「まことの騎士」の素晴らしさはレビュー諸氏が語っているので特に付け加えることはない。
この本の魅力はもう一つ、きくたけさんの「ディングレイの魔核」の注記にある鈴吹太郎さんのツッコミにある。
人間同士のコミュニケーションで行うTRPGをうまく進めるためにはいろんな技術があるが、
この本ではきくたけ節に含まれる技術を鈴吹氏が解説するという楽しい遊びがある。
読み物として楽しいリプレイも大歓迎だが、本書のように実際に、また卓に座ってみたくなるようなりプレイも大歓迎。
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ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ ハイデルランド英雄譚 (ファミ通文庫) 文庫 – 2006/4/28
きくたけファン待望、幻想英雄譚「ブレイド・オブ・アルカナ」リプレイ、「ディングレイの魔核」文庫化!4月3日発売のルールブック「ブレイド・オブ・アルカナThe 3rd Edition」に合わせ、リライト&イラスト書き下ろしでの登場です。カップリングは、稲葉義明のまったくテイストのちがう本格騎士物語リプレイ、「まことの騎士」!
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/4/28
- ISBN-104757727461
- ISBN-13978-4757727465
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/4/28)
- 発売日 : 2006/4/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4757727461
- ISBN-13 : 978-4757727465
- Amazon 売れ筋ランキング: - 797,313位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 60位ゲームリプレイノベル
- - 880位ファミ通文庫
- - 72,016位エンターテイメント (本)
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2007年1月31日に日本でレビュー済み
まあ、しかしこの二つ、おもしろいぐらいに正反対な雰囲気のリプレイなんですよね。
前半は、「ディングレイの魔核」。三人のPCがみんなどこか抜けているというか、変なキャラというか、一癖あるというか……そして極めつけは、「魔神も拍手しているぞ!」というGMの描写!うわー、魔神の扱いが軽ーい。
後半は「まことの騎士」。これぞブレカナ!って感じのリプレイです。
しかし、これはリプレイというよりは、まるで普通の英雄譚を読んでいるかのような錯覚に陥ります。それぐらい、シリアスというか、ヒロイックなプレイが、ブレカナではできるのだと証明してくれたようなリプレイです。まさに、お手本。
「ディングレイの魔核」も「まことの騎士」も、ブレカナのシナリオを作る上でのいい見本になってくれると思いますよ?
前半は、「ディングレイの魔核」。三人のPCがみんなどこか抜けているというか、変なキャラというか、一癖あるというか……そして極めつけは、「魔神も拍手しているぞ!」というGMの描写!うわー、魔神の扱いが軽ーい。
後半は「まことの騎士」。これぞブレカナ!って感じのリプレイです。
しかし、これはリプレイというよりは、まるで普通の英雄譚を読んでいるかのような錯覚に陥ります。それぐらい、シリアスというか、ヒロイックなプレイが、ブレカナではできるのだと証明してくれたようなリプレイです。まさに、お手本。
「ディングレイの魔核」も「まことの騎士」も、ブレカナのシナリオを作る上でのいい見本になってくれると思いますよ?
2007年1月31日に日本でレビュー済み
ブレカナ3というシステムを使ったプレイを世間に示すお手本の作品2つ。
前半は菊池たけし氏GMによるもので、お決まりの「世界滅亡」と「それを救うヒーローたち」という展開の物語。
しかし、菊池たけしリプレイにありがちな「PCの悪ノリだけで進行してルールを超越してしまう」部分も少なく、一風変わったブレカナのプレイ形式の一つとして、笑いながら楽しめる作品。
後半のリプレイは稲葉氏によるものであり、これぞ「ブレカナ」といえる最高作品である。
前半リプレイとはがらりと印象が変わるが、ブレカナ・リプレイのお手本としては、見事としか言いようがない。
これからブレカナを始めようという方には必見の作品である。
前半は菊池たけし氏GMによるもので、お決まりの「世界滅亡」と「それを救うヒーローたち」という展開の物語。
しかし、菊池たけしリプレイにありがちな「PCの悪ノリだけで進行してルールを超越してしまう」部分も少なく、一風変わったブレカナのプレイ形式の一つとして、笑いながら楽しめる作品。
後半のリプレイは稲葉氏によるものであり、これぞ「ブレカナ」といえる最高作品である。
前半リプレイとはがらりと印象が変わるが、ブレカナ・リプレイのお手本としては、見事としか言いようがない。
これからブレカナを始めようという方には必見の作品である。
2006年12月18日に日本でレビュー済み
きくたけ氏「ディングレイの魔核」と稲葉氏「まことの騎士」。余りにも印象が異なるが、どちらも楽しめる。あえて言えば、きくたけ氏のリプレイは「いつもの」リプレイであり、安心して楽しめるがBOAの世界観である必然性が薄いかもしれない。対して稲葉氏のリプレイはBOAのルール(因果律など)をシナリオとキャラクターの設定に組み込んで利用しており、見事というほかない。リプレイ全体の雰囲気も稲葉氏の方が世界観により合致していると思う。しかしプレイスタイルが異なるというだけで優劣はなく、むしろ様々な遊び方の参考に出来るのでお得な本になっているとも言える。
蛇足だが個人的に「まことの騎士」は最高のリプレイかつ物語の一つであると思う。
蛇足だが個人的に「まことの騎士」は最高のリプレイかつ物語の一つであると思う。