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“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫) 文庫 – 2006/4/28

4.3 5つ星のうち4.3 161個の評価

この商品には新版があります:

天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ エンターブレイン (2006/4/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/4/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 254ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4757728069
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4757728066
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 161個の評価

著者について

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野村 美月
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福島出身。『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回えんため大賞小説部門最優秀賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 “文学少女”と恋する挿話集3 (ISBN-13: 978-4047264878 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
161グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知り合いにおすすめされて今更読みましたが、遠子先輩のキャラクターがかっこよく、お茶目で、かわいく、美しくて大好きになりました。
この話を読んでから、小説を読むたびに「もしこの小説を食べたらしいどんな味がするのだろう」と考えてしまいます。
きっと本作の味はぴりっと辛みがあるけれど、噛むほどに甘さを感じる優しい味なんじゃないかなと思います。
小説を読むときの価値観がよい意味で変わる、素晴らしい話でした。
2022年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は文芸作品というものがあまり好きではない。
見る小説のジャンルは、
ラノベ。
ラノベ。
ラノベ。

そう、ラノベ一択だ。

文学少女も、ラノベのひとつと言えよう。
しかし、私にとってこの作品は文芸作品と感じていた。
作中の、数々の作家が書いた作品が分からない私に、分からないというのに、そっと心を揺さぶるようなお話。
未だに、国語の時間では、抵抗があるのだ。
どんなに面白い作品であろうと、ラノベ以外は読めない。
それは私に掛けられた、一種の首輪だ。

それを易々と越えたのは、この作品だった。
難しい話は読みたくない。
そんなただの子供心を抱えていた中学生の私は、みるみるこの作品に心を奪われていった。
大好きだった。
この作品を読んで得る切なさが、ただ、全てがいいように進むわけでない、この感覚が。

今でも私はハッピーエンド至上主義だ。

なのに、何故だろう。

私は今でもこうして、この作品に囚われ続けている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
途中まではすごく面白かったのですが、屋上に連れて行かれるあたりから物語が破綻していました。
なんで犯人はあんなに説明口調で語ったんでしょうか。
正直に言ってあのシーンで一気に醒めましたし、その語る内容も破綻しています。
その後も色々とあるんですが、展開も、推理もご都合的で無理がありました。
全ては、屋上で醒めてしまってから物語に入り込めず、醒めた目で小説を読んでいたからだと思います。

ですが、物語に入り込んでいればそれなりに面白かったんじゃないかなと思いますし、途中までは本当に面白かったです。
文章も過不足なく、読み始めて数分で物語の中に引き込まれていました。

登場人物も――う〜ん、欠点はありますが欠点より魅力のほうが勝っている人物が多かったと思います。

総合的に見て、★4つです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子用。
今どきの子供たちは、このようなタイトルでも問題ないのですね。
昭和40年代世代には想像もできません。
内容は面白い、とのことです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このシリーズは、一言で言っておもしろいとおもいます。文学を愛しすぎている天野遠子、
元大人気作家であり、遠子に小説を書きながらも心に傷を負う井上心葉。2人が通う学園で
次々とおこる事件に立ち向かいながら、心葉も心を癒やしていきます。ぜひよんで!!!!!!!!!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常にラノベ的な設定で愉しそうなのに、なんで設定を活かさないのか・・・。素晴らしい設定環境下で、何故に地味なストーリー展開をする・・・。あと、続刊もの前提で伏線を派手にバラマキもろくに回収しないとは、これ如何に。ま、読むけどねw

人間失格の主人公とS、又は太宰治と山崎富栄の関係に準えた構図が、片岡愁二と咲子、竹田千愛と斉藤静香、井上子葉と美羽とデフレスパイラル顔負けに循環していて、この高校の校舎屋上はちょっとした自殺の名所となっているのではないかと思った。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年6月9日に日本でレビュー済み
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私が思うより低評価なのでとにかく1票足したい。
他のレビューの中の「とにかく、読書という行為に少しでも思い入れのある人には手にとってもらいたい一冊です。」の一文に共感しました。
クライマックスで“文学少女”遠子先輩が絶望している友人に対して太宰治のいろいろな作品を挙げ「これを読まずに死ぬなんてもったいないわ!」と言い立てる4頁にわたる真剣な説得。これは本好きにはたまらない。
読むことで自分と似た誰かに共感できる。もっと読むことで自分と違う誰かを知ることができる。もっともっと読めば自分の知らない世界へも進む勇気が出る。こんな読書の喜びを再確認させてくれた良書です。
文学を読み込むだけではなくて、過去の文学から生きている人の心を想像して発言し、新しい文学創造を期待する、アクティブな“文学少女”遠子さんの魅力に降参です。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨年劇場版アニメを少し観た事もあり今回の還元セールで思い切って購入しました。

野村さんの作品は初めてでしたが巧みな叙述トリックには感服しました。
今作の本題は太宰治とその著作『人間失格』誰もが知っている作品ではありますが、内容自体は余り万人向けではなく、私も中学生期に読みましたが余り理解出来たとは思えませんでした。
しかし、本作ではわかりやすく太宰治の描く心情と批評を読者に投げかけていますし、大人になった今では共感出来る部分も幾分あり感慨深くもありました。

純文学も読む方にもこのライトノベルはオススメです。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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