる手が止められなくって、久々に明け方まで読書してしまいました。
イラストと良く合う優しい柔らかい語り口、思春期の恋、戦争の影、陰謀、出生の秘密・・・など、見所満載です。
個人的には、「NANA」を彷彿とさせる懐かしく切ない回顧形の語りが、以後どう繋がっていくのか、気になります。
極上のエンターテイメントに分類は不要。
少女小説好きのあなたも、萌えたいあなたも、その他の方も、ご一読を!
わたしも萌え系の百合系の・・・etc.と一瞬躊躇しましたが(萌え・百合に偏見はありませんが、それに乗っかった中身のうすっぺらい本、近頃多いので。。。)、読んでみるとページをめくる手が止められなくって、久々に明け方まで読書してしまいました。
イラストと良く合う優しい柔らかい語り口、思春期の恋、戦争の影、陰謀、出生の秘密・・・など、見所満載です。
個人的には、「NANA」を彷彿とさせる懐かしく切ない回顧形の語りが、以後どう繋がっていくのか、気になります。
極上のエンターテイメントに分類は不要。
少女小説好きのあなたも、萌えたいあなたも、その他の方も、ご一読を!