今回は元気で素敵なプリンセスが転校してきます。
「王女さまときたら、脱走しないとだめなんですよ!
転校生ときたら、騒動の元でないとだめなんですよ!!」
という作者の趣味がつまった一冊です(笑)
生命力にあふれた少女たちが繰りひろげる
笑いあり、恋あり、ケンカあり、友情ありの寄宿舎生活の描写が
わたしたち読者にまでパワーをくれるようです。
それと同時に、作者の筆は
人の心に秘められた情熱・哀しみ・せつなさ・・・や
人生に立ち向かってゆく少女達のしなやかな強さを描いていきます。
読むととてもあたたかな気持ちになれて・・・
それも、このシリーズの魅力のひとつかな? と個人的には思います。
もちろん青春ラブ!もかかせません。
今回シャーロットとカーリーさんのカラミは少なめですが
その分、濃密なシーンがあって、楽しかったデス
歴史と出生の謎に翻弄される恋は、果たして成就するのか?
読者としては気になるところですが、
そこで終わるかーっ!? ていうラストが小憎らしい。
あー!早く続きが読みたーい!!
これで放置しないでくださいね。お願い。
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カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~ (ファミ通文庫) 文庫 – 2006/9/30
- 本の長さ442ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/9/30
- ISBN-104757729111
- ISBN-13978-4757729117
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/9/30)
- 発売日 : 2006/9/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 442ページ
- ISBN-10 : 4757729111
- ISBN-13 : 978-4757729117
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,833,279位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年兵庫生まれ。2000年に『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。ファンタジイを中心に40冊にのぼるライトノベルを上梓する人気作家。他にノンフィクション『オーダーメイドダーリン』や漫画、芝居、映画の原作も手掛ける(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『トッカン―特別国税徴収官』(ISBN-10:4152091371)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
12グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年2月11日に日本でレビュー済み
第二次世界大戦開戦直後のお話しとなりました本巻ですが、ちょっと厚めで一筋縄ではいかないストーリーでした。主人公の切ないモノローグで途中から薄々感じ始めるのですが、どのような落とし所に持っていくのか、表面上の伏線にや和やかな学園生活に囚われていて主人公同様に気がつきませんでした。この物語にはそんな雰囲気で惑わせてしまう魅力があるのです。あとがきでは主人公の幼少期、物語の半分と記載があるので、その4年後も気になるのですが…
2006年9月29日に日本でレビュー済み
フライングでゲット致しました。
待っていましたの続編です。
分厚いです。でもその分楽しみも倍増です。
この分厚さですが、とても読みやすい文章で私は好きです。
前作でも思いましたが、女性の方に読んで頂きたい本です。
忘れていた何かを思い出す・・かも??
さて、本編の方は・・怒濤の展開です。
途中まではプリンセスのお話中心ですが、後半に入ると、え?そうだったの?と確信部分に入っていきます。
第二次世界大戦の話の勉強にもなりますね〜。
でもでも、一番好きなシーンは二人の会話です。
シャーロットは気づいていませんが・・カーリーのシャーロットラブな台詞が沢山あります。
カーリーの意外な一面も・・。
続刊が大変待ち遠しいです。
待っていましたの続編です。
分厚いです。でもその分楽しみも倍増です。
この分厚さですが、とても読みやすい文章で私は好きです。
前作でも思いましたが、女性の方に読んで頂きたい本です。
忘れていた何かを思い出す・・かも??
さて、本編の方は・・怒濤の展開です。
途中まではプリンセスのお話中心ですが、後半に入ると、え?そうだったの?と確信部分に入っていきます。
第二次世界大戦の話の勉強にもなりますね〜。
でもでも、一番好きなシーンは二人の会話です。
シャーロットは気づいていませんが・・カーリーのシャーロットラブな台詞が沢山あります。
カーリーの意外な一面も・・。
続刊が大変待ち遠しいです。
2006年10月3日に日本でレビュー済み
こんなにたくさんの人に読んでほしいと思ったお話は久しぶり。
私はこのカーリーという作品に出会えたことを感謝してます。
主人公のシャーロット視点で進んでいく中に寄宿舎生活の面白さが!
女の子たちは皆可愛いなぁと、ついつい顔が勝手に笑ってしまいます。
戦争が迫る本編内容も素晴らしいし、たくさんの謎につつまれた運命の初恋相手の存在。
母親の過去や出生の秘密、カーリーとシャーロットのほほえましい会話。
2人には幸せになってほしいけど目の前には大きな問題山積み、今後も波乱が待ち受けてそう。
どちらかといえば女性向けですが、男性の方でも本当に面白く読めると思います。
それにしてもあの終わり方は反則ですね(笑)
高殿先生、関係者様どうか続きよろしくお願いします!
私はこのカーリーという作品に出会えたことを感謝してます。
主人公のシャーロット視点で進んでいく中に寄宿舎生活の面白さが!
女の子たちは皆可愛いなぁと、ついつい顔が勝手に笑ってしまいます。
戦争が迫る本編内容も素晴らしいし、たくさんの謎につつまれた運命の初恋相手の存在。
母親の過去や出生の秘密、カーリーとシャーロットのほほえましい会話。
2人には幸せになってほしいけど目の前には大きな問題山積み、今後も波乱が待ち受けてそう。
どちらかといえば女性向けですが、男性の方でも本当に面白く読めると思います。
それにしてもあの終わり方は反則ですね(笑)
高殿先生、関係者様どうか続きよろしくお願いします!
2010年10月9日に日本でレビュー済み
タイトルどおり、非常によくできた少女小説です。一巻発売当時に世界観に引かれて購入、実際に読んだのは二年くらいたってからだったんですが、もっと早く読んでいればよかった!と後悔しきり。読了後、あわてて二巻を探し回りました。
お話がしっかり作られていて、本当におもしろいです。実際の歴史にそぐわないというような指摘をレビューで見たこともありますが、それはフィクションの部分ということでしょう。その辺の塩梅も好みでした。
キャラクターももちろんよかったのですが、なによりキャラクターの使い方がいいという印象でした。お話のあるべきところにあるべきキャラクターがいる感じ。
これだけ魅力的な話なのに、続きが出ないのはもったいない!
ということで、第二次世界大戦前後の歴史に興味のある方、少女小説がお好きな方にはご一読をおすすめします。
お話がしっかり作られていて、本当におもしろいです。実際の歴史にそぐわないというような指摘をレビューで見たこともありますが、それはフィクションの部分ということでしょう。その辺の塩梅も好みでした。
キャラクターももちろんよかったのですが、なによりキャラクターの使い方がいいという印象でした。お話のあるべきところにあるべきキャラクターがいる感じ。
これだけ魅力的な話なのに、続きが出ないのはもったいない!
ということで、第二次世界大戦前後の歴史に興味のある方、少女小説がお好きな方にはご一読をおすすめします。
2011年4月24日に日本でレビュー済み
知っていたらもっと早くに読んでいたと思います。本当にすばらしい…。
逆に読まなければよかったとも思いました。続きが読みたいのに続編が刊行されていない。
読みたいのに読むことが出来ない…生殺しにされた心境です。
わたしの中でもし続刊が出たら読みたい本の1番になりました。
逆に読まなければよかったとも思いました。続きが読みたいのに続編が刊行されていない。
読みたいのに読むことが出来ない…生殺しにされた心境です。
わたしの中でもし続刊が出たら読みたい本の1番になりました。
2006年10月1日に日本でレビュー済み
待ちに待った続編であります!
今回も世界情勢と共に翻弄されていく主人公たちと、新しい登場人物によりより一層生き生きと少女たちの寄宿舎生活が描かれていて読み応えたっぷりの1冊になっています。
今回もカーリーのシャーロットへの溺愛ぶりがほほえましいです
(^^)シャーロットがそのことにまったく気づいてないのも良い。
新しいキャラクターも魅力的で、前巻ではちょっと憎まれ役だったあの人とも色々あったり・・・!
彼女たちの少女時代の集大成というかのように分厚くとても読み応えがあります!
だからこそ、次巻への引きが・・・!ようやく待ちに待った2巻!と思ったのに、読み終わった途端に3巻が気になって仕方ありません!
最後の一文にすべて持っていかれました(笑)
売り上げ次第とおっしゃていますが、是非是非執筆してくださいね、高殿先生。
今回も世界情勢と共に翻弄されていく主人公たちと、新しい登場人物によりより一層生き生きと少女たちの寄宿舎生活が描かれていて読み応えたっぷりの1冊になっています。
今回もカーリーのシャーロットへの溺愛ぶりがほほえましいです
(^^)シャーロットがそのことにまったく気づいてないのも良い。
新しいキャラクターも魅力的で、前巻ではちょっと憎まれ役だったあの人とも色々あったり・・・!
彼女たちの少女時代の集大成というかのように分厚くとても読み応えがあります!
だからこそ、次巻への引きが・・・!ようやく待ちに待った2巻!と思ったのに、読み終わった途端に3巻が気になって仕方ありません!
最後の一文にすべて持っていかれました(笑)
売り上げ次第とおっしゃていますが、是非是非執筆してくださいね、高殿先生。
2006年10月22日に日本でレビュー済み
思わず買ってしまいました、2巻。
普段、完結するまではあまり買わないんですが、「続編は売り上げ次第……」に負けました。
歴史モノ、第二次大戦前夜、というあたりで尻込みしている方、恐れるなかれ! 読まなければ勿体無いです。
ライトノベルで歴史? と甘く見ている方、なめちゃいけません。知っていれば楽しめる、あの人やあの事件が散りばめられています(知らなくてもシャーロットと一緒に浅く軽く勉強できます)。
百合風味が苦手な方、れっきとした正統派初恋ラブですのでご安心ください。
逆に女子寄宿学校の「女の子の花園」風味を楽しみたい方、夜中のパーティーその他あります。
今回登場のプリンセス・パティの決断には「高貴なる者の義務」が悲愴感ではなく誇り高さとして滲み出ていますし、シャーロットと共にいることを望みながらも務めを果たすため激動のなかに身を投じるカーリー、大人社会の闇を見ながらも諦めを抱くのではなくひたすらにカーリーを見つめるシャーロットの今後は必見です。
普段、完結するまではあまり買わないんですが、「続編は売り上げ次第……」に負けました。
歴史モノ、第二次大戦前夜、というあたりで尻込みしている方、恐れるなかれ! 読まなければ勿体無いです。
ライトノベルで歴史? と甘く見ている方、なめちゃいけません。知っていれば楽しめる、あの人やあの事件が散りばめられています(知らなくてもシャーロットと一緒に浅く軽く勉強できます)。
百合風味が苦手な方、れっきとした正統派初恋ラブですのでご安心ください。
逆に女子寄宿学校の「女の子の花園」風味を楽しみたい方、夜中のパーティーその他あります。
今回登場のプリンセス・パティの決断には「高貴なる者の義務」が悲愴感ではなく誇り高さとして滲み出ていますし、シャーロットと共にいることを望みながらも務めを果たすため激動のなかに身を投じるカーリー、大人社会の闇を見ながらも諦めを抱くのではなくひたすらにカーリーを見つめるシャーロットの今後は必見です。